2008年11月18日

「しめる」

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調理用語としてよく使われる言葉の一つに 「しめる」という言葉があります。
大抵平仮名で書かれていまして無理に(?)漢字を当てれば 「締める」ではないかと思っていますが 如何でしょうか。
この言葉の意味は 私自身余りよく分っていないんですが 生きている魚や鶏を 調理するために絞め殺すこと(物騒な話で恐縮です)の他 塩を振ったり酢に浸けたりするときにも使っています。
この使い方は 素材の身を締めるということではないかと 思っていますが如何でしょうか。
例えば塩でしめるとあれば 塩を振って素材の余分な水分を抜き 身を締めて固めるということだと思いますし 酢でしめるとあれば水洗いして酢に漬け 生臭みを消して身を締めるということではないかと思っています。
写真は昆布じめですが 白身魚などを塩をして両側から昆布で挟みます。
その後 簾を巻いて締め付け昆布の旨味を浸み込ませます。
この締め付けるという行為が伴いますので これも昆布じめと呼ばれているのではないでしょうか。
このようにこの業界の言葉のなかには 何となく理解しているような 出来ていないような言葉が他にもたくさんあるようです。

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2008年11月17日

ウィンナーコーヒー

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名前の通り オーストリアでの一種のコーヒーの飲み方を指していますが 「ウィンナーコーヒー」と注文されても和製の言葉でここでは通用しません。
「フランツィスカーナー」或いは「アインシュペナー」で通じると 何かの旅行案内本に記されていましたが これをここで見つけた日本人がウィーン風のコーヒーということで 名付けたのではないかと思われます。
もう一つの誤解は笑い話のようですが ウィンナーソーセージのおつまみ付きコーヒーではないかと 勘違いされているということです。
どうしたって ソーセージがコーヒーのおつまみ向きとは思えませんが。
これはウィンナーソーセージが 日本のソーセージとしての歴史が最も古く 先に普及した先輩であるための誤解ではないかと思われます。
最初に舌が回らないようなドイツ語の名前のコーヒーを挙げ 恐縮ですが このようにここオーストリアでは少し飲み方を替えただけでも コーヒーの名前がコロッと変ってしまうのです。
それ程 生活に密着した飲み物となっているのでしょうか。

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2008年11月14日

三体月

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和歌山県海南市は 世界遺産に登録された紀伊山地の霊場と 参詣道に通じる「熊野古道」への 西の玄関口とされています。
今日 この紀伊路を辿ることは 熊野信仰の跡を追うということに留まらず 全国でも屈指の豊かな自然や 長い歴史に彩られた文化遺産の宝庫である 熊野の歴史そのものを辿るということになります。
同時に海南市は会津,輪島・山中と並ぶ 紀州塗の産地でもあります。
今日はこの文化遺産と 紀州塗の一つの出会いをご紹介しましょう。
この熊野という土地は 上述しましたように文化遺産の宝庫であると同時に 伝えられた伝説も数多く持つ土地柄で まさに霊場としての面目躍如たるものがあります。
その中の一つに「三体月」という言い伝えがございます。
この三体月を漆器の世界に具現されたのが 自然をモチーフにご活躍の若手新進画家 岸上ゆか氏であります。
以下 岸上氏の三体月への思いをご紹介させていただきます。

古来より熊野には 旧暦11月23日(新暦では12月の下旬から1月初旬)の夜 熊野三山の重なる所 月が三つに分かれて昇るという言い伝えがあります。
この伝承を 漆器の美しい塗りの中に 冴えわたる漆黒の闇に昇る月として表現し 幻想的な三体月の姿を 広く皆様にお伝えすべく創作したものです。

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2008年10月21日

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日本ばかりでなく世界中で親しまれ 長~いお付き合いの鮭ですが 大別しますと白鮭,紅鮭,銀鮭,桜鱒,樺太鱒,大西洋鮭,キングサーモン(マスノスケ)の7種に代表され 日本では輸入物を含めて この全種が流通しているようであります。
生は塩焼き,粕漬け,グラタン,ムニエルなど様々な料理に利用され 一尾ごと塩漬けにされた新巻や 鮭缶で知られる水煮やオイル漬けの缶詰 そして私共では大根卸しと一緒に戴く鮭のフレーク缶や中骨缶 そのままオードブルとしても戴けるスモークサーモン など どれも馴染み深いものばかりです。
写真は醤油とみりんを合わせたつけ汁を刷毛で塗り 黒胡麻を振りかけた「風味焼き」という料理です。
一尾物の新巻は 頭から尾まで全て食べ尽くせる優れた食品ですが 取り分け北海道とは縁が深く 頭や尾も中骨と共に石狩鍋や三平汁にと利用されます。
この鮭の中で珍味の一つに数えられるのが この頭の軟骨で歯ざわりもコリッとしている氷頭と呼ばれる部分で 甘酢に漬けたナマスにして食べられています。
もう一つはエラ蓋と胸ビレの間の部分で カマと呼ばれていますが 脂がのって焼き物や粕漬けにと利用されます。

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2008年10月20日

クリストフル

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テーブルにさり気なく配置された銀器たち。
ヨーロッパでは 他の食器を大きく凌ぐ大変重要な存在の器たちであり その中心に位置するメーカーが 1830年創業の銀器の名門中の名門メーカー フランスのクリストフルであります。
創業者のシャルル・クリストフルは それまで純銀食器を使っていた王家の人々まで 彼のつくった銀メッキによる食器に替えさせたといいます。
貴金属細工師であった彼は 同時に優秀な電気メッキの技師でもありました。
今で言うEPNS製品の 草分けであります。
銀器と言えば幾世代にも亘り衆目の厳しい審美眼にさらされ ヨーロッパにおいては伝統と贅沢の極みを象徴するかのような存在であります。
幾世代にも亘る時を経て 今日に受け継がれての超一流です。
モダンでシンプル 重厚でノーブルなシルバーウェアーの魅力は今も変わらず 今でも家柄を示すステータスシンボルとなっているのです。

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2008年10月16日

京野菜

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昨日はインゲン豆と 中国野菜(食品)は人騒がせで本当に困ったものですね。
中国原産であっても 現在日本で栽培されている青梗菜(チンゲンツァイ)のような野菜もありますので 栽培地をご確認の上誤解のないようお求め下さい。
さて平安京の時代から文化の中心であった京都では 地理的に魚介の入手が難しく 代りに数多くの伝統野菜があり 今でもこの地元でシッカリと育成され続けております。
これはこの地に寺院も多く 精進料理の発展とも無関係ではないようであります。
そこで京都府では明治以前から栽培されていた野菜の中から 伝統野菜34点を選定し これが今では全国的にも人気が集まり 四季折々の京野菜が出回るようになって参りました。
私たちは夫々の野菜の味や特長を知り それを生かして料理することが大切ですが そのいくつかをこれからご紹介してまいります。
大抵は生産地の地名がそのまま 野菜の冠名となっています。
先ずは「九条ネギ」。
産地は九条の東寺界隈です。 
葉鞘部が太くて濃緑色の太ネギと 細くて浅葱色のネギがありますが 何れも日本を代表する青ネギの一種です。
次は鹿ヶ谷(ししがたに)南瓜。
元は菊座南瓜で品種改良の結果 現在のような厳つい瓢箪のような形となりました。
そして賀茂茄子。
これは京野菜の代表のようなものですので ご存知の方も多いことでしょう。
丸まった形で肉質も密 そしてズッシリと重いのが特長です。
田楽や揚げ出しにピッタリです。
そして聖護院の冠付きのカブと大根。
カブは京都名産千枚漬けの材料であり 秋にはカブラ蒸しとしても良く使われます。
このカブと同じように丸く改良された聖護院大根。
甘味があって煮崩れし難いので 煮物には最適です。
続いて万願寺唐辛子。
大型の唐辛子ですが 辛味が少なく香りが良いのが特徴です。
最後は海老芋。
土寄せによって海老のように湾曲させた里芋です。
これと棒ダラとを煮込んだ料理が 写真の京都の代表的なおばんざい「いも棒」です。

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2008年10月13日

ビーフ&ポーク・クッキング

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牛肉は部位によって 硬さや形に味が変わります。
尤も 値段も違いますが。
ですから夫々の部位に対しての調理法が異なり 夫々に適した料理も違います。
では夫々の部位に最も適した料理をご紹介しましょう。

 ① ウデ肉      : スキヤキ
 ② 肩ロース     : 薄切り焼肉
 ③ リブロース    : バーベキュー
 ④ サーロイン    : 勿論ステーキ
 ⑤ ヒレ肉      : ローストビーフ
 ⑥ ランプ       : ステーキ、ポトフ
 ⑦ オックステール : スープ、シチュー
 ⑧ 外モモ肉     : 煮込み
 ⑨ 内モモ肉     : シャブシャブ
 ⑩ バラ肉      : シチュー
 ⑪ 肩バラ肉     : カルビ
 ⑫ 前スネ肉     : ボルシチ
 ⑬ 後スネ肉     : ミートローフ
 ⑭ タ ン        : タンシチュー

全身から切り落とされた「こまぎれ肉」は 肉ジャガにして召し上がって下さい。
この他 内臓の肉も心臓のハツや肝臓のレバーが 食材として使われます。
そして中華やイタリア料理に多用されるのがトリッパ(牛の胃袋の総称)。
中でもハチノスと呼ばれる第二胃袋は ローマ風トマト煮や中華スープには欠かせない食材です。

次は豚です
豚肉は牛肉ほど部位の種類が多くはありません。
そして 柔らかさや味についてもどの部位も然程変わりません。
しかし 微妙な差を生かすのが中華料理であり メイン料理には欠かせないものであります。

 ① 肩ロース  : トンカツ
 ② ロース    : 骨付きポークチャップ
 ③ モモ肉   : 焼き豚
 ④ ヒレ肉    : ヒレカツ、酢豚
 ⑤ 外モモ   : 春巻
 ⑥ 豚 足    : スープ出汁
 ⑦ バラ肉    : 東坡肉(ドンホーロー)
 ⑧ スペアリブ : 煮込み

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2008年09月28日

越前焼と越前塗

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越前焼は日本六古窯の一つに数えられ 平安末期からという大変古い歴史を持っています。
その間生産されていたものは 甕,壷,摺り鉢,舟徳利,オハグロ壷といった生活に密着した暮らしの器たち 所謂雑器と呼ばれるものでありました。
特徴としては釉薬を使わずに焼く 焼〆や灰釉,鉄釉などを中心とした 素朴で温か味のある肌合いの陶器であります。
江戸末期より昭和に架けて廃絶の危機に直面するも 昭和45年につくられた越前陶芸村の完成を契機として 次々と窯元が復旧すると同時に新規参入の窯元も増え 現在では国から伝統工芸品の指定を受けるに至っております。
一方越前塗の歴史は更に古く 古墳時代末期にまで遡ると言われています。
こちらは言うに及ばず 越前焼同様国から指定された伝統工芸品であります。
挽き物は栃や欅を縦方向に立挽きし 塗りは刷毛の跡や埃が付かないよう 花塗りという仕上げの漆を塗るのが特徴です。
別名河和田塗とも呼ばれていますが この伝統を守る堅牢な木製漆器と 一方では業務用プラスチック食器の一大産地でもあるのです。
この越前焼と越前塗が同一産地にありながら これまでこのように組み合わされなかったことは 些か稀有なことのようにも思えますが この度此処にこのように上手く見事に組み合わせが出来ました。


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2008年09月15日

清水卯一

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鉄釉陶器により重要無形文化財保持者(人間国宝)に認定された 清水卯一氏。
初期の頃は 中国・宋代の天目に造詣の深かった石黒宗麿氏に師事されたこともあり 天目釉の先覚的第一人者の声望高い時代でありました。
申し上げるまでもないことでありますが 氏の柿釉や天目釉は単なる宋代の古器写しではなく その名声は日本的な柔らかい簡素で気品ある器体の造形と 釉薬との鮮やかな調和をもって 独自の世界を拓いたことにあります。
地味な釉薬に光を点されたこの功績が 後世の業界にも大きな影響を与えたのは必然であります。
後半生には琵琶湖・湖西の蓬莱山麓に陶房を移築されたため 以降の作品にはこの蓬莱の名が冠せられていますが この頃から青磁や白釉の作品も数多く手掛けておられます。
生涯を通して このように様々な技法を駆使した多彩で 夫々に完成された作品群を拝見するにつけ その人と成りはとても一言の代名詞では語り尽くせない 人間的な幅の広さを感じさせてくれます。

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2008年09月10日

エッセンス・プロジェクト

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大量生産を行なう多くの窯場は 成形,型起し,絵付け,窯焼きと 夫々の工程を夫々に携わる人たちに委託する分業体制が採られています。
この長崎の波佐見焼も然りでありますが この体制の弱点は多くの人たちの連携が必須であるため 新商品の開発に際し 多額の費用と時間を要するところにあります。
このため新しい商品が生まれ難いということも事実であります。
そして本来の生活の器としての焼きものは ライフスタイルや食生活の変化と共に デザインや機能も変わっていくものであります。
ここ波佐見地区も歴史ある窯場でありますが この歴史と文化,伝統と技術を継承しつつ 時代と共に変化していく物づくりを目指して デザイン起しから焼成まで一貫生産していこうと立ち上げたのがこのエッセンス・プロジェクトであります。
「暮らしの中で豊かさを感じられる物づくり」をコンセプトに テーブルウェアーとインテリア雑貨を開発しているデザインプロジェクトであります。
先ず最初に開発されたのが「ヴィッテ」。
森と湖に囲まれた北欧の厳しい寒さの中にあって 輝く美しい雪景色をイメージして生まれた スタイリッシュな白磁の器であります。
さり気ない存在感で周りと調和しながら 和洋を問わず空間全体を包み込んでしまいます。
セカンドシリーズは「トルソー」。
トルソーとは胴体部のみを造形した彫刻やマネキンを指していますが そのシンプルで柔らかいデザインは 人の手に良く馴染み 暮らしにスーッと溶け込む優しい器たちです。
ボールやプレート ポットにショーユ差まで幅広いアイテムで展開しています。

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2008年08月27日

莫大海

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先ずは北京オリンピックが無事閉幕されました事 おめでとうございます。
そして数々の感動をありがとうございます。
莫大海(ばくだいかい)は中国四川省に産するアオギリ科の柏樹の果実で 小指の先程のサイズです。
乾燥した状態で販売されていますが 丁度梅干の種のような形をしています。
しかしこれを水に浸けてもどしますと 皮が破れて数倍に膨らみ海綿状になってしまいます。
これを中国らしく大袈裟に 「莫大な海のような」と例えているのです。
淡白な味ですが 刺身のツマや酢の物に 或いは茶事には欠かせない食材であります。
もう一つ 水に浸けると膨らむものをご紹介します。
これは国産ですが 元は熊本の水前寺公園付近に自生していたことから 水前寺海苔と名付けられていますが 今は殆ど養殖されたものしかありません。
淡水系の水藻を叩いて 瓦に張って陰干ししたものですが こちらも厚みが10倍ほどに膨らみます。
こちらも刺身のツマや酢の物のあしらいに利用されています。

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2008年08月26日

陶器の生産から流通まで

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一つの焼きものは製品として消費者の皆様の手に届くまで 一体どれ位の人手を経てゆくのでしょうか。
生産段階では洋陶の装置メーカーや和陶の作陶家なら兎も角(それでも原料の陶土や釉薬は仕入れとなっています) 和陶の場合はどの産地も殆どの作業が 熟達したプロ職人による分業となっていますので この段階だけでも数え切れない人の手を渡って参ります。
一般的な製造工程は 素地原料を成土→成形(鋳込,ロクロ)→仕上乾燥→素焼(締焼)→下絵付(手描,デザイン起し→版制作→印刷)→施釉→本焼成→上絵付→上絵焼成→金付→金付窯焼成→完成→出荷となりますが 夫々の工程間にはこの上検査工程が入ります。
出荷以降は作陶家がデパート等で直販するケースを除けば 大まかに流通ルートは産地商社→販売店というケースと 産地商社→消費地商社→販売店という二つのケースがありますが この他にも夫々の生産地で行なわれている「陶器祭」は 産地商社主催による直販催事(小売販売店飛ばし)となっていまして 産地以外の近郊を含め何処も全国的な動員が見られる 名物催事となっています。
開催日程は夫々の産地により異なりますので 全国の「陶器祭」を見ることは可能ですが 日程に付きましてはその地区の役所か会議所に問い合わせてみてください。

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2008年08月22日

地球儀

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このオリンピックが始まって 良く売れたものの一つにこの地球儀があるのだそうです。
私たちの子供の頃に比べれば 独立や統一をを果たした国も相当増えたことでありましょう。
ましてこのオリンピックには 200を超える国が参加しています。
子供の頃以来 世界地図や地球儀などと無縁な生活を送ってくれば 当然ビハインドを背負うことになりますよね。
それは兎も角 ここにご紹介しましたのは 学生さん向きの実用性のあるものというより 寧ろインテリアに近い地球儀です。
格調高い木製の台に ちょっぴりクラシカルな雰囲気で地図が描かれていて ホテル等のフロントやロビーにスイートルームなどを さり気なく飾る装飾品であります。
どうぞ 貴方のVIPルームにもお一つ如何でしょうか。 
オリンピック記念として。

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2008年08月20日

アルク・インターナショナル

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アルク・インターナショナルは 1825年手造りガラス工房として創業致しました。
以来 今日ではテーブルウェアー業界のリーディングカンパニーにまで成長し その地位をより確実なものにしております。
北仏にある250ヘクタールに及ぶ本社工場では 日産約600万アイテムを製造し この数字は世界最大級の生産規模となっております。
そしてその約85%が 世界180ヶ国に輸出されております。
つまり世界の至る所で アルクの食器にお目にかかれるという訳です。
貴方の傍にもきっと一つや二つはありますよ。
亦 毎年数百の新製品を製造し 近年では陶磁器やカトラリー類にまで分野を拡大 テーブルウェアーの総合ブランドとしてあらゆるニーズにお応えし 年間売上は14億ユーロを達成しています。
更に各国におけるサービスをより一層向上させるため スペイン,アメリカ,中国,UAEに現地工場を設立し 日本ではこれまで代理店任せであったのを改善すべく 2005年には日本支部を現地法人化(アルク・インターナショナル・ジャパン)しております。
流通経路が非常にスッキリした形となりました。

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2008年08月18日

ボダム

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ボダムは 北欧デンマークの家庭用品ブランドです。
今はほぼヨーロッパの中心に位置するスイスに 拠点を移したそうであります。 
元々珈琲器具(メリオール)などの生産ノウハウを生かした耐熱の機能性はもちろん 北欧のシンプルなセンスが光る 飽きることのないデザインです。
写真はこのボダム社と 日本の石塚硝子の共同開発による 二重構造のグラスウェアーです。
これによって 熱い飲み物を入れても外面は熱くならないので 平気で掴めます。
亦 この二重の保温力により冷たいものは冷たく 温かいものは冷め難いので ベストの状態で飲み物が召し上がれます。
更に外側には水滴が付き難いので テーブルを濡らしません。
只 この製品はガラス職人による手づくり品であるため サイズや容量等多少のバラツキがございますので お含みおき下さい。
ご注意していただきたいのは 耐熱(温度差:120度)と申しましても 直火やオーブンでの使用は出来ません。
そして急激な温度変化は出来るだけ避けて下さい。
亦 強化ガラスではありませんので 洗浄機や乾燥機などお使いの際は 丁寧に扱っていただきますようお願いします。
電子レンジはOKですが 器ごと熱くなっていますので 取り出しには気をつけて下さい。

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2008年08月16日

シュピゲラウ

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ドイツが誇る世界のブランド シュピゲラウ社の硝子器をご紹介します。
流石にビールにワインの国ドイツですね。
ステムグラスやビールグラスの種類の多いこと。
ワインやビールなどお酒の酒類や そしてその時の気分や雰囲気に応じて 微妙な選択が出来るよう豊富なアイテムが揃っています。
写真は「リストランテ」と呼ばれるシリーズの ワインデキャンターと赤ワイングラスです。
デキャンターの容量は750ccと フルボトルのジャストサイズです。
この外「アディナ」というシリーズは 世界中のホテルや一流レストランそしてエアラインなどで 幅広く愛用されている高級手造りステムグラスであり 薄手でとても上品なグラスです。
まだまだございます。
ベストセラーを続ける「ビノグランデ」 腰の張ったエレガントなシェープの「トラットリア」 普及品の「ベリッシマ」などのシリーズです。
亦 業務用食器洗浄機に対応する 耐久性抜群のプレートにボールもございます。
その名もズバリ「ライト&ストロング」 軽くて強いのが最大の特長で 料理を引き立てるプレーンなデザインとなっています。

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2008年08月15日

ゼラチンと寒天

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健康志向の現代では 食物繊維の豊富な寒天が注目を集めていますが ゼラチンとはどう違うのかご存知でしょうか。
ゼラチンが動物の骨や皮からつくる多量のコラーゲンを含む 動物性タンパク質であるのに対し 寒天は天草(テングサ)などの海草が原料の 水溶性の植物繊維を多く含んだ多糖類であります。
この成分の違いによって 両者の特徴も大きく異なっています。
一般にゼラチンでつくるゼリーやムースは滑らかで口溶けも良く弾力もありますが 寒天で固めた羊羹や杏仁豆腐などは 歯切れが良く固くてサックリしています。
亦 ゼラチンと寒天では溶ける温度も固まる温度も違います。
ゼラチンは室温(20度以上)で溶け始め10度以下で凝固しますが 寒天は室温で固まるものの煮ないことにはきれいに溶けません。
美容と健康を気になさる方なら高カロリーのゼラチン。
糖尿病や動脈硬化の成人病 そして便秘の改善に役立てたい方なら ノンカロリーの寒天という具合に使い分けてみてください。
何も気にしなくて良い健康な方であれば どちらもお試し下さい。
そして どちらのデザートにもこんな硝子器がお役立ちです。
月夜野工房のビードロです。

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2008年08月13日

ガラスのチェロ

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ハリオグラスは2003年 世界初のガラスのバイオリンに続き 2004年にはガラスのチェロ そしてビオラの製作に成功しました。
これ等の成功の裏には耐熱硝子の持つ素材特性と ハリオの手吹き技術の水準の高さがあります。
楽器の柔らかな曲線を薄く均一に再現するために 手吹きで尚且つ停止吹きの技術を持つ熟練した職人たちが 試行錯誤の末辿りついたのです。
そして更にグラヴィール,ペインティングと これも夫々の分野の達人たちが加飾を施しより一層アーティスティックな気品溢れる技術の結晶として 再現されたものであります。
これにより 全てガラス製の弦楽器による弦楽四重奏の演奏が可能となり 新たな音の可能性が広がったと言えます。
他に世界最大のガラスの琴に尺八が既につくられています。

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2008年08月11日

ウォーターフォード

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先にウェッジウッドのご紹介をしましたが 実は前世紀後半にこのウォーターフォード社と合併し 現在ではウォーターフォード・ウェッジウッド社となっています。
正に世界最大クラスの 総合食器メーカーとなったのであります。
元はイングランドのクリスタルガラス器の製造メーカーでありましたが クリスタル産業が盛んになるにつれ 英国政府の過酷な重税政策の対象となり アイルランドに移転してしまいます。
そして18世紀後半には 絵画,文学そして音楽などの芸術に造詣の深かった 時の国王ジョージ3世より 王室向けクリスタル食器の注文を拝命して以来 「クリスタル・オブ・クリスタル」の名を欲しいままにして参りました。
このウォーターフォードのグラスを使ってスコッチを飲む際 「キングジョージ3世と飲む」が合言葉のようになった程であります。
亦 米国にはアイゼンハワー大統領の就任以来歴代大統領に対し アイルランドの象徴であるシャムロックという三つ葉型の植物を このウォーターフォードのテーブルセンターピースの中に入れて 贈ることが恒例となっています。

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2008年08月07日

TSC加工

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竹は天然の素材であり 食器や花器や浴室用品などに数多く加工されています。
しかし其の儘では油や汚れが付き易く 亦 劣化も早く進みます。
そこでウレタン塗料により表面をコーティングするのですが この方法でも充分とは言えません。
そこで開発されたのが このTSC(TAKEBITOスーパーコーティング)加工と呼ばれる画期的な加工方法です。
竹の内部にコーティング溶液を含浸させ 耐水性,撥水性をグーンと高めました。
この方法で加工された製品は 汚れや油が付き難く洗い落しが効きます。
その上 自然の素材感が損なわれることもなく表面を保護し 亦 竹の最大の弱点である「カビ」の影響や乾燥による割れの心配もご無用で 耐用年数が従来品に比べ3倍以上にアップしました。
勿論 食品衛生法試験をクリアし ホルムアルデヒドなどの有害化学物質は一切含まれていませんので 食器としても充分安心してご使用いただけます。
写真は何れも新品で 揚げ物食材に使用した後 食器洗浄機にて一週間の対応実験を行なった結果の 従来品(2枚目の写真)とTSC加工を施した同一品(最初の写真)の比較写真です。
従来品は油の付着で 黒ずんでしまったのがお判りいただけます。
この加工は竹製品ばかりでなく 木製の食器やセイロなどの調理器具 それに風呂桶などの浴場製品などにも適応できます。

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2008年08月06日

蝿 帳

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最早死語であり幻の道具かと思っていましたが 木曽の木工メーカーにより復活です。
これの正式な名称をご存知の方は 失礼ながら冷蔵庫のなかった頃に子供時代をおくられた世代です。
隠す事もありませんので正直に申し上げますが 私共の世代を含めた先輩の世代のみ 知る人ぞ知るの懐かしい道具であります。
「蝿帳」と書いて「はいちょう」と訛っていますが 文字通り蝿がたかるのを防ぐと共に 自然の風を利用して風味を保つため 前面と側面を網張りした叡智の結晶である収納庫なのです。
そう言えば「五月蝿い(うるさい)」 これも死語かも知れませんが 当時と違って随分衛生状態も改善されたものですね。
当時はご飯や惣菜がここに保管されていました。
今なら冷蔵庫を使って冷たくしたり硬くしたくない物 或いはお茶の道具やおやつなどを保管されても良いでしょう。
中の棚は分割して取外せますので 背の高いものを手前に置くことも出来ます。
材質は軽くて丈夫な天然の桐材で 網は18-8ステンレスの金網を使用しています。
半世紀を経て 当時の物より遥かに上質な仕上がりとなっています。

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2008年08月02日

ハーブティーのお話

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ハーブティーは何も専用のドライハーブでなくても 料理用の生のフレッシュハーブでも淹れることが出来ます。
ですからお料理で余ったハーブがあれば ハーブティーに転用されても構いません。
亦 一種類でも良いのですが 中にはバジルやローズマリーなど単独では薬臭いものがありますので この様なハーブにはレモンバームのようなレモン系の香りをブレンドした方が 飲み易くなります。
この点につきましては 「フレーバーティー」というコラムで先述しておりますが 少し視点を変えて このフレッシュハーブとドライハーブを組み合わせてみるのも 面白いのではないでしょうか。
ドライの方が濃く出ますが 生の瑞々しい香りも魅力的で 紅茶や日本茶そしてミルクなどに少し加えて楽しむことも出来ます。
それでは幾つかの組み合わせをご紹介しましょう。
気持ちを鎮めリラックスしたい時には オレガノ+ラベンダー そしてマジョラム+レモンバームが効果的です。
次に風邪をひいた時には 身体を温め発汗を促すカモマイルに 喉の痛みを和らげるタイムの組み合わせ。
最後にぐっすり眠りたい時には 鎮静,催眠の作用があるディルと抗酸化作用のあるローズマリーの組み合わせに アップルミントを加えれば更に美味しくいただけます。

次に生のハーブの基本的な淹れ方をご紹介しましょう。
フレッシュハーブはカップ一杯に対し 指先で3掴み程が適量で 沸騰したお湯を注ぎます。
蓋をして3分ほど蒸らしますが 余り長く蒸らしますと渋味などが強くなることもありますのでご注意下さい。
写真のポットはハリオ製で全て茶濾し付きですので 予め温めておいたカップにそのまま注いで下さい。
ハチミツやフレッシュミルクなどをお好みで加えても結構です。

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2008年08月01日

夏の松花堂

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また月が変り 今日から8月ですね。
当地では明日,明後日(2,3日)の2日間お祭です。
3日は次々と山車が練り込み 当商店街でも目の前で演技をしてくれます。
今が一年通して最も暑い時期ではありますが 暑気払いにお祭見に来ませんか。

さて先日の雷雨以来 多少凌ぎ易くなった感じがしますが それでも温暖化などという生易しい言葉は見当違いのように思います。
地球灼熱化と呼んだ方が相応しいような毎日ではありませんか。
このような条件では食欲も失せてしまい 奥様方も毎日の献立にはさぞご苦労なさってみえることでしょう。
それに余りサッパリしたメニューばかりでは この夏乗り切れるかどうかご心配でもありますね。
写真は平凡な松花堂メニューですが これを使えば偏らない幾品かの料理が盛り付けられます。
そして 中子には写真のような硝子器をお使いになれば 涼味がカバーできます。
(チョット残念ですが おにぎりの桝に竹簾を敷けば 更に涼感が演出できましたね)
この松花堂も 是非夏メニューにお加え下さい。

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2008年07月27日

夏のソバ

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食欲の振るわない夏は 我が家でも昼食は殆どソーメンとなってしまいます。
当地のソーメンは「大矢知ソーメン」というのがございまして 手延べでコシのある地場産の名品であります。
しかし麺もいろいろあり好みも夫々違うと思いますが どうもこの夏場は栄養面でソーメンよりも ソバの方に軍配が挙がるようであります。
それは同じ小麦粉を原料とするソーメンとソバであっても タンパク質の質が大きく違うとされ ソバ粉には他の穀類には少ないリシンなどの必須アミノ酸が多く含まれているからなんだそうです。
中でも夏ソバにはビタミンP作用(毛細血管を強化したり 血中中性脂肪を分解したり ビタミンCを安定させる作用があります)が働く ルチンを多く含んでいるため大変効果的なのだそうです。
唯 ルチンは水に溶けてしまう性質がありますので ソバ湯も捨てないで同時にで戴いた方が効果的なようであります。

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2008年07月25日

信楽めだか鉢

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ビオトープ(生物生息空間)とは少々オーバーですが メダカにとってこの鉢は長辺60cm弱,短辺50cm弱,水深10cm強と 少なくとも高層マンションの林立する私たちに比べれば 結構広い空間ですので快適とまではいかなくとも ある程度充分なスペースではないでしょうか。
水草は付属品ではありませんが 中の水草鉢や吸水砂は別売りしています。
我が家では植物以外の動物は飼っていません。(ゴキブリがいますが あれは不法侵入者です)
飼った経験はありますが 皆夭折してしまい懲りたのです。
ですからメダカにつきましても 偉そうなことは申せません。
自然がベストに違いないのですが 人間は自身が癒されたいために弱者を知らず知らず虐めてしまっているのです。
レッドデータリストが毎年厚くなっています。

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2008年07月08日

墓参桶セット

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お盆が近づいてまいりました。
この時期 全国的に一番賑わっている場所は何処でしょうか。
商店街ではありません。
否 寧ろ皆さん里帰りされますので 商店街は普段よりもより閑散としています。
では何処でしょうか ?
普段無沙汰がちな墓地などもその一つと言えるでしょう。
私共も普段訪ねることは先ずありませんが 盆,正にお彼岸ばかりは欠かさずお墓参りをしております。
私共の墓地は公共施設の墓地内にあり 墓参用品は一式墓地の方で揃えていただいておりますので お線香と供花さえ用意していけばよいのですが しかし用意されているそれらは 何れも行政のマニュアル通りのプラスチックかアルマイトという味気無いものです。
水はお借りするとして せめて桶と柄杓はこの(木曽)桧製とされては如何でしょうか。

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2008年06月24日

目福口福

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プロの料理人は目福口福という言葉を大切にします。
お客様には先ず目で楽しんでいただき 然る後味を楽しんでいただこうと心掛けるのです。
ですから器に対しましても 料理同様の配慮を怠りません。
贈り物も大切な先様であればこそ この言葉を噛み締めながらお選びいただけば 先様の食卓に微笑みの花が咲くことでしょう。
今日から三日続きのメーカー展示会です。
この料理人の気持ちで この言葉を噛み締めながら行って参ります。

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2008年06月20日

続・梅干づくり

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土用干しの際干し過ぎますと 竹ザルに梅の皮がくっついて破れてしまうことがあります。
梅全体にシワが出来て乾いたと感じましたら 三日三晩に拘らず取り込まれたほうが良いでしょう。
皮が破れていても味に変りはございませんが 保存している間に実が崩れやすく 果肉がはみ出してしまうことがありますので 別容器に移し「梅かつを」や「梅びしお」などに作りおきしておくと良いのではないでしょうか。
亦 強い日差しに晒しますと 表面が乾いて白い粉が出てきますが これはカビではなく果肉内の塩分が浮き上がって出来た塩の結晶です。
この状態で梅酢に戻しますと 乾いた梅は梅酢をたくさん吸い込んでしまいますので この塩が吹く前に取り込むようにしなければなりません。
亦 逆に途中で雨に降られた場合は 一旦梅酢に戻し晴れが続く日を待ちましょう。
ま こればかりは天任せでも仕方ありません。
ただ この場合梅酢に使った時間が長ければ長いほど 梅の赤色が濃くなります。

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2008年06月10日

今日は何の日 ?

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写真は何だか解りますね。
ゴリラが手に抱えているのは時計です。
つまり「ゴリラの置時計」なんですが では何故このタイミングで掲載したのかご存知でしょうか。
今時 各種団体や業界がナンダカンダとこじつけては記念日を設定してますので 殆ど毎日が何かの記念日に当ると言っても過言ではないでしょう。
そんな事ですから 皆さんは祝日として休日にでもならない限り 覚えられないのは当然の事かもしれません。
今日はその元祖のような日 「時の記念日」です。
では何故この日が選ばれたのかは ご存知でしょうか。
何か小学校の授業で教わったような記憶もありますが 念のために申し上げますと 天智天皇が宮中に水時計を設置して 時を知らせるようになった記念の日であったかと思っています。

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2008年06月05日

源氏物語・千年紀

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本年は源氏物語が記録の上で確認されて以来 丁度一千年目に当る年なんだそうです。
世界の源氏物語ですからこの機に日本をはじめ世界各地で 様々なこの物語に関する事業や 記念のイベントが行なわれているようであります。
この記念の年に 日本を代表する平安王朝の雅な世界を今に留める京焼により 華やかな色絵技法で色絵絵巻を表現致しました。
平安の王朝文化を偲んでみてください。
写真は組湯呑ですが 茶器に珈琲碗皿 抹茶碗に香炉に香合 土鍋に陶額 そして箸置のような小物まで 全てお揃えになれば正に豪華絢爛 間違いなく平安王朝へとタイムスリップしますよ。

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2008年06月01日

世界のガラス工場

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メソポタミアの古より 遥々シルクロードを経て日本に伝えられた硝子器ですが 今や世界の至る所にガラス工場がございます。
それでも多くは伝統的にヨーロッパに集中しているのですが 今日はほんの一部ではありますが メーカーと共に製品も一品づつご紹介して参ります。
ではボヘミアングラスの東欧からスタートしましょう。

 ←RIEDEL
   リーデル
   オーストリア
   ヴィノム・ボルドーグラス

       WALTHER-AUSTRIA→
                    ワルター・オーストリア
                    オーストリア
                    アレグラ・デザートグラス

 ←CRYSTALEX
   クリスタレックス
   チェコ
   ビストロ・フルートグラス

            STOLZLE-LAUSITZ→
              シュトルッツル・ラウジッツ
              ドイツ
              ヴァンゴッホ・ビアグラス


 ←WALTHER-GLAS
   ワルター
   ドイツ
   ナチュレル・ディーププレート

        SPIEGELAU→
            シュピゲラウ
            ドイツ
                    ヴィノグランデ・ビアグラス

 ←LIBBEY
   リビー
   アメリカ
   ファウンテンウェア・5112

         ANCHOR HOCKING→
            アンカー ホッキング
            アメリカ
                   ガロンジャー・69590

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2008年05月31日

油滴天目

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素地に含まれたガスや揮発性の釉薬などが 熱によって溶解し吹き出ようとして急に冷えた結果 油滴状になったもので 水面に散った油が光を反射して 虹のような色彩を放つ美しさを連想したものだと言われています。
能阿弥は「紺碧地に白っぽい薄紫の星が たくさん茶碗の内外にキラキラ光っている」と形容しています。
恰も地色は暗夜を 油滴はそこに煌く星のイメージなのです。
この油滴天目の魅力は 何と言っても神秘的な色彩の美しさと 様々に変化する光沢の妖しさにあります。
国宝の写真をお借りしましたので じっくりとご賞味下さい。

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2008年05月25日

ガーデンセット

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庭園用のテーブルとスツールのセットです。
狸をはじめこのように大きな焼物は信楽特有のものであります。
焼物ですので屋外に置かれましても 傷んだり変質したりすることはありませんが 最近の住宅事情では郊外での庭園付き一戸建てでもない限り 無用の長物なのかも知れません。
でも少し広めのテラスやベランダがあれば 小さめサイズのテーブルもございますし スツールは一個販売ですのでご検討されては如何でしょうか。
今日は生憎の雨模様ですが 陽気が良ければ即席のビアガーデンに早変わりします。

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2008年05月04日

みどりの日

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今日はみどりの日。
お天気もまずまずですね。
この日が制定された時は 植物に造詣が深く自然をこよなく愛された昭和天皇に因んだネーミングと伺ってはいるものの 何だか安直な印象がありました。 
しかし 今となってはこの名付け親に敬意を表さなければならないと思っています。

木の葉のゆらぎ
小鳥のさえずり
木漏れ日の眩しさ
森をわたる風の香り

どれもが五感に響き 癒されます。
夫々のご家庭に於かれましても玄関先や庭の一角など 緑の空間演出は如何でしょうか。

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2008年05月03日

父の日・母の日

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昨年も一昨年もこのタイミングで 飯碗,湯呑のご紹介を致しました。
私共の店では 父の日・母の日のプレゼントは 圧倒的にこの飯碗,湯呑となっています。
理由は既にご紹介していますので ここでは省かせていただきますが この品選びで少し気をつけたいのは 普段ご両親がどんな食器を使われているのかということを 把握しておくのが良いのではないかという点です。
場合によっては 形や重さが極端に違ってしまいますと 抵抗感を持たれることがありますので。
使い慣れた道具や習慣は 身体の一部となってしまっているのです。
ご紹介の飯碗,湯呑は 瀬戸焼・織部と同じく志野赤絵の2パターンで 少し厚ぼったく重そうに見えるかも知れませんが 厚みは兎も角 然程重くはありません。
寧ろこの少々の厚みは ご飯やお茶を保温しながらその熱を手に伝えないという利点があり 亦 ある程度の質感はフワフワと華奢で軽い食器よりも 頼りなさを感じさせないという安心感もあります。
軽い食器が持て映やされ主流のご時勢ですが 贈り手の気持ちまで軽くならないよう気をつけましょう。

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2008年05月01日

兜飾り

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またまた月が変りました。 桜がアッという間に去ってもう五月です。
月の始めに端午の節句を迎えますが 中国より渡来した五節句は9月9日の重陽の節句を除いて 今尚日本の年中行事として生きています。
この五節句は平安時代にまで遡りますが 夫々の季節の節目節目にあって身を祓うという仕来たりでありました。
その中の一つが端午の節句でありまして 当時この端午の意味は端(はじまり)の午(うま)の日ということで 必ずしも5月5日ではなかったのですが 月と日を重ねると吉という重日思想から 次第に5日に定まっていったようです。
この点3月3日の雛節句も同じことが言えます。
正式には上巳(じょうし)の節句と申しまして(中国では5月と共に凶月とされて禊の習慣がありました) 巳の日であったのが同様3日に定着したということのようです。
この日に合わせて武具(鎧兜)を飾り付けますが これは戦の道具という意味合いよりも 幼い男の子の身を守る道具という解釈の方が正しいように思います。 
もう一つは鯉幟ですね。
こちらも鯉が滝を登りきった瞬間龍になって天に昇ったという 中国の登竜門伝説の名残かと思われます。

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2008年04月25日

世界最古の土器

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日本人は石器時代から文明を開いた縄文や弥生の時代に移る頃には 土器を道具として利用するようになっています。
所謂 野焼きによる土師器の時代ですね。
その後古墳時代に入りますと 朝鮮半島より伝わった窯焼技術による須恵器の時代へと移って参りますが これが現在の焼ものの原点といわれてぃます。
因みに現在までに発掘された土器片のなかで 世界最古とされていますのは 実は日本の九州北西部で発見されたものだそうで 世界最古の四大古代文明地区に先駆け 日本人は土器(土師器)を道具として利用していたことになっているようであります。

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2008年04月02日

クリスタル・ダルク

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フランス・ソムリエ協会(UDSF)推奨のワイングラスをご紹介します。
メーカーはフランスのクリスタル・ダルク社。
このメーカーは生産する全ての製品に ヨーロッパ標準規格協会の認定するクリスタル素材を使用し 高品質な輝きをお手頃プライスで提供しているメーカーです。
このクリスタル・ダルク社のコネッスール(写真:仏語で通・ツウを指します)というワイングラスのシリーズがUDSFの推奨を受けました。
色や香り 味わいを余すところなく引き出す 文字通り「ワイン通」のためのグラスです。
世界中の銘醸ワインを味わっていただく為 デリケートな発泡酒の泡立ちを際立たせるフルート・グラス(満水:180cc)から ボトムが広がったフォルムでゴージャスで力強い赤ワインのアロマを引き立てるリラワイングラス(790cc:ナミナミとグラスに注ぐことはありませんが ボトル一本分の容量です)まで 10種類のワイングラスをつくりました。

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2008年03月25日

トゥルーラブ・キャンペーン

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この春 ノリタケが人気の「トゥルーラブ」を更にお求め易い価格で キャンペーンを張りましたのでご案内申し上げます。
先ずは最上段のペアーのマグカップ こちらは定価3,150円のものが @2,625-
二段目はスプーン(パレス型)付のペアーの碗皿 こちらは定価4,767円のものが @3,990-
(ピンクとブルー 何れも同額です)
三段目はケーキプレート付ティータイムセットとデザートスプーン付19cm深皿ペアーセット 何れも定価7,350円と4,830円のものが @6,300-、@3,675-
最下段の25ピースディナーセットは 23cmミート皿,19cmケーキ皿,14cmベリー皿,兼用カップと受皿の5点が各5客のセットで 積み上げ価格34,650円のところ @29,400-と何れも特別価格となっています。

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2008年03月23日

五月人形

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昨日の新聞に 産地・瀬戸の五月人形の出荷風景が掲載されていました。
ピークを迎え大変お忙しそうで 少子化の世相も何処吹く風といった様子でした。
ところで我が家では昨年8月に待望の初孫(男児)が授かったところであり 目下その父親が通い始めたばかりの陶芸教室で 懸命に兜をプレゼントすべく土と格闘しているところであります。
上手く出来上がりますればここに掲載いたしますが 耐えられないものでしたらパスということでご勘弁下さい。
ではお店はと申しますと 既に幾つかの仕入れ品の五月人形が展示されています。
お買い上げは自家用という方が殆どではありますが 初節句祝いのお裾分けということでしょうか。
節句内祝として買っていかれる方も 結構いらっしゃいます。
さり気なくお飾りいただけば 居ながらにして爽やかな季節を感じていただけるのではないでしょうか。

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2008年03月20日

仙盞瓶

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仙盞瓶(せんさんびん)は盛盞瓶とも呼ばれ 意味や語源は定かでありませんが 水注ぎ或いは酒注ぎとして使われたのではないだろうかと思われています。
多くは扁平な胴に 細長く伸びた華奢な注ぎ口や取っ手が付けられ 多くは狗のような動物の摘み(これは国産品で普通の丸い摘みです)が付けられた蓋付の瓶であります。
姿や模様は何処となくエキゾチックな異国情緒に溢れていますが イスラム世界の銀器にこれと同様の形をしたものがございます。
そこで これも中国・明朝に影響を及ぼしたものではないかと推察されているのですが こんなところにもシルクロードの役割を垣間見ることが出来るのです。
この後 日本に入ってくるのですが 日本では自由闊達な茶の湯の世界にも持ち込まれ 箱書が「赤絵水次」となってはいるものの 蓋付飾り壷のようにこれを使って花入として床を飾ることもあったようなのです。

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2008年03月03日

ミュージアム・コレクション

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今日は雛節句でありますが 一寸趣向を替えた話題をご提供させていただきます。
19世紀末から20世紀初頭にかけて ジャポニズムの影響を受けたともいわれる憂いを含んだ植物的な曲線と 植物をモチーフに幻想的な色彩を醸し出したアールヌーヴォー。
その後の欧米に広まった明るく直線的なデザインや 華やかなカラーコーディネーションによるモダニズムの世界を表現したアールデコ。
何れも美術や芸術の世界を 機能性ばかりを追及する味も素っ気もない日常に取り入れようとした試みでありました。 
そんな当時の日本で 歴史的装飾美術が開花したこの二つの時代を的確に捉えて世界に送り出されたのが オールドノリタケ。
そのエッセンスを現代様式にアレンジして甦らせたコレクションが このノリタケ・ミュージアム・コレクションです。

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2008年02月28日

東洋佐々木ガラスの新製品

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シャープでシンプルなコニカルタイプのペアーグラス(タンブラーとロックグラス)に お好みに合わせて和洋何れにもお使いいただける 華やかさとモダンさを持ち合わせたカットを施しました。
一つはリングを幾重にも重ね合わせたような 華やかなダイヤモンドラインカット。
他方は響き合うようにドットをあしらった モダンなスフィアカットです。
更にパッケージには このカットグラスの輝きを包み込む宝石箱のようなギフトボックスを使用し 中の仕切りは取り外せるようになっていますので 小物整理やレターボックスのようにご利用戴けます。
こちらもブライダルの記念品などにご利用いただきたい一品です。
材質はこのメーカーが独自に開発した「ファインクリスタル」で 追記にその特徴を記しておきます。

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2008年02月26日

中国茶

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何かと騒がしい中国ですが 今日は中国茶をテーマにしてみようと思っています。
そこで道具とその使い方をご紹介いたしますので ご参考にして下さい。
しかしお茶など最も無農薬栽培とは考え難い農産物で 正直申しまして私もこのタイミングで試す勇気は無いのですが 飽く迄ご参考という事にして下さい。

<中国茶の茶具>

① 茶壷(チャーフー) 
    急須のことですが 日本のように横手ではなく後手でポットのような形をしています。 
    お茶の種類に適した素材やサイズがありますので お好みをお選び戴けます。

② 茶杯(チャーベイ)
    濃厚なお茶の味と香りを楽しむための小さめの湯呑。

③ 聞香杯(ウェンシャンベイ)
    お茶を注いだ後茶杯に移し 中を空にして香りだけを楽しむ縦長の湯呑。

④ 茶海(チャーハイ)
    茶壷のお茶をあけて濃さを均一にしてから茶杯に注ぎ分けたり 湯冷しの役目も持つ茶具で 後手のドレッシングポットのような形をしています。

⑤ 蓋碗(ガイワン)
    蓋の付いた茶碗で 茶壷の替わりに茶杯に注ぎ分けたり 直接お茶を飲む湯呑として二通りの使い方が出来る。

⑥ 水孟(チャーユイ)
    器を温めた湯や茶葉,茶殻を捨てる器。 日本の建水に当るがもう少し大きい。

⑦ 茶船(チャーチュアン),茶盤(チャーバン)
    茶壷や茶杯にお湯を掛ける時 そのお湯を受けるための茶具。
    陶製,木製,竹製とあり サイズもいろいろ。

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2008年02月24日

馬場真右ェ門

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有田の作家 馬場真右ェ門さんの展示室には 大物の壷からグイ呑に至るまで大きさや形も然ることながら 油滴あり,桜紋あり,金華あり,染付ありといった多才な作品がずらりと展示されています。
とても個窯のものとは思えない程 幅広く豊かな作品群であります。
「たくさんの失敗を重ねていろいろな表現が出来るようになった」 と仰ってみえますが 中でも明け往く暁の空を表現したくて取り組まれた辰砂の作品たちは ゆったりと流れる暁の雲を想起させる近年の代表的なものばかりです。
写真は「シルクロード」と名付けられた 白と辰砂の色の対比が鮮やかな菓子鉢です。
暁の砂漠を彷彿させる魅力があります。

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2008年02月12日

広重のお椀

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東海道五十三次の43番目の宿場町をご存知ですか。
(この場合道中の宿場の数であって スタートの江戸・日本橋とゴールの京都・三条大橋は除かれます)
この町 四日市です。
広重によって描かれた風景(飛ばされた編み笠を追いかけ橋上を渡る図)の面影は 当然ではありますが今や何処にも見当たりません。
江戸期の当時の旅情を偲びつつ こんなお椀で宴を盛り上げましょう。
広重・宿場四日市の吸物椀でした。
実は昨日の私は 伯母の法事が営まれた42番目の宿場町・桑名に出掛けていました。
この町は当市と違って歌にも歌われた旧桑名藩の城下町であり 伊勢参りの玄関口でもあった「七里の渡し」が描かれていますが 法事の後の食事会は昨年同様この傍にある老舗の料理屋さんでありました。

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2008年02月01日

德田八十吉

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今日から2月ですね。
元より九谷焼は色絵・絵画の世界でありますが 三代目・德田八十吉は初代から受け継いだ江戸期の青手・古九谷系の色彩を基に工夫を重ね 色釉グラデーションの微妙で深遠な変化や 対比の美しさを特徴とする「彩釉磁器」の技法で 新しい独自の世界を切り開き これにより平成9年人間国宝に認定されました。
この彩釉磁器の技法は江戸期と現代の調和という点でも 今後の九谷の釉薬の新たな可能性を充分に感じさせるところであります。

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2008年01月30日

節 分

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お正月から早ひと月経ち 月が変れば直に節分が参ります。
節分とは文字通り季節の分かれ目のことで 立春,立夏,立秋,立冬と年4回あるのですが 今日では立春の前日(本年は2月3日)のみが残されるようになりました。
これは長く厳しい冬から陽春の季節を迎えることに 先人達は大きな喜びを見出し 旧暦新年の重要な行事とされていたためと言われています。
兎角季節の変わり目は邪気が生じ易いと考えられ 平安時代よりこれを防ぐため 鬼を追い払う「追儺・ついな」という行事に端を発し 豆撒きを行なう習慣となったようです。

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2008年01月28日

一客一亭

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茶事七式の一つ。
茶事は普通五人くらいの客を一組として招くものですが これは文字通り客一人に主人一人ということで 終始差し向いという事になり最も親密な茶事であります。
と同時に主人は懐石・濃茶を客と共に相伴するので 双方とも余程道を究めた者でなければ勤まらないとも言われています。
それだけにこの茶事は双方の喜びも深く おもてなしの極みとも言えるものではないでしょうか。

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2008年01月26日

Re‐食器

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何処の自治体でも不要陶器は 不燃埋め立てゴミとして処理されていますよね。
ところがこの陶器をゴミ扱いしないで 新しい食器に甦らせることに成功し 現在既に商品化されて販売されているのをご存知でしょうか。
これを行なっているのは 美濃焼産地のど真ん中である多治見市にある グリーンライフ21プロジェクトという団体です。
先日行なわれた名古屋における見本市では この団体に加盟している大手商社が あのワンガリ・マータイさんが提唱された「MOTTAINAI」というブランド名で 提案されていまして手合わせして参りましたので 入荷次第ご紹介させていただきます。
(このブランドの売上の一部は マータイさんの植林活動に寄付されることになっています)

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2008年01月09日

曜変天目茶碗

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これは茶道雑誌に掲載された 国宝の指定を受けております唐物の「曜変天目茶碗」です。
何方でも見入ってしまい 美しい夢幻の世界へと引きずり込まれてしまいそうな 妖しい佇まいの茶碗です。
私は実物を拝見していませんので無責任なことは申せませんが 写真でもその一端が偲ばれるようで 実際のものは如何でしょう。
(もう少し上の角度から撮って欲しかったとも思われますが)
元はこのように薄手で端正な形状を持つ上肌も美しい唐物の青磁に白磁 そしてこの曜変や油滴のような天目が 気品の高さ故茶人にとって大変喜ばれていました。

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2007年12月08日

カガミクリスタル

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カガミクリスタルは昭和9年創業者・各務鑛三によって 我が国初めてのクリスタル専門工場として創立されました。
昭和18年に照宮内親王ご降家の際のご調度品製作を拝命して以来 次々と皇室のご用命を賜わり 43年には宮内庁新宮殿 49年には迎賓館並びに和風別館での公式に使用されるガラス食器を納入しています。
写真は日本国迎賓館・赤坂離宮の晩餐会場で使われています カガミクリスタルの食器です。

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2007年12月04日

酒肴(2)

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我ながらよく続いたものだと思っておりますが このブログも遂に三巡目に入っています。
776回目のエントリーです。
さて表題に付きまして 私自身毎晩欠かさずお酒を頂戴しておりますので これまでにもこの「肴」という字を何度か使ったであろうと思い 検索してみました。
記事29個の内 実に100回を超えて使っていました。
今日はこの「肴」という文字を記事にさせていただきます。
早速ですが この「肴」という言葉についてよく酒の肴という使い方がされていますが これは誤りです。
何故なら 肴とは元々酒と菜の二つの事を一つの文字で表現した「酒菜」という言葉なのです。
つまり主の酒と副の菜の両方を指しているのです。

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2007年11月24日

焼物 (2)

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塩焼きの美味しいサンマのシーズンですが 魚が焼き網の上でくっ付き千切れてしまったという経験は 何方もお持ちではないでしょうか。
グチャグチャにしたところで味に変わりはありません なんて強がり言ってないで 見た目の美しさも味に影響するのは必至なのですから。
今日はくっ付けないで上手く焼く方法をご披露します。 参考にして下さい。
先ず魚や肉などの動物性タンパク質は 加熱によって器物にくっ付いてしまう熱凝着性を持っているという事を覚えておいてください。

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2007年11月11日

コリアンクッキング

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美味しくてヘルシー。
皆でワイワイ楽しめるコリアン・クッキング。
おもてなしにはピッタリです。
万古焼の土鍋が お店に負けないご馳走作りをサポートします。

PART(1) : クッパ鍋
 ーーー 身も心もホットになる韓国風海鮮粥 ---
 材料 : 豆腐 椎茸 人参 エノキ 玉ねぎ 長葱 春菊 もやし
       ワタリガニ 海老 アサリ
       赤唐辛子 粉唐辛子 顆粒ダシ 酒 水
 調理 ① 鍋にサラダオイルを入れご飯を炒める
      ② 別鍋で湯を沸かし 海老,カニなどの魚介を入れる
      ③ ②の鍋に薄切り野菜を入れ 粉唐辛子,顆粒ダシ,酒で味を整え     煮る
      ④ ①の鍋に③を入れ 最後に豆腐,春菊,赤唐辛子を入れて OK

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2007年11月09日

続いて豆腐料理

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湯豆腐に続きまして 本日も豆腐料理と参りましょう。
先ずは 「雷豆腐」というのをご存知でしょうか。
油を熱した鍋に豆腐を入れると バリバリというまるで雷が落ちたような油の弾ける音がしますが これが雷鳴に似ているところからこう呼ばれているのだそうです。
つくり方は水気をよく切った豆腐を油で炒め 少量のしょう油と出し汁で調味します。
盛り付けましたら刻みネギ,大根オロシ,オロシ生姜(若しくはオロシ山葵)を天盛して出来上がりです。

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2007年11月02日

自宅で晩酌:その(3)

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おつまみ作りの秘策 パート3です。
奥様と差し向かいなら一つの鍋を突っつき合うというのは如何でしょうか。
こうすれば 奥様も途中で台所に立つことも少なくて済みそうですし(立つ事もシンドイでしょうが それを見てる方も落ち着かないのです) のんびり差しつ差されつも偶には良いのではないでしょうか。 時の流れを楽しみながら。
それともおつまみの最後は 何と言っても切り札の刺身です。
これも差し向かいなら 一皿の盛り合わせを二人で戴きましょう。

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2007年10月31日

焼物 (1)

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焼物といっても陶器のことではなく ここでは料理の焼物(焼魚)に触れてみようと思っています。
恐らく人類最初の調理は この食材を焼くということから始まったのではないかと思っていますが 火を発見した人類は調理以外にも色々と火を利用してきた経緯があり 誰しも一種のノスタルジーを覚えるのではないでしょうか。
焚き火の炎や火鉢の炭火 ローソクの炎など何故か心が癒される思いを感じませんか。
焼物は生の刺身などに比べると地味な料理でありますので 少々派手めな演出が料理を引き立たせるのではないかと思われます。

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2007年10月29日

烏賊と大根

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我が家でのイカの調理法は刺身か丸焼きが殆どですが 稀に芋類(サツマイモかヤマイモ)と炊き合わせることもあります。
しかし大根との相性がが良いという事 ご存知でしたか。
イカを柔らかく煮るには大根と一緒に煮ると良いというのは 本当だそうです。
大根にはジアスターゼという消化酵素が含まれ この酵素の働きによってイカの肉が加水分解され柔らかくなるのです。

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2007年10月20日

銀 杏

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銀杏(ぎんなん)は茶碗蒸しや土瓶蒸し そして筑前煮などの具材の定番でありますが 皆さんこの銀杏の殻はどのように割ってみえますか。
ナッツクラッカー(銀杏割り)のようなものを使えば楽に割れますが 若し無ければ銀杏を紙袋に入れて電子レンジでチンしてみて下さい。
中で爆ぜて これも力要らずで簡単に割ることが出来ます。

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2007年10月18日

「干支置物」入荷しました

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来る平成20年は戊子(つちのえね)年です。
今年も昨日 来る新しい一年に招福の願いを込めて 恒例の干支置物を展示致しました。
置物の他 例年通り根付や土鈴も入荷しております。
取り扱い始めて既に4巡目に入っていますが なかには一回りも二回りも揃えられた方がみえます。
開始以来毎年同一メーカー品を扱っていますので 揃える楽しみもあるようです。
どうぞ何時までもご愛玩賜わりますよう よろしくお願い申し上げます。

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2007年10月08日

秋の四日市祭

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昨日そして今日は国民の祝日「体育の日」とも重なり 全国的にも秋祭りのピークを迎えているようです。
当市でも 昨日,一昨日と恒例の「秋の四日市祭」が開催されました。
私達の商店街も一週間前より祭礼提灯に祭礼幟を掲げ お祭りの雰囲気を盛り上げて参ったところです。
この日は年に一度の山車の顔見世の日であり 四日市の伝統と文化に触れることの出来る祭であります。
当商店街の会場を皮切りに 一番街商店街そして諏訪神社へと演技をしながら山車が練り込みます。
御諏訪神輿の宮出しに始まり 諏訪太鼓の競演,大名行列,甕破り,菅公,岩戸山,鯨船,富士の巻狩り,浜田舞獅子と続き とりは全国区で人気の大入道(写真)が務めます。
これらの壮大で華麗なカラクリ山車の競演も圧巻で見応えがあり アッという間の一日ですが御諏訪神輿の宮入りで幕を閉じます。

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2007年10月06日

自宅で晩酌:その(2)

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日本酒のお好きな方に共通して言える事は幾つかありますが おつまみとなれば先ずはおふくろの味であるしょうゆ味というところでしょうか。
しょうゆ味とくれば煮物です。
沢山作って翌日に出しても これには文句が出ないはずですね。
何しろ煮込んだカレーやシチューと一緒で時間が美味しくしてくれる料理ですから 寧ろ2日目のほうが旨みが増してくるのです。
ですから日本酒のおつまみに煮物は外せません。
次に焼物に揚げ物。 
こちらは調理の段階でジュージューという調理の音が食欲をそそります。 
それと同時に立ちのぼる香が追い討ちをかけます。
仕上がれば前にある料理はこんがりとした焼色にカリッとした揚げ色 これで止めが刺されます。
何れも冷めてしまえば唯の一品 お熱いうちにどうぞ召し上がって下さい。

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2007年10月02日

秋の卓景

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当地では生憎連日の雨でしたが次第に日脚が縮まり 虫の音が響き 風の感触まで爽やかに変わって参りました。
田の稲穂はズッシリと頭を垂れ(もう収穫済みのところもありますが) いよいよ野山は紅葉の始まりです。
紅葉を散りばめ煩わしいくらいの賑やかな食卓ですが 海山里川の恵みは枚挙に暇が無いのですから これ位の演出が丁度良いのです。

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2007年09月28日

荒川豊蔵

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昨日 岐阜県美術館にて荒川豊蔵展が開催中ということでしたので 行って参りました。
190点を超える作品や本歌や資料はとても見応えのあるものばかりで 少し端折って見てしまいましたが もう少し腰を落ち着けて見て回れば アッと言う間に一日経ってしまいそうな そんな雰囲気がありました。
先ず最初の部屋には荒川豊蔵氏の生涯を決定付ける運命の出会いとなった 茶碗と陶片の展示もドラマチックで見事 その後も氏自身の多才な作品たち 氏の節目節目となる発見された古陶磁たち 懇切丁寧な資料などなど エントランスからの流れも非常にスムースに配置されていて 出来れば時間を気にしないで見て回られるようお勧めしたいほどでありました。

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2007年09月24日

塗飯器

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塗りの器は陶器の飯碗や丼とはまた一味違った 温か味のある趣を持っています。
いつもの器をこれ一つ替えるだけでも 見た目も新鮮な印象を受け食欲も増すという効果が期待できるかも知れません。
切立の形状ですので ご飯ものでしたらどんな献立でも生かせます。(麺類ですと腰が丸い方がお似合いです)
今でしたらマツタケなどの炊き込みご飯、チラシ寿司、うなぎに天ぷら,カツなどの丼物、ゆかりを塗した白米などなど。
ご飯が大変なご馳走となるでしょう。

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2007年09月22日

全国おにぎり地図

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丁度おいしい新米が出回る頃となって参りました。
今回も毎日新聞の月刊誌「毎日夫人・10月号」に 全国各地のおにぎりが特集されていましたのでご紹介いたします。

* 北海道・・北海の幸おにぎり   * 青森・・・若生昆布おにぎり
* 秋田・・・がっこおにぎり      * 岩手・・・くるみ飯おにぎり
* 宮城・・・しそわかめおにぎり   * 山形・・・おみ漬けおにぎり
* 福島・・・ほっき貝おにぎり    * 新潟・・・けんさ焼おにぎり
* 富山・・・氷見ブリおにぎり    * 石川・・・かき飯おにぎり
* 福井・・・カニ飯おにぎり     

続いて関東以南へと参ります。

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2007年09月17日

フレーバーティー

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英国の紅茶事情は スコッチウィスキー同様一日数回のティータイムを数え 抜きにしては語れないほど生活に密着したものとなっています。
その種類もブレンドの組み合わせを替える事によって その数は無数になるといっていいでしょう。
中でもハーブなどで香り付けされたフレーバーティーは どれもリラックス効果があり ベルガモットの香りを加えたアールグレーやジャスミンティーといった代表的なものは世界の至る所で愛飲されています。
このフレーバーティー 召し上がるならこのティーカップ 淹れた瞬間香りが広がります。

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2007年09月12日

スタジオ・コレクション

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歴史と伝統を誇るノリタケならではの ハンドメイドの美術工芸品:スタジオコレクションです。
世紀を超える長きに亘って受け継がれ 積み重ねられた高度な技術とデザイン感覚が 一品一品に凝縮されています。
食器の他 動物などをモチーフにした置物 陶額などの壁飾り 雛人形や五月人形を始めとするお祝いライン オールドノリタケの復刻版 以前掲載いたしました辰砂を含む花生 ペンダントにブローチやカフスなどの装身具など 様々な製品が造り出されています。

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2007年09月05日

シングルからカップルへ

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我が家は坊主ばかりでしたので 年頃の娘をもつ親の気持ちなど分る筈もないのですが 昨今は目下花嫁修業中と仰るお嬢さんにトンとお目にかからなくなってしまいました。
キャリアを積んだお嬢さんなら 「あげても良いが この娘は何にも出来ませんよ」 などと言ってしまうかも知れません。
確かに才能や技能は大切に違いありませんが 料理上手な奥さんなら一生の果報者ですよね。
只この料理 料理の本や料理教室で習っただけで 彼好みの味となるのか保証の限りにありません。
当初はあま~い二人のこと 何を食べても美味しい筈ですが 今の内に彼の好みを調べておいた方が良いかも知れません。

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2007年09月03日

スダチとカボス

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昼間はまだまだ厳しい残暑が続いていますが 夜はひと頃続いた熱帯夜が嘘のようで 毎日涼風が吹き込みもう寝苦しくはありませんね。
昨年も9月には数ある中での秋の味覚の代表 秋刀魚とマツタケをご紹介しましたが この食材を使ったお料理(塩焼きに土瓶蒸し:写真)に風味付けという点で 共通して使える柑橘類があります。
「スダチ」ですね。
未熟果の方が風味が生きていますので 大抵緑の若い果実で収穫されますが その旬のタイミングが丁度秋刀魚やマツタケと一致しますので都合が良いのです。

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2007年09月01日

自宅で晩酌:その(1)

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今日から新年度を迎えました。気持ちも新たに綴って参ります。
どうぞよろしくお願い申し上げます。
久し振りにお酒の話題です。
自宅という空間は何と言っても寛ぐ癒しのスペースです。
その上ここでの晩酌ともなれば 一日を締め括るに相応しいリラックスできる至福のひと時となります。
勤め帰りに暖簾を潜る外派の方もみえますが ここは好きなお酒に気取らないおつまみがあって 差し向かいは気の合うお相手 そして馴染みの空間とくれば自宅派に軍配が揚がるのではないでしょうか。
私は余りおつまみを気にしませんが 日本酒好きの方は大抵おつまみ無しでは済みません。
貴方のご主人は如何ですか。

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2007年08月30日

おいしいご飯

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今年も美味しい早場米が収穫されました。(私共も昨日頂戴しました ありがとうございます)
優秀な炊飯器のお陰で失敗作は少ないかと思いますが ここで美味しいご飯を炊き上げる基本をご披露しますので参考にしてください。

① 研ぐ前の米は水分の吸収が早いので 最初の水はひと混ぜしたら直ぐに捨ててください。 水が濁っている間は ヌカ臭い水を米に吸収させないため 出来るだけ早目に捨てて下さい。

② 米を炊く時の水加減の基本は米の2割増。 水分の多い新米や硬めに炊く酢飯の時は1割増し程度とし 好みの硬さに加減してください。

③ お米は炊く30分(夏季)~1時間(冬季)前に洗米を終え 浸け置きしておきましょう。
お急ぎの方は 水の替りにぬるま湯で10分待ってください。

④ 少量の場合は「ごはん鍋」が便利です。
蜂蜜を小さじ1~2杯入れて炊くと 艶のある美味しいご飯に炊き上がります。

⑤ 炊き上がったら 直ぐ蓋を開けずに10分程蒸らしましょう。
万一 炊き上がりが柔らかすぎれば お皿に広げてラップを掛けずに「チン」でOK
逆に芯が残ってしまった場合は お米3合に対し大さじ1位のお酒を炊飯器に入れて2~3分の追い炊きでOKです。

②で書きました様に 寿司飯はお酢が浸み易くするために水分を控えめにして 新米よりも古米のほうが水加減が上手くいくようです。 亦雑炊を作る場合は 炊飯器から直接お鍋に入れるのでなく 一度ザルにとって熱湯または水でヌメリを取ってから使えば サラサラご飯の透き通ったダシの雑炊が出来上がります。

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2007年08月29日

自家製マヨネーズ

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最近はお手軽なファーストフードで済まされる方が多い中 一方でホームメイドは調味料からとばかりに 色々挑戦されてみえる方も結構みえると伺っています。
その代表ともいえるのがマヨネーズ作りです。
材料としては卵黄一個分に対し120cc程度のサラダオイル あと少々の酢,塩,胡椒,砂糖とこれだけですが 肝心なのは時間を掛けて混ぜ合わせる根気です。
最初に前もってサラダオイル以外の材料を充分に混ぜ合わせておき その後サラダオイルを数滴ずつ垂らしながら時間を掛けてかき混ぜます。

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2007年08月27日

ティー&コーヒー

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ティーカップとコーヒーカップを並べて撮影してみました。
もちろん左がコーヒーカップで右がティーカップです。
この違い 分りますよね。
コーヒーカップは口が狭くて深いほうで ティーカップはその逆です。
亦 この中間の兼用タイプという種類もございます。
どちらか一種類しか持ち合わせがなければ それをどのように使っても構いません。
つまりどんなカップで何を飲んでも構わないというページで では何故載せたのかといいますと お店でコーヒーカップ下さいと尋ねられればコーヒーカップを ティーカップを下さいとご注文されれば ティーカップを提案させて戴きます。
何の事だか分りますか。
これも単なる業界の取り決め事項でありまして 大したことではございません。
ここまで書いて無駄なページと気付きましたが もう引き下がれませんのでこのまま投稿致します。

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2007年08月23日

数 寄

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数寄とは「好き」に通じた当て字のようですが 数寄を凝らすなどと使われたり 好きな道にのめり込んでしまった人を数寄者と呼んだりしていますね。
「好き」に通じてはいますが ただ単に好きなだけではこうは呼ばれず 例えば茶の数寄ともなると道具のあれこれに細かく気配りして 良い道具を集めては組み合わせ そこに調和の世界をつくり出そうとします。
でも一つ間違えれば粋ではなく俗世の好事家となり その境界が難しいのです。
何よりも自身が洗練されなければ これらの道具を生かすことは出来ませんから。
亦 道具同士の気配りより むしろ料理を生かす器との兼ね合いに気を配ることのほうが 多いのではないでしょうか。
折角のお料理ですから 更に美味しく召し上がっていただきたいと思うのが人情です。

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2007年08月17日

ポテトサラダ

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家庭料理の中でも比較的ポピュラーなポテトサラダですが このサラダをつくるにはジャガイモをマッシュドポテトにしなければなりません。
この際 気を付けたいのは裏漉しするのは茹で上がりの熱い内にということですね。
冷えてから裏漉ししようとしますと ジャガイモの細胞をつないでいるペクチンの流動性が失われ強い力を加えねばならず その結果細胞膜が破れて中の糊状のデンプン質が押し出され粘りが出てしまいます。
熱い内に裏漉しすればこのペクチンが流動し易く 僅かの力で細胞が離れますので上手く出来るのです。
そして裏濾し器より写真のポテトマッシャーを使われたほうが 火傷の心配もなく上手く潰せますよ。

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2007年08月15日

吸物椀について

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絵柄や姿も然る事ながら 椀は直接唇をつけるものですから 口当たりの良さを最優先して選びましょう。(口縁を手で触れることによって確認できます)
汁がこぼれ難く飲み易い形であって そして手にした時の柔らかな感触も大切ですが これは手塗り漆の椀ならではの持ち味です。
ご紹介の椀は何れも越前塗の蓋付吸物椀で これに対し蓋のない椀は汁椀と呼んでいます。
そこで今日は「椀はうつわ,蓋もうつわ」というテーマで 吸物椀の蓋の活用を幾つか提案させていただこうと思っています。

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2007年08月07日

ファミリーパーティー

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家族の歴史という流れの中で 一体家族で祝う祝いごとはどれくらいあるのでしょうか。
普段余り考えることなんか無いテーマで恐縮です。(間もなく我が家では家族がもう一人増える予定ですので もう一つ恐縮です)
思い返せば単純に家族の人数分だけバースデーがあり 結婚記念日ですとかご主人の昇進や子供さんの入進学など意外に多いことに気付かされませんか。
今回は子供さんの誕生日を家族が祝う誕生パーティーをテーマにしてみます。
さて近頃の子供さんは色々な場所で食事をすることが多く 私達の子供の頃より遥かに場慣れしていて 食事をする感覚は日々進化しているようにも思われますが 反対に食材に触れたり調理したりといった事には 益々遠ざかっているような気がします。
この際 買出しから調理,盛付に至るまで ある程度子供さんにお任せになってみてはいかがでしょうか。 お母さんは相談役に徹して。
子供さんはここで色んなことを学び この経験が子供さんにとってもきっと将来役に立つはずです。
今日は特別 普段手厳しい親御さんでも多少の失敗は大目に見てあげましょう。
そしてハレの場を外食することから ファミリーの場に戻してみてはとご提案申し上げます。

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2007年08月06日

フルーツのフリージング

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冷凍した果物は 生とはまた違った味わいがあります。
特にパイナップルやバナナは冷凍してシャーベットにすると デザートや子供さんのおやつに利用できて喜ばれます。
バナナは皮をむいて中央に割箸を差し込み ラップで包んだ上パックで冷凍します。
こうすればバナナのアイスキャンデーが出来上がり 夏休み中の子供さんにも大受けしますよ。
亦 パイナップルは食べ易いサイズに切り パックに入れて冷凍保存。
バナナも1cm程の輪切りにして レモン汁を振り掛けアルミトレーで凍らせてから パックで保存。
これらを夫々ミルクと一緒にミキサーにかけて パイナップルジュースやバナナジュースにしても良いでしょう。
砂糖をまぶして冷凍しておいたイチゴも 同様にジュースがつくれます。
出来上がったジュースは 写真のジュースグラスをお使い下さい。

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2007年07月31日

中華のレンゲ

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話題も豊富な中国料理は 大変豪華で多彩なお料理ですね。
本場中国では家族的な親しみを込めて 来客のおもてなしに当っても通常盛皿や盛鉢などに取箸を添えることはありません。
夫々が自分のレンゲで取り分けるのが 基本マナーとなっているようです。
中国料理におけるこのレンゲは日本の箸同様 大変重要な中国食文化の象徴の一つであるようにも思われますので ここで中国式正しいレンゲの持ち方,食べ方をご紹介させて戴くことにしましょう。

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2007年07月28日

焼酎グラス

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東海地方も昨日梅雨明けが宣言されました。
当地での今年の梅雨を振り返ってみますと 然程の雨量は観測されなかったのですが 日照時間が何時もより短かったように思います。
梅雨入り以来一日中晴天という日が 殆ど無かったように記憶していますので。 
しかし昨日は30度を越える真夏日で UVがストレートに進入する当店の営業車は こんな日には距離が長くなればなるほどエアコンの効果が下がってしまいます。
停車中の車も殆どがアイドリング状態です。
向こう一ヶ月余り暑さ対策にはくれぐれも怠り無く 体調管理に精進してください。
さて 今日は夏のアルコールの話題です。

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2007年07月27日

帰省土産

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都会へ出られた子供さんや嫁がれたお嬢さん方も お盆とお正月の2度くらいは両親の元へ帰られるのではないでしょうか。
お墓参りもしなければなりませんから。
当市も臨海部にはコンビナートを 山間には企業団地を抱えていますのでこの時期になりますと大移動が始まります。
ところで帰省土産 何か決めてらっしゃいますか。
お土産は夫々の地方の名物名品を そして手ブラじゃ帰れないって方にお勧め出来る地元の伝統工芸品があります。

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2007年07月26日

ずんだ和え

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食欲の落ちる暑い夏の献立は 毎年の事ながら奥様の悩みの種。
そこで料理雑誌に掲載されていました忘暑メニューを一つご紹介しましょう。
枝豆をすり潰した和え衣を「ずんだ衣」と言うそうですが これを使って胡瓜とササミの「ずんだ和え」というメニューです。
つくり方は比較的手早く出来て栄養価もまずまず そして何より枝豆の爽やかな緑が食欲をそそるような一品となっています。
見た目だけでお勧めしますと不謹慎との謗りを頂戴し兼ねませんが 好評であれば一つ得した気分になれますよ。
亦 ビールに枝豆(チーズ)というワンパターンから卒業できるかも知れません。

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2007年07月20日

ヨーグルト

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アイスクリームに引き続き乳製品のお話です。
ヨーグルトはミルクに乳酸菌を加えて発酵させ ミルクの中の糖分を乳酸に変えてつくられたものです。
この乳酸によってミルクの栄養分をギュッと固めて出来たのがヨーグルトで 保存性も消化性もグーンと良くなり ミルクの苦手な方でも安心して食べられるのです。
亦 この乳酸菌は腸の中をきれいにしてくれるので美容にも健康にも二重マル そしてあの特有の酸味もこの乳酸の働きによるものであり 体調をスッキリ整えるには毎日でもいただきたい食品の一つですね。
ところでこのヨーグルト 発酵が始まると固まりが収縮して 一部の水分が分離するため上澄みとなって現れます。
これは乳清(ホエー)と呼ばれ 沢山の栄養分が含まれているのですから 捨てたりせず よくかき回して写真のカップで召し上がって下さい。
スプーンは 先日のクリームスプーンかティースプーンをお使い下さればよろしいかと存じます。

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2007年07月13日

茗 荷

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私事で大変恐縮ですが この額に収まった家紋は我が家の定紋で「抱き茗荷」といいます。
「この暑さの中 キンキラとは」とお叱りを受けそうですが 記事のタイミングはバッチリですので 少し我慢して読んでみて下さい。
この額は何時も店内の人目に触れるところに飾ってありますので お客様から 「あ! 家の家紋と一緒だ」 とよく言われます。
割にポピュラーな平民出身の家紋なのかも知れません。
では何故出番が回ってきたのかと申しますと 我が家では余り食用とすることはありませんが この茗荷の風味と歯ざわりが 夏向きのシャキシャキして爽快な夕餉の一品となると紹介されていたのです。

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2007年07月01日

普段着の食器

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今日から7月です。
心配された四国地方の節水も解除され 今年は鹿児島地区以外は適度なお湿りの梅雨明けとなりそうですね。
ところで今日のテーマは「普段着の食器」。
初めて食器を選ばれるお嬢さんに一言申し上げます。
服飾業界には普段着という言葉がありますね。
この普段着という言葉が 食卓にも当てはまらないかと思っています。
つまり お気に入りのTシャツに はき込まれたジーンズのような感覚で使える食器というわけです。
特に飯碗はどの器より手に取ることが多い食器で それ故ある程度の質感がありながら それでいて持っていても疲れず 掌にしっかり収まる安定感のあるものを選ばれるのが基本です。
これには多少の個人差がありますので 実際に手に持って選ばれることをお勧めします。

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2007年06月26日

お粥碗

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何方でもこの朝食には何度かお目にかかっていますよね。
胃腸の負担が少なくヘルシーな朝粥です。
精進料理や離乳食には定番の主食ですが 世界各地にこのお粥はあるようで 中国などでは米の原型を留めないほどグチャグチャに炊き込むようです。
所変わればということでしょうか。
否 日本でも水加減で全粥,七分粥,五分粥などとあるのですから 七草粥などの習慣や好み,具や味付けなど加えれば メニューは無数の料理と言えるのかも知れません。

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2007年06月25日

いろは多用ボール

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これは何でしょうか。
手焙り火鉢のような形ですね。
火鉢と申しましても今はご存じない方が多いかもしれません。 
今のような暖房器具のなかった頃の遺物とお考えの方もおられる様ですが 今は立派なインテリアとして復活を果たしています。
いろは文字をデザインした多用ボールですが さて貴方なら何に使ってみますか。
どっしりとした花生として それとも氷を入れてボトルクーラーに もちろん火鉢にだって使えます。
或いは庭のエクステリアとして 手水鉢やめだか鉢としても如何でしょうか。

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2007年06月22日

茛セット

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店先の清掃から一日が始まります。
相変わらずゴミのトップはタバコの吸殻。
もうそろそろ当市でも歩行喫煙を取り締まっては如何でしょうか。
掃除云々ではありません。マナーと伴に危険行為だからです。
過っては家庭にあっても企業におかれても この莨セットは応接間の必需品でありました。
新築されたお祝い品としても良く使われたものでした。
今はその場所が禁煙エリアとなっているのでしょう 備品だったご家庭でもお蔵入りとなったのかもしれません。
亦 単品の灰皿というと名入れ景品の優等生でもありました。
これも景品としては全く候補にすら挙がってきません。
そのうち商品として消えてしまわないかと心配しています。

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2007年06月20日

結婚記念日

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忘れっぽく不埒者でカミサンには申し訳ないのですが 実のところ結婚記念日すら遥か記憶の彼方 まして何周年かなんて 子供の年から想像して「○○年くらいか」などとうそぶいています。
毎年ホテルやレストランのディナーを予約されている方も見えるかと思いますが 一度お二人で力を合わせて準備し 後片付けも手伝い合うご自宅での祝賀会も新鮮かもしれません。
この際 飲み物も奮発して極上のシャンパンといきたいですね。

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2007年06月17日

ロングビアグラス

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昨年の春から夏にかけては様々なビアグラスをご紹介しました。
どれかお使い戴いてますか。
今年に入り またもやビールメーカーが挙って新種のビールを発表し 選択肢が広がったのは有り難いのですが 迷われる方も増えてきたのではないでしょうか。
私達の若い頃は この業界 ガリバーといわれたメーカーの寡占状態が続き ビールといえば何も考えずに 「・・・」 と決まったものでした。
それが僅か四半世紀後にこのように変ってしまうとは 殆どの方が予想出来なかったことではないでしょうか。
技術革新に裏打ちされた製品は こうした宿命を背負っているように思います。
否 そうした製品のみならず すべての業種で安住は長く続かないという競争社会の原理なのでしょう。

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2007年06月12日

焼酎ボトル

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コック式焼酎サーバーにつきましては 2度ほど記事に致しました。
今回はそれより少し小さめの手酌用のボトルですが 原理は同じです。
その際にも書いていますが 焼酎のような蒸留酒は陶器の容器に移す事によって ピリッと舌を刺す様な刺激が取れて 飲み口の柔らかいまろやかな味になります。
これは陶器の持っている対流効果で 容器の中で焼酎が循環される事によるものです。
3日間保存してください。

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2007年06月11日

アン・アン

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雑誌「アン・アン」は 創刊以来日本の若者ファッションの「いま」と「あした」を文章と写真で表現して来ました。
「アン・アン」にとってのファッションは 単なる服飾文化を超え若者の生き方そのものとして表現されて それ故支持もされて来たのです。
ごく限られた人達のみに許されたファッションの楽しみを若者達全体に広め 誰にでも楽しめる当たり前のこととしてのファッション そして「生きている」と同義語のようにファッションを捉えていったのです。
時代を超えて今も自由に変化を楽しんでいる「アン・アン」は 今や雑誌というメディアを超えて一つのキャラクターとして呼吸し始めています。
「アン・アン」の器の世界をご紹介します。

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2007年06月05日

只今 特売中

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  只今梅漬け用瓶(かめ) 特売中

例年通り今年もこの時期 梅漬け用の瓶を店頭にて特売しております。
当店扱いの瓶に付きましては 重石や水抜きに至るまで全て常滑・久松窯の製品で 環境ホルモンは一切含まれていませんので 安心してお使い戴けます。
価格につきましては続きをクリックして下さい。

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2007年06月02日

魚の選び方

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魚料理が見直されていますが 先日発表された水産白書によれば日本では逆に魚離れが進み 中国などとの引き合い合戦により 高値に推移しているというのは残念なことです。
しかし青魚に代表されますように脳を活性化させるDHAや 血管を若々しくしなやかにさせるEPAを豊富に含み 伝統的な蛋白源でもあり生活習慣病の予防のためにも 貴重な食材に違いありません。 
しかも四季折々に夫々の旬の魚があるのも楽しみですよね。
でも魚料理は好きだけれど調理するのが苦手 或いは上手く食べられないといった方が結構多いように思われます。
この意識が魚離れを引き起こしているのかも知れません。

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2007年06月01日

らっきょう漬

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今日から6月 6月といえば先ず誰もが梅雨を連想されるのではないでしょうか。
沖縄は既に梅雨入りしているようですが 同時に食中毒の多発する季節であり余り良いイメージのある季節とは言えない時期でもありますので 食品と健康にはどうぞご留意下さい。

さて 今年もらっきょうが出回ってまいりました。
毎年カミサンが漬けておりますが なかなかシャキッと歯応えもよく美味く漬けているように思います。
形がふっくらとよく熟したものを見分け 出来れば土付きのものを選ぶようにしましょう。
注意したいのは ひげ根と芽先を短く切り過ぎないようにすることで 切り口から漬け汁が浸み過ぎてはカリッと仕上がりません。
漬けたらっきょうは冷蔵保存をされたほうが歯応えが保てますし 漬ける前であれば冷凍保存されたほうがシャキッとした仕上がりになります。

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2007年05月31日

中皿という器

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「中皿を下さい」というご注文を頂戴しますと 私共でも迷ってしまいます。
先ず和皿か洋皿かということもありますが 表現が曖昧な上盛皿としての役割と同時に取皿としての役割もこなすという そうしたスタンスのはっきりしないところが迷わせる原因となっています。
和皿の場合ですと5~6寸(15~18cm) 洋皿ですとケーキ皿かデザート皿(19~21cm)で大抵間に合うようですが それでも浅いか深いかという問題が残ります。
この点 しつこく問い返すことを避けるようにしていますが 結局何にでも間に合うオールマイティーなお皿が欲しいという事のようです。
確かに中皿に求められるのは そうした何にでも応用できる多様性を持った器という事なのかもしれません。

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2007年05月29日

ビュッフェパーティーのマナー

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先日も総会の後 この形式のパーティーがありました。
気安さが売りのビュッフェスタイルのパーティーですが 会場にはたくさんの人達が集まりますので そのことを忘れずに最低限のマナーは守りましょう。

取皿に目一杯の料理を盛っては 平気で残す人。
料理をあれこれ迷っては取り 取ってはその場で食べ始める人。
歩きながら食べたり くわえタバコで歩き回る人。
疲れている年長者を尻目に 椅子を独占している人。
などなど 心当たりの方ご注意下さい。

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2007年05月27日

抹茶の保存

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抹茶の一番の保存法は二重缶に入れて夫々テープなどで目張りした上 冷蔵庫に入れておくことです。
温かい所に置いたり湿気が入ってしまいますとりますと 色や味が変わってしまいます。
使用時にナツメに移し 使い終えたらまた缶に戻しましょう。
ダマになった抹茶はフルイや茶漉しなどで振るってからナツメに入れてください。
細かく振るった抹茶はやわらかくて美味しいお茶を点てる事ができます。
何時でも美味しいお茶が戴けるようご留意してください。

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2007年05月24日

泡盛カップ

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沖縄特有の焼酎 ご存知泡盛が人気です。
蒸留の折 導管から垂れる泡盛が受け壷に落ちる際 泡が盛り上がったことから由来しているとも言われていますが 健康ブームにも乗り今や全国で広く親しまれています。
原料にはタイ米(インディカ米)と黒麹菌(アワモリコウジカビ)を用い 100%米麹だけで発酵させ 麹菌と水と酵母に原料を加える仕込を 全て一回で行なう「全麹仕込」と呼ばれる独自の製法で造られます。
一般にアルコール度数は30~45度と高めに設定されていますが スッキリとまろやかな風味に特徴があり このため一度飲んだら虜になってしまう方が後を絶ちません。

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2007年05月21日

小さな飯碗

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この写真は何れも直径10cm弱の小さな飯茶碗です。
何故こんな写真を掲載したかと申しますと ダイエット中のお客様にPRするためばかりではありません。
チョット話が横道に逸れるかも知れませんが ご容赦下さい。
京都の方はご存知かと思いますが 石庭で有名な龍安寺というお寺がございます。
そこの寺内のつくばいにチョット変わった文字が刻まれています。
「吾唯知足」の文字が辺,旁,冠に分解されて彫られていて いずれも中央の四角い水穴をこの口(四文字に何れも口という文字が含まれていますが このつくばいに彫られた四文字にはこの口が省かれています)という文字に見立てて 夫々の文字に共用してこの口を加えればこのように読めるという 「吾,唯,足るを知る」 仏教の真髄を説いた言葉であります。
足るを知る方は貧しくとも心は富めりであり 人の物欲には上限がありません。
豊かな物質文明を享受してきた私たちにとっては 耳の痛い言葉でもあります。

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2007年05月10日

ホームリカー

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健胃整腸,強精強壮,食欲増進等 梅の効能は良く知られたところです。
時候は只今爽快な5月ですが この後梅雨に酷暑と続き凌ぎ難い季節となって参ります。
そこで今年は皆さん ホームリカーにチャレンジしてみませんか。
梅干作りほど気遣うことなく簡単です。
そして皆でこの夏を乗り切ってまいりましょう。
お馴染みの5号型貯蔵瓶(4L)を使った 梅酒のつくり方のご紹介です。

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2007年05月09日

砂糖について

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以前 調味料の記事を一気に書こうとしたところ 余りに種類が多く奥の深さもあって 手に負えず中止した経緯がありました。
しかし今日は昨年夏に入る前ご紹介しました 「分とく山」料理長・野崎洋光さんの調味料講座を若嫁が見つけ 参考にしてと持ってきましたのでご紹介させて戴きます。
トップバッターは「さしすせそ」の「さ」 砂糖について 砂糖の意外な効能という講座です。
砂糖と言えば言うに及ばず「料理の甘み付け」 これは誰でもご存知ですが これ以外に意外な効能があることをご存知の方は少ないのではないでしょうか。
これ以外とは 砂糖の持つ水と結合し易いという「親水性」と 一度結合すれば離れ難いという「保水性」の二つの性質によるものなのです。
では ご紹介します。

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2007年05月06日

ホームセット

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毎日必ずお世話になる食器ですが どの様に食事をされているのか外食産業はとも角 家庭における食器の需要は国内出荷量の統計を見ても確実に落ち込んでいます。
食器も半耐久消費財と考えれば納得できなくもないですが これもバブル期の遺産なのかも知れません。
しかし一日を振り返ってみてください。
今日一日の楽しく幸せな瞬間に 食事の時間を挙げる方はきっと多いはずです。
食器の果たす役割を考慮すればもっともっと注目されても良いと思うのですが 恐らく私達業界のPR不足もその一因と思われます。
反省しなければなりません。

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2007年05月03日

筍のえぐみ

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只今 旬の真っ盛り。
今年は今までに3度ほど戴き 買うことなど全くありません。
毎年この時期 当たり年では連日のように田舎の方から筍を頂戴します。
初登場の日は待ち遠しくもあり あの何とも言えないサクッとした食感が楽しめるのですが 連日となると量が量だけにこっそりご近所などへのお裾分けとなってしまいます。
掘った筍は暫くしますと「えぐみ」が出てきます。 
我が家に到着の筍は 皆さん手ごこしくその日のうちに到着していますので 何時も美味しく炊き上げていますが 時間が経てば経つほどこのえぐみがひどくなります。

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2007年04月28日

分離したバター

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先日パンケースの話題を提供致しましたが 寝坊した朝など慌てて朝食を摂ろうとして 冷蔵庫のバターを早く柔らかするため 電子レンジに入れてしまったという失敗はありませんか。
バターは油中水滴型のエマルジョン(水分が油の中に分散して入っている状態)です。
一度溶けると乳化状態も崩れて 冷やして固めても元には戻りません。
黄色と白が分離して混じり合った状態となり 見た目も口当たりも悪く香りも少なくなってしまいます。

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2007年04月21日

レンジトレー

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昨年 電子レンジや食洗機対応の樹脂が開発され その汁椀が発売となったご報告を致しました。
お陰様で マズマズご好評を頂戴しております。
これはその応用編とでも申しましょうか こんな商品があれば便利と待望の新商品です。
会社関係の独身寮などでは損耗率を考慮され 陶器ではなくフェノールやメラミンといった樹脂製の器を使われているところが多いのですが この食器の最大の難点は電子レンジに対応しないという点です。
仕事上 帰宅時間がマチマチになりがちな寮生にとって 電子レンジでの温め直しは必須事項となっています。
こんな訳で 何れ他の食器にもこの樹脂が波及していくと思われますが 取り敢えず第二弾はこのトレーです。

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2007年04月20日

月夜野工房

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これは上越クリスタル硝子の工房 群馬を流れる利根川河畔の月夜野工房より届けられた花生(手前は銅製の花止め)です。
ここで造られる硝子食器や花生,置物,インテリアライトなどは 全て熟達したトップレベルの職人による手造り商品ばかりで どの品もみな人の温もりが感じられます。
この工房ではガラス体験工房やグラスアート美術館などが一般に開放されていますが チェコのブリュワリーとの提携による地ビールまで製造していて 房内のレストランや青空付きのカフェテラスにて ビール付きの食事を楽しむことが出来ます。

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2007年04月17日

箱 膳

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木製で30cm前後の蓋の付いた箱ですが 中には日常使う食器が収まっていまして 取り出しては食事をするという一人用のお膳に変身する箱膳です。
家族の人数分各ご家庭で用意され 夫々のお膳が決まっていました。
特に家長のものは一回り大きく 食器も八十椀プラス一器(中千代口)が収まっていたように聞いています。
江戸期の頃から 各ご家庭では家族全員が一つの大きな卓袱台を囲むという習慣はなく 代りに炉を囲んでこの箱膳が並べられていたようです。

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2007年04月15日

携帯箸

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2020年と言えば今年生まれた子が中学生となります。
この年の地球の危機に警鐘が鳴らされて久しくなりますが アッという間に来そうな勢いです。
量販店におかれましても レジ袋を無くそうとの動きがありますし 何か私達に出来る事はないのでしょうか。
以前 旱魃材を利用しているとは言うものの 環境破壊の槍玉に揚がった割箸ですが 今や飲食のお店でも使用を差し控えようとの動きがあります。
私達の業界では 数年前より携帯箸が開発されていますが マダマダ一般に浸透するところまで至っていません。

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2007年04月14日

山野草鉢

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山歩きや登山の愛好家なら兎も角 街中から出ることの少ない私達にとっては殆ど名前すら知らない山野草たちですね。
これらの山野草をこんな鉢に閉じ込めて良いのかと自問しておりますが 育てる知識がしっかりしていて根気良くお世話できるのであれば 良いのかと思ったりもしています。
しかし大自然と植木鉢 この大きな落差を埋めるのは大変な事だと思いますが 対面したときの感動や印象を捨て切れずにいらっしゃる方も多いのでしょう。
でも採取禁止の花や場所があると思いますのでご注意下さい。

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2007年04月11日

迎え塩

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脳卒中の原因となる高血圧 この高血圧の体質をつくる塩分の過摂取。
英国では スナック菓子に含まれる塩分を減らすキャンペーンまで行われていると言います。
皆さんも生活習慣病には何かとお気遣いのことでしょう。
塩分控え目の時流ですが 海の魚には無理な相談ですよね。
塩辛そうな魚でも塩分を水で洗い流す事はできません。
ではどうすれば良いのか こんな時「迎え塩」をします。

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2007年04月04日

三三九度

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ただ今桜は五分咲き 陽気が行ったり来たりしながら日増しに暖かさを加えて参ります。
春爛漫はもう手の届くところに来ていますね。
この春にも 何組かのカップルのお世話をさせていただきました。
さてこの写真 一見お正月用の屠蘇器のようでもありますが 良く見ていただきますと左右に雄蝶・雌蝶の飾りが付いた銚子が一個ずつ二個あります。
これが正月の屠蘇器と唯一違うところで 屠蘇器をお使いのご家庭なら銚子の単品販売もございますので 追加注文されれば三三九度が出来上がりますが 絵柄も不揃いの上 受台も窮屈になると思われます。

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2007年03月31日

パレット皿

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今日このブログを見た人はラッキーですね。
何てったって四葉のクローバーですから。(私など毎日在庫を見ています)
さて料理に天盛したり手前に添えたりする薬味ですが 薬味にも好みが分かれる場合はこのパレット皿が都合が良いのです。
4種盛ができますので お好みの薬味を銘々に取ってもらえばいいのです。
そもそも薬味は料理の味を引き締め 香や彩りを添えることによって食欲をそそる効果があり 事実 薬効の期待できる香味野菜も沢山あります。
薬味以外に珍味やお新香などの盛り付けでも このラッキーな四葉のクローバーパレット皿が好都合です。

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2007年03月30日

エキサイト・バザール

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2月に刷り上って参りました「エキサイト・バザール」のポスターです。
既に市内各所に配布掲示致しましたので ご覧になられて記憶されてみえる方もいらっしゃると思いますが 平成4年4月4日を起点に 毎年4月の第一土,日の日程で開催して参りました春の恒例催事です。
今年で16回目を迎え すっかり市民の皆さんにに定着した催事となって参りましたが 更に今年も更に工夫を凝らして開催されますので どうぞご期待下さい。

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2007年03月28日

中華スープ

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中華スープ(湯・タン)は主に鶏ガラを使い 肉ごと使ったり豚肉や貝柱を加える事もありますが 比較的淡白な味なので主菜の邪魔にはなりません。
種類としては大別して鶏ガラを使った基本の毛湯(マオタン)に あっさりと上品な味で澄んだ清湯(チンタン) 豚足などチョットおっかない素材をを使った濃厚でコクのある濁ったナイタンとあります。
他にとろりとクズびきしたもので「ふかひれスープ」のような高価なものから 実の材料とスープを一緒に器に入れて 器ごと蒸す手の込んだドンと呼ばれるスープまで色々あるようです。

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2007年03月23日

エディブルフラワー

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本格的な春が近づいて参りまして 何故か身も心もうきうきする季節となりました。
先月もご紹介しましたが 今度も毎日新聞の月刊誌「毎日夫人・4月号」に 「春を食する」という特集が組まれ 食文化研究家・久本倫子さんの監修による「エディブル・フラワー」の記事が掲載されていましたのでご紹介させていただきます。
この名称を私は知らなかったのですが 一般的な刺身のツマなどに菊や菜の花などが添えられているのは存じておりました。
主に洋花ですが こうした食用花を指して「エディブル・フラワー」と呼ぶのだそうです。
食卓も春らしく香りと共にパッと華やぐのではないでしょうか。

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2007年03月21日

汁もの

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味噌汁や吸物といった汁ものは ご飯のパートナーとして私達日本人には欠かせないものです。
尤も美味しい汁ものはダシの採り方で決まりますが 毎日食していますので夫々の家庭の持ち味があり なかなか新しい味には馴染めず切り替えが難しいところでもあります。
吸物は削り鰹と昆布の一番ダシが 香りも良く味の決め手となります。
具は主となる椀ダネ,彩りを添える椀ヅマ,更に香りを添える吸口の三点セットのバランスを大切に 季節感にも配慮しながら組み合わせてみて下さい。

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2007年03月20日

ブルゴーニュ

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国内有数の洋食器メーカー・三郷陶器の看板商品「ブルゴーニュ」です。
歴史と伝統あるフランスのブルゴ-ニュ地方。
その美しきぶどう園をテーマに 藍色のモノトーン調で落ち着いた気品と優雅さを演出します。
絵柄を生地に溶け込むように焼成するイングレーズ焼成によって 三郷陶器の最高級磁器「マグナ」の魅力を存分に堪能できる超ロングセラー・シリーズです。
長期の生産により各地の一流ホテルやレストランなどでも使用されていますので 「何処かで見た」と仰られる方も多いかと思います。
しかしながら実はこの食器も時代の流れでしょうか 大変残念な事に生産中止となってしまいました。

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2007年03月11日

ホワイトデー

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3月14日はホワイトデー。
今は未だ静かなようですが 亦 当日は大騒ぎとなるのでしょうか。
丁度バレンタインデーのチョコレートのように 欧米ではこの習慣は無く例の日本固有のお祭りのようですが 如何にもお返しを気にする日本人らしい発想ですね。
いや どうもこれも菓子業界が仕掛けた売上向上策のようでもありますが エコノミックアニマルと呼ばれた日本人 「さもありなん」ってところでしょうか。
すっかり定着してしまったようですが 何をお返ししようかと貴方は毎年悩まされているのではありませんか。
そこで 何かこの業界でもご紹介できるものはないのかと探してみました。

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2007年03月08日

湯 桶

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懐石の締め括りに白湯の代りに焦がし湯(米を煎り焼き塩を加えて湯に入れたもので 番茶代りとなる)を入れて注ぐための道具です。
(写真の左上 脇引盆の上に載ったポットのような物 その左はお玉のような形をしていますが湯の子すくいと呼ばれて 湯桶とセットされています)
亭主は正客の左手に湯桶を置き 正客は湯桶の蓋を取って次客へ渡します。
正客は湯の子すくいで湯を椀に取り蓋同様次客に渡し 飯の残りと香の物を湯と共に戴きます。
末客が給仕口へ下げて 一同戴き終わったところを見計らって 正客は椀の蓋を元通りに重ね 他の客も一斉に正客に倣って箸をおとします。
これにて懐石が締め括られました。

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2007年03月05日

スローフード

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世界的規模でハンバーガーに代表されるファーストフードが席捲し始めた頃 同時にこれに反発を感じた方もおられたようです。
地域特有の伝統的な農法による 伝統的な食材が失われるのではないかとの懸念が持たれたのです。
これが起爆剤となって「スローフード運動」が各地で起きていることは ステレオタイプに堕し易い私たちにとっても喜ばしい事だと思っています。
食器屋としても大いに歓迎しているところです。
食器はこのスローフードと大きな係わりを持っていますので。
そして一方でこのようなクエスチョンマークの意識をもたれる方がいた事に なにかホッとした思いが致しました。

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2007年03月03日

ひな祭

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今日はひな祭り 女の子が美しく幸せになりますようにとの願いを込めて雛人形を飾ります。
私事で恐縮ですが 我が家には女の子が授からなかったのですが雛飾りはあります。
同時に店内のあちこちには商品の陶雛や硝子雛が展示されています。
由来を紐解きますと 中国の仕来たりが日本に伝わったようですが みそぎによって身を清めたのが 日本で人形にけがれを移し水に流した流し雛の風習へと変化し その後段飾りとなったようです。
それも江戸期の後半になってからのことで それ程古い仕来たりではありません。

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2007年02月18日

調味料

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容器の写真を撮った後 調味料の事を調べてみました。 
ところが代表的な調味料「さしすせそ」の他にも 500種ほどもあり諦めてしまいました。
これも常用の範囲の数で 料理の種類同様実際には無数にある筈です。
そこで調味料やスパイスについてはその都度書き留めさせていただく事としますが 私など大した経験をするはずもなく 浅薄な報告になると思いますのでどうぞご了承ください。
当然ではありますが プロの料理人にとって味付や出汁のとり方などは秘中の秘。
気に入った料理に出会えば そこの板前さんやシェフの方々と懇意になるのが手っ取り早いのかもしれません。

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2007年02月16日

コシノ・ヒロコ

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おばさんとは呼ばせないという書き出しを用意していましたら いつの間にか古稀をお迎えになられたそうです コシノ・ヒロコさん。
この「器・あわせ」も発売以来20歳を数えましたか?
当初は洋陶のメーカー(NIKKO)が和風の絵付けをしてバタ臭い奇異なとの偏見を持っていましたが 不思議に今もって新鮮な印象を与えてくれます。

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2007年02月14日

2月14日

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バレンタインデーは商いで取上げても 我が家には世間の大騒ぎと違って無縁のものと決め込んでいましたが 来ました。 「パパチョコ」が。
チョコレートパンに ゴマと抹茶入りのクッキーがやってまいりました。
実に何十年ぶりかの出来事です。
甘味の苦手なことをよく知っていて どちらも控え目につくられていました。
鶴瓶さんの「家族に乾杯」などを見て 来月14日のことに頭を悩ませながら戴くことにしましょう。
そして唯一の貴重なチョコレートです。 どうか義理ではないことを願いましょう。

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2007年02月10日

広 蓋

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先月文筥をご紹介しましたが こちらも消滅の危機にある道具です。
ご年配の方ならご存知かも知れませんが 若い方でご存知の方は少数派と思われます。
結納の品や祝いの品はこの長角のお盆に載せてお渡しするのが正式で広蓋(一枚目の写真)と申しまして 正角に近いお盆は万寿盆(二枚目の写真)といい 結納の場合は目録を載せますが 本来はこちらは花嫁の挨拶回りに際し紅白のお饅頭を載せて配るためのお盆なのです。

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2007年02月06日

比屋根千里さん

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日本茶の事はこれまで何度も書いて参りました。
今日は毎日新聞の月刊誌「毎日夫人:2月号」に 日本茶インストラクター・比屋根千里さん(写真)が指導された「おいしいお茶の淹れ方,呑み方」が特集されていましたので 引用掲載させていただきます。

先ず淹れ方のポイントは四つあるといいます。
それは ①お茶葉の量 ②お湯の量 ③お湯の温度 ④浸出時間の四つで デリケート故この差で味や香りが全く違ってきます。

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2007年02月01日

還 暦

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私達団塊のど真ん中世代が今年還暦を迎えます。
十二支と十干の組み合わせで60種類 これを一巡りと考え61歳で生まれた時と同じ干支に還る(本掛還り)ことから 文字通り還暦と呼ばれています。
世界一の長寿国 日本
長寿の祝いといわれてもピンと来ない方が多いでしょうが マダマダ現役と思われている方には赤いチャンチャンコや座布団を贈られても 「迷惑だ」と言われそうです。
昔は節句や芽出度い日に祝う慣わしでしたが さり気なくご本人の誕生日に祝ってあげたら如何でしょうか。
その際 代わりに写真の赤いお茶碗をプレゼントして下さい。
赤いお茶碗に白いご飯 この色彩のコントラストがご飯をひきたてます。

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2007年01月31日

ワイン

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ワインは飽くまで料理をより美味しく戴くためのお酒です。
しかし肉料理や魚料理に合わせてワインを選ぶなんて事 誰が決めたのでしょう。
ホテルやレストランなら兎も角 家庭で戴くワインならご自分の好みで選べば良いのではないでしょうか。
とは言いましても ワインばかりは同じ銘柄であっても採れた年代によって味も香りも微妙に違っていますので 可也の通にならねばピッタリのものを選ぶ事はできません。

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2007年01月28日

至福の半酒器

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出ました 新製品。  品名は至福の半酒器です。
何故このように大袈裟なネーミングかと申しますと 造り手から呑み手に至るスペシャリスト達のケンケンゴウゴウの結果の産物なのです。
電子レンジで手軽に理想の燗付けが出来ます。
(この人達の中には 家電メーカーの電子レンジ開発担当者も加わりました)
先ず徳利ですが レンジにかける時は外さなければなりませんが蓋が付いています。
勿論埃避けではではありますが 保温,保冷のためでもあります。
蓋を外せば 冷酒などの片口としても利用できます。
次に注入口は一升瓶からでも注ぎ易いように広口にして 底部へ向かうにしたがって狭めた流線型を採っているため 洗い安くレンジによる加熱ムラが防げます。 
逆に注ぎ口はV字型を採用しているため しずくが垂れ難く注ぎ易い構造となっています。
日本酒の垂れ洩れはテーブルをべた付かせます。(これなら袴不要)
亦 持つ箇所は胴回り8cmと女性の手に馴染むサイズに拘りました。
更に内底中央の突起によって 日本酒の対流を促しレンジによる加熱ムラを防ぎました。

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2007年01月24日

京都の抹茶碗

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京焼は京都千年の歴史に培われた独特の文化風土に育まれ 華麗にして繊細 香り豊かな用の美を今に伝える日本の代表的な伝統工芸の逸品です。
亦 中央に集積された全国各地の文化の粋が この地の匠により花開いたものという事も言えるかもしれません。
造形に色彩に洗練を究め 伝統の心を守りながらも今常にこの時の時代感覚に熟練の技を注ぎ込んだ作品を創り出しています。
京都の抹茶碗のほんの一例です。 どうぞご賞味下さい。

<三代目・陶楽>   捻華紋

土に拘りながら 使い手に感動を伝え得る器の制作に打ち込み 三島手などに見られる非常に繊細な技法は高い評価を得ています。

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2007年01月23日

鬼ヶ島

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昨年も節分には 鬼をテーマとした商品を掲載致しました。
今年も鬼の食器を提案します。
昨年同様 スギノトーキの鬼は節分に追い回される鬼ではありません。
人様の厄を一身に背負って払い 人様に家内安全,健康長寿を授ける福鬼です。
顔に「決してワルではありません」と描いてあるじゃないですか。
有田焼の丈夫で長持ちの鬼です。
どうぞ何時までも仲良くしてください。

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2007年01月17日

茶碗蒸しの小物

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蒸し物は熱いのが何よりのご馳走ですので 調理と提供するタイミングが非常に大事です。
火傷をしそうな熱いものを勧めるわけですから 器は茶托などの受け皿や懐紙を敷いた皿に載せるとか 柔らかい料理ですので掬い易いようにスプーンを添えて勧め 「熱いですから・・・」とひとこと言い添えるようにしましょう。
この際 金属スプーンは熱がストレートに伝わり直ぐに熱くなりますので 木や竹,或いは陶器製のスプーンの方がベターです。

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2007年01月16日

京都・たち吉

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創業以来250余年の歴史を持つ京都の老舗「たち吉」は 日本の四季を暮らしに取り入れ 伝統の技術や使い方の工夫を生かし 現代生活にマッチさせることを絶えず意識して商品を提案しています。
亦 最近の個性的で多様化したライフスタイルに対応し その時々に相応しい器と情報を提案できる企業でもあります。
この「たち吉」の商品。 ほんの一部ではありますがスギノトーキの一画でもご覧いただけますので 是非ご来店くださいませ。
お待ち申し上げます。

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2007年01月07日

鯛に鰤

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昨日は飯碗,湯呑にマグカップをご紹介しましたが おメデタついでにこれも目出度い酒器をご紹介しましょう。
古来我が国の祝宴の在り方は 日本酒抜きにしては語れません。
今でこそシャンパンでの乾杯に始まり ワインのフルコース ブランデーやウィスキーの食後酒というコースを辿るケースも増えましたが それでも鏡開きを間に挟んで日本酒を振舞うことを忘れません。
勿論 挙式場の神前には神聖なお神酒を供え 粛々と次第が進められます。
普段日本酒に余りご縁のない方でも 場内では何方も純白の瓦ヶ皿に注がれた無垢で透明な液体 お神酒をどうしてもこの雰囲気の中で意識してしまうのではないでしょうか。

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2007年01月05日

文 筥

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書画の世界では手紙のことを消息と言ったりもしますが 手紙のやりとりも年賀状のみという方も多いことでしょう。
その年賀状すらパソコンから打ち出されますので 本当に文字を書くことが少なくなってしまいました。
お陰で読めても書けない文字がドンドン増え 書けてもドンドン字が下手くそになっています。
私共もパソコンを導入して20数年になりますが それ以前は熨斗書きや挨拶状に回覧事項に議事録など 全て手書きでありました。
この結果こうなり今後どうなっていくのかという事例を一つご紹介しましょう。

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2006年12月28日

お正月の床飾り

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お正月を迎える準備も何かと大変ですが 一度に出来るものではありませんので 家族皆で手分けされているご家庭が多いようです。
奥様一人じゃ気合も入らないうえ しらけてしまいますものね。
その中の一つに床飾りがあります。
床飾りは先ず正面の掛け物ですが 画なら「七福神」や「蓬莱」「松竹梅」などのお目出度い物があれば最適ですが 無ければお正月らしくお目出度いものであればそれで結構かと思います。
書であれば「福」「寿」の二幅の対 「松」「竹」「梅」の三幅対などがありますが これもお正月らしいものであれば 拘らなくて良いでしょう。

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2006年12月27日

黒 豆

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師走に入り 御節に欠かせない黒豆の新物が出回るようになりました。
私共では幸せな事に 毎年この時期お客様より実りの黒豆を頂戴します。
この黒豆水煮して柔らかくなったところへ 砂糖を一度に沢山加えますと皮は伸びますが 子葉は収縮してシワが出来てしまいます。
亦 茹でている途中で煮汁が少なくなり上面の豆が汁に浸かっていない状態で 蓋を取り冷たい空気に触れてしまってもシワが寄ります。

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2006年12月23日

曽呂利花入

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茶事に於いて 初座の床飾りは掛物,後座は花ということになっています。
利休居士曰く「道具の中で最も大切なものは掛物であり 中でも墨跡を第一とする」と教えています。
歌切や消息も掛物として使われますが 先ずは墨跡の文句を敬い賞玩するもので その使い分けはその茶会のテーマに相応しく調和を乱さないものというのがポイントです。

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2006年12月15日

九谷・吉田屋

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ご存知九谷焼の魅力は 華麗な絵柄に色遣いの調和が引き出す絵画世界にあります。
九谷焼の絵付けは産地に陶業界の絵師が全くの不在であったため 本職の絵師による絵付けが成され それ故九谷独特の豪放でありながら精緻な筆遣いと深みのある色遣いにより 絵画世界へと開けていったのです。
現在でも産地では素地業と上絵業は完全に分業となっています。

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2006年12月13日

ウィリアム・モリス

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ウィリアム・モリスはヴィクトリア王朝時代の英国の偉大なデザイナーであり 詩人であると共に思想家としても有名です。
産業革命最中の大英帝国で 機械化による大量生産が世に溢れ出ている事に疑問を感じたモリスは 「全ての装飾の仕事には芸術的監督が必要である」としてモリス商会を設立し 装飾全般の仕事に当たり「作品」を高品質な「商品」として提供するシステムを創り上げました。

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2006年12月09日

事 始

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古都・京都祇園では 今でも師匠や姉芸妓の人達が13日に届けられた鏡餅を床に飾り 数の子,ごまめ,牛蒡の三種肴で酒を供する「事始の餅」という行事を行なっています。
古都ならではの師走の情景でありますが 一般的にはこの日より正月の準備に取り掛かるということで 門松を立てたり,煤払いが行なわれたりと進められ 今でも夫々の地方色や土地柄が反映されたものとなっています。
では何故13日なのかと申しますと 詳しくはありませんが中国の陰陽説からこの日は陽の極みとされた日であることからということのようです。

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2006年12月03日

シェリー

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シェリーとは 過って英国を経由してこのお酒が世界に広まったという歴史があって スペインのヘレスという町の英語の呼び名です。
このヘレス一体で造られるワインをシェリーと呼び 他国のワインは一切シェリーとは呼びません。
丁度フランスのコニャック地方で造られるブランデーを コニャックと呼ぶのと一緒ですね。
亦 シェリーはフランスワインと違い白の品種だけのワインです。
ただ空気に触れる酸化熟成によって造られたシェリーはマホガニー色となり これが赤いシェリーと間違えられているようです。
特徴は10種類ほどのタイプがあり一概に言えませんが 淡い金色のシャープな辛口から 濃いマホガニー色のソフトで甘い口当たりのものまで 色々楽しめます。
今年のクリスマスはシェリーで「メリークリスマス」。

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2006年11月30日

イクラ

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この向付の魚 鮭という事にしてください。
この器に自家製のイクラを載せて 肴にしようと思っています。
ご飯に載せれば何杯もお代わりしてしまいそうなイクラ丼も人気ですが 噛んでブチブチッと潰す感触に快感を覚え気持ちが良いのかも知れません。
さて それでは塩漬けのスジコを買って来て 自家製イクラに挑戦しましょうか。
自家製だから誰にも文句を言えず食べ切ってしまうでしょう。
上手くいけば病み付きになるかも知れません。

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2006年11月25日

レンコン

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レンコンは蓮の地下茎が肥大化したもので 10個前後の穴があります。
人はこれを見通しが効く野菜として縁起野菜に仕立て お正月や祝日などに食する習慣を持つようになりました。
勿論この穴にはレンコン自身にとって大変大きな意味があります。
レンコンの育つ泥の湿地帯では呼吸が出来ません。
植物も空気がなければ成育することは出来ませんので 地上に出ている花や葉,茎に通じる通気孔の役割をしているのです。
中国からの輸入もあって今では一年通して手に入れることが出来ますが 国産物はこれから冬にかけて旬を迎えます。
但し出荷のピークはお正月前の暮のようです。

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2006年11月23日

小物タンス

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10年程前まではこのような小引出の付いた小物入れが 価格とボリュームで贈答品としてもよく使われていました。
こちらは桂材を使った秋田塗の七つ引箪笥ですが 秋田も豊富な木材資源(杉,栓,桜,桂など)を生かした漆器の一大産地であります。
天然木の持つ清らかさや温もりを 伝統技術で道具に加工し生活に潤いを与えてきました。
同じ秋田の桜の樺細工は以前ご紹介したところです。

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2006年11月19日

八十椀

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古来日本人が使用していた食器は漆器(JAPAN)で 陶器(CHINA)を使うようになったのは中国や朝鮮との交流が始まり影響を受けてからのことであります。
元々は八重椀と呼ばれ 飯椀,汁椀,平椀,坪椀の4点を指し これだけあれば人々の食生活は事足りたと思われます。
その後 冠婚葬祭などの特別な行事に皿や猪口などが増やされ 九重椀,百椀となって参りますが基本は今でもこの八十椀の4点です。

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2006年11月12日

ステーキ

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極上のサーロイン・ステーキなら兎も角 いつもいつもそんなお肉ばかりではありませんよね。
私共など毎回スーパーのタイムバーゲンを待っての安売り肉やチルド肉ですが このような肉はやはり固いものです。
ご存知だと思いますが この固い肉を柔らかくするには 赤ワインに一時間ほど漬けておくという方法があります。
肉はワインの酸性によって 水分を保とうとして焼いても肉汁が逃げず柔らかく美味しく焼きあがります。
この場合予めフライパンを熱しておいて 手早く肉の両面を焼き固めてしまうのがコツです。

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2006年11月09日

七五三

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11月15日は七五三を祝う日です。
今の長寿社会では何度も立ち会えるかも知れませんが 一方少子化故チャンスは少ないかも知れません。
我が家では子宝に恵まれましたが 七五三は母と女房が取り仕切り 私の出る幕は一度もありませんでした。
元は武家社会の習慣のようで 過っては子供の死亡率が高く 幼児期を無事に過ごす事自体大変な事でしたので 成長の証を披露するという意味もあったようです。
三歳には頭髪を伸ばす「髪置き」 五歳で初めて袴を着ける「袴着」 七歳になると本裁ちの大人の着物を着て帯を締める「帯解き」と呼ばれるお祝いの儀式が 今に受け継がれています。
現在では 男子は三歳と五歳 女子は三歳と七歳になると神社にお参りして ご祈祷して戴きます。

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2006年11月03日

ショットグラス

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ツーフィンガー(W)のショットグラスです。
今でこそストレートでウィスキーを呷る人は少なくなりましたが 映画(殊に西部劇)の飲酒シーンではよくこのショットグラスがカウンターを滑っていました。
どんなお酒でもストレートで呑む事が そのお酒本来の味覚であり香りがすることと理解はしていても 何分強いお酒ですから人に合った呑み方は夫々違っても構わないでしょう。
呑み方 ①ショットグラス ②オールドファッションドグラス ③タンブラー ④ホットウィスキーグラス ⑤カクテルのベースとして お好きな方は全てお試し済みですね。

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2006年10月29日

一閑張

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一閑張は江戸初期の頃 明より渡来した飛来一閑が創始した漆工芸技法で 日本の和紙と中国の乾漆技法を組み合わせたことにより初めて作られました。        
土や木で原型を作りそれに幾重にも和紙を張り そして型抜きをしてその張子に乾燥,漆塗装を繰り返し 丈夫な漆器へと仕上げて参ります。
現在 地域によっては漆の代わりに柿渋を塗装しているところや併用しているところなど 種々の応用技法により仕上げられるようになって参りました。

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2006年10月25日

銅器の街

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慶長14年(1609年)高岡に城を築いた加賀藩2代目藩主・前田利長公が 産業振興を願い鋳物師(いもじ)を全国より招き鍋釜などをつくったのが始まりとされています。
以来400年 高岡の街は研ぎ澄まされ受け継がれた職人技により 我が国最大の銅器の街として栄えて参りました。
同時に高岡は 「彫刻塗」「勇助塗」「青貝塗」といった伝統技法を持つ高岡漆器の産地でもあります。

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2006年10月17日

サツマイモ

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昨日の事です。
お隣の桑名まで仕事で出向く折 カーラジオを聞いておりましたら「サツマイモ」の話題でもちきりでした。
丁度秋から冬にかけて旬を迎えますので聞かれた方も多いかと存じますが タイムリーな番組でした。
そこで今日は「サツマイモ」について 昨日のラジオによる俄仕込みの薀蓄を傾けてみようと思っています。(既にご存知の方は我慢してください)

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2006年10月14日

干支置物入荷しました

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来る2007年(平成19年)は丁亥歳です。
新しい年を迎えるに当り 招福の願いを込めて根付から土鈴までいろいろ干支置物が入荷致しました。
当店では扱い始めて4巡目に入っていますが 幾久しくご愛玩賜りますよう宜しくお願い申し上げます。

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2006年10月12日

グイ呑コレクション

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日本酒にはしみじみ味わうものというイメージがあり ただ酔えば良しとする飲兵衛には勿体ないお酒であります。
この点 私も落第ということになります。
では味わうためには何が必要かと申しますと 美味しいお酒はもちろんですが 酒瓶からラッパ飲みで味わうことは出来ませんから それを呑む道具という事になります。
つまり 盃です。

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2006年09月23日

蓋 物

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蓋物ってどれだけあってもいいですね。
蓋物は薬味や珍味 そして時には残ったおかず等を保管しておくのに大変重宝な器です。
陶器は差し金のものでなければ全て電レンジの使用が可能ですので 簡単に温め直しも出来ます。
ただ出番がなく(出番を忘れて) 冷蔵庫の入り口から奥へ奥へと追いやられますと 中が見えないだけに困った事になります。 
こうなりますと蓋物の管理同様(近頃は小家族なのに冷蔵庫が大き過ぎるのでは) 冷蔵庫内の管理にも気配りが必要です。

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2006年09月18日

小田原欅

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小田原漆器の起源は 室町時代,樹木の豊富な箱根山系で「ろくろ」により木地挽きされた器に 漆を塗り込みつくられたのが始まりとされています。
この種々の木々の中でも(この地域では寄木細工の木工品も地場産業となっています)欅は非常に堅くて強い上 適度に重くて耐久性も抜群の最高級木材です。
取り分け年輪の詰まった国産の欅材は 見た目にも飽きない目の込んだ木目の美しさを持ち 多くの愛好家を魅了して参りました。

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2006年09月08日

備えあれば・・・

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去る9月1日は二百十日に当り この日若しくは日曜日にズラして3日に防災訓練をされた地域も多かった事でしょう。
私共では決算日と重なるため参加できないことが多いので残念なのですが。
同様 不意の来客に慌てるという事はよくある事です。
そんな時に備えて安心なのが いわゆる保存食品ですね。
缶詰、瓶詰からチーズやジャムなどの持ち合わせがあれば チョットしたおもてなしには十分です。
慌てないでスマートにもてなす心遣いに 貴方の株も上がります。
このオードブルをフォローするのが 写真のオードブルセット(ディップポット付)。
4枚の正角皿と半月皿を写真のようにセットすれば(径45cmのパーティープレートとなります) 大勢のお客様にも対応できます。
勿論 バラバラでもお使いいただけます。
可愛いペンタッチの花柄ですので 和洋どちらでも盛り付けできますよ。
もっとお手軽なのはこのおつまみディッシュ。
このようなおもてなし用品もいろいろと取り揃えました。
うつわの備えも万全でありたいですね。

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2006年09月07日

おめでとうございます

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 宮様・紀子様 おめでとうございます。

 母子共々お健やかで 心よりお喜び申し上げます。

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2006年09月06日

敬老の日

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来る9月18日は国民の祝日に定められた「敬老の日」です。
年配の他人に対しては敬うべきを敬うが素直に出来ても 身内となるとテレもあってこれがなかなか難しいものです。これは私ばかりではないように思います。
身内に対しても素直な方にお会いしますと羨ましくもありますが 子供はその姿を見ており 口には出さずとも親が親に取った態度に違和感を感じながらも 容認してしまっているのです。
両親を亡くした今になって 大きな親の責任を痛感しています。

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2006年09月05日

秋祭り

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先月の夏祭りの余韻も覚めやらぬ間にもう秋祭りの予告です。
市長以下四日市市民は余程祭好きなのかと思われてしまいそうですが この時期全国各地で秋祭りが花盛りとなって参ります。 
お祭り騒ぎが好きなのは 何も四日市市民ばかりではないようです。
参加者は全てを忘れて没頭できるのも 祭の持つ不思議な魅力の一つです。

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2006年08月15日

高台丼

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記事とは無関係ですが 今日は61回目の終戦記念日です。
なかにはお身内や縁者の中に戦死された方もいらっしゃるでしょう。
夫々の思いを胸にこの日を迎えられた事と存じます。
私も不戦の誓いこそ 人類共通の願いであることを忘れない記念日であってくれればと思うばかりです。

さて写真は麺鉢,飯丼としてつくられた高台の丼ですが 
フルーツを盛ればフルーツコンポートに 袋菓子を盛れば菓子鉢にとそんな雰囲気を持った丼です。
亦 テーブルのセンターピースとして使えば 花を生けたり水を張って花を浮かべたりと フラワーコンポートの雰囲気もあります。
このように最近は色々な形状の丼がつくられ 食卓を楽しくしてくれます。

* 大・・・ 径18cm×高12cm
* 小・・・ 径16cm×高10cm

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2006年08月13日

舟 盛

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会席料理でお刺身の入っていない料理はチョット想像できません。
生身の魚をワサビとショウユで食べる。
使う道具も庖丁だけという極めてシンプルな料理ですが 会席の中心メニューであり華でもあります。
素材と庖丁捌き如何で決まるため 単純ゆえかえってもっとも難しい料理なのかもしれません。
今は余り見かけなくなりましたが 大勢の宴席ではこの舟盛が華でした。
取皿片手に この前には長~い行列が出来たものでした。
盛付も平板にならず高低差がつけられ易い盛器で 如何にも水揚げされたばかりの新鮮なイメージがあります。

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2006年08月12日

リキュール

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リキュール(混成酒)はお酒の中でも最も種類が多く アルコール度数も20~70度と可也幅があります。
スピリッツ(厳密には蒸留酒全体を指しますが ウィスキーとブランデーはその名称が定着しているため それ以外のジンやウォッカ等の蒸留酒を意味します)に 天然香料の味,及び色香の成分を抽出して 甘味と伴に加えたお酒をいいます。
米国ではコーディアルと呼び同義語です。
それでは天然香料は何かと申しますと 大きく分類して5種あります。
①果肉(ex.チェリーブランデー) ②果皮(ex.オレンジキュラソー) ③種子 ④香草(ハーブ)(③と④については単独で用いられず複数を加えるex.アブサン) ⑤クレーム(ex.クレーム・ド・カカオ)
リキュールは本来滋養強壮飲料とされていて 今でも食後酒かカクテルの材料として使用されるのみで 種類は多くても消費量は元のスピリッツに比すべくもありません。

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2006年08月10日

100年のしずく

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 ゆっくり 一滴。
  ゆったり 雫。
 時を忘れて
  美味しく健康。

おいしいお水をご希望の方へ朗報です。
「100年のしずく」セラミック浄水器は 伝統の技と最新のナノテクノロジーが融合。
浄水器としての実用性と癒す効果を併せ持った優れた陶芸品です。

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2006年08月06日

時 計

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一概に言えませんが ここ10年の社会の最大の変化に 私は携帯電話の普及を挙げても良いのではないかと思っています。
携帯の機能は電話に留まらず 今やワンセグの時代(地上デジタル放送の受信)。
私は至ってアナログ人間なので 携帯は持っていても電話以外に使ったことがありません。
年を追う毎に機能が付加されて来ました携帯ですが 充実した機能を持っている機種であっても使いこなせなければ唯の箱です。

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2006年08月05日

このところ悪質なスパムコメントやトラックバックが増えてきたので

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最近ブロードバンドの普及とともに、ブログが急速に普及してきて、いろいろな人がブログを開いています。
ブログはコメントやトラックバックという機能で、コミュニケーションの輪が広げられるのがすばらしい機能なんですが、このすばらしい機能を悪用するやからがいます。

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リチャード・ジノリ

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1735年カルロ・ジノリ侯爵が自領内のドッチァに窯を開いたのが始まりで 1896年にはリチャード社と合併 20世紀後半にももう一社と合併し 現在イタリア最大の陶磁器メーカーとなっています。
人気の「イタリアンフルーツ」と並んで この「ベッキオ・グレース」も18世紀よりつくり続けられているアイテムですが こちらはどちらかと言えば中高年向きの落ち着いた格調の高さが感じられます。
バロック様式のシェイプに網目と波のようなレリーフ 淡いグレーと金彩の縁取りにも気品が溢れています。
どちらもとても250年前のデザインとは思えませんね。

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2006年08月04日

アイスクラッシャー

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クラッシュドアイスをつくる手動式の器械です。
なければ乾いた布巾を何枚か重ねてキューブアイスを包み アイスピックの柄で万遍に叩いて砕きます。
クラッシュドアイスはお子様向けのソフトドリンクに使ったり フロ-ズン・カクテルやトロピカル・カクテルには欠かせないもので カクテルばかりでなく ウィスキーに入れればウィスキー・ミストとなり水割りに近い感覚で召し上がれます。
亦 盛り付けられたお料理(お造りや冷シャブなど)やフルーツを ギンスを敷いてクラッシュドアイスで飾り ズバリ夏の演出をされても良いですよ。

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2006年08月03日

つくばい

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蹲踞(つくばい)は本来茶庭に造る手水鉢のことですが 席入りする前の心身を清める道具であると同時に 庭の添景物の一つとしてエクステリアの役割も果たしています。
物憂く気だるい真夏の昼下がりには 水のある施設が傍にあるだけで一服の清涼剤となってくれます。
風に応じた水は水面に波紋をつくり 人はそれを見て涼を感じるとるのです。
(五感を総動員して涼しくしましょう)
最近の住宅事情では庭を持てるご家庭は少なくなったと思われますが 写真のつくばいならインテリアとして また花生としてお部屋に涼を運んでくれるでしょう。

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2006年08月01日

ひまわり

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長かった梅雨も明け今日から8月 愈々夏本番を迎えます。
誕生花グラス 8月はひまわりです。
素直に お誕生日プレゼントに如何でしょうか。
アンサンブル・クリアをベースに前面に誕生花をサンドブラスト加工した ノリタケ・クリスタルのワイングラスです。
微かに斜めのモール模様が入り 華奢でお洒落なグラスです。

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2006年07月30日

お中元

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中元とは7月15日を指し

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2006年07月29日

お地蔵さん

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古都・京都では八月のお盆のあと 子供たちを中心にした「地蔵盆」という行事を行います。
僧侶の読経の後 子供たちにとってはお菓子をもらったり 福引などのゲームがあったり
 最後には大きな数珠を車座になった子供達の中をまわしていく「数珠回し」で締められ 楽しい一日となります。
町内の一角に祭壇をつくり お地蔵さんを祠から移しお祀りして会場づくりが始まります。
これらのこと全て町内で手分けして行うのですから これもコミュニティづくりに一役かっているのでしょうね。

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2006年07月24日

桶クーラー

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以前 陶器のワインクーラーをご紹介しました。
今回は桶(径18cm 高13cm)です。
欅に天然漆を用いて仕上げました。
木のお椀をお使いの方ならお気付きでしょう。
熱いお味噌汁が入っていても 手が熱くなりません。
これは木の保温断熱効果です。
ですからこのワインクーラーは氷が溶けても 水の冷たさを逃がしません。
でも器が器だけに 焼酎か日本酒のクーラーとして使う方が似合ってますよね。

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2006年07月20日

金継ぎ:その2

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昨年 女房による金継ぎの修復例をご紹介致しましたが 今回はプロの先生による修復作品のご紹介です。
今年の1月 当商店街で毎月最終日曜日に開催されています 「なんでも四日の市」 (一種のフリーマーケット)を楽しみにされている松阪在住のお客様が 店頭の「金継ぎ承ります」の貼紙を見つけて 依頼品を持って再度来店されました。
松阪万古の香炉蓋ですが 薩摩の白もんのような透かし彫で直径5cm程のものでした。
破損状況はひどかったのですが それでも愛着のある(金継ぎ修復に値する)品に違いありません。
破片がなくならないように丁寧にボンドで接着されていました。
5cm程の小さなものではありますが 金継ぎ箇所の総延長は何と21.3cmあり それなりの費用のご負担をご了承戴いたうえ取り掛かっていただきました。

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2006年07月19日

てんろ

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お茶の最後の数滴は 美味しさと栄養分が濃縮された部分で「ゴールデン・ドロップ」と呼ばれています。
この天濾(てんろ・お茶を蓋で濾す)はその一番美味しいところの「最後の一滴」まで絞り易い形になっています。
亦 茶漉し部分が蓋という上部にあることで 残り茶に浸る事がなく茶垢が付き難くなっています。
しかも洗った後も乾燥し易く 何時でも気持ち良くお使い戴けます。

尚 これも宝瓶の一種ですが 手が無いことのメリットは 収納という点に於いて手が邪魔にならない事もあります。

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2006年07月17日

刷毛目ボトルクーラー

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家庭でお酒を楽しむ方が増えているようです。
私たちの若い頃は安酒をキープして貰い 外で飲むものと相場が決まっていましたが 愛妻家が増えたのか 飲酒運転の取締りが厳しくなったのか ともあれたくさんのご自宅がバーとなっているようです。
考えられる理由の一つに 焼酎の復権があるのではないかと思っています。
安心して安くて旨い酒が飲める しかも酒器という道具に楽しめるグッズが増えてきた ということが挙げられるのではないでしょうか。
写真は何でもない大鉢のようですが 造り手はワインクーラーと名付けています。
お店のママもボトルクーラーとして買っていかれましたが 明らかにそうでない方も買われています。
家庭とお店の垣根が 道具においては次第に低くなっている様でもあります。

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2006年07月16日

大四日市祭

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今年も恒例の夏の大四日市祭の開催が近づいて参りました。
8月5日(土)6日(日)の2日間です。
初日は市民総踊りを始め「おどりフェスタ」の1日。
2日目には日本一のからくり山車「大入道」を始め郷土文化財と伝統芸能の1日となっています。
例年この日ばかりは一年通して最高の人出で 未だご覧になられてない方は是非一度この日に合わせて遊びに来てください。
当商店街も恒例のデモ提灯を掲示してお迎え申し上げます。

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2006年07月15日

ビアマグ

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毎日酷暑が続いています。 
梅雨明けも近いと思われますが 明けたらどんな暑さになるのか心配ですね。
ギラギラ照り返すアスファルトも 人いきれのする電車や駅のホームも我慢できるのは きっと冷えたビールが我が家で待っているからでしょう。
 辿り着いた我が家での 一杯。
消耗した身体を休め 一日を締め括るに相応しい幸せな気分に浸れます。

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2006年07月14日

ブランデー

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過っては高嶺の花でした。今でもそうですが。
帝王の美酒といわれるブランデーにずーっと憧れ続けていました。
ステイタスでもありました。
しかしここへ来てライト感覚のお酒が主流となり 私自身も若い頃とは違ってストレートで飲まなくなり ブランデーへの想いが急速に萎えてしまいました。
(ブランデーばかりは水割りには出来ないと 今でも思っています)
さてこのブランデー 実は豊作のワインと錬金術師たちによる蒸留技術によって生まれた副産物であったようです。

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2006年07月12日

レンジ椀

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先般発表された 松下電工(株)等との共同開発により製品化されたPET樹脂(ポリエチレンテレフタレート)製の食器について 山中漆器連合協同組合の報告を書き記しておきます。

 ・ 食品衛生法に適合。
 ・ 素地,塗料,蒔絵材料に至るまで内分泌撹乱物質(環境ホルモン)を一切含まない。
 ・ リサイクルも可能であり燃やしてもダイオキシンは発生しない。
 ・ 耐熱性に優れている(-20度~+140度)
 ・ 冷凍庫から高温殺菌庫まで使用可。
 ・ 勿論電子レンジ,食器洗浄機も含まれる。

写真がご紹介いたしましたレンジ対応の汁椀です。

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2006年07月11日

からくさ美術館:その2

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ご存知中島誠之助氏の監修による「からくさ美術館」の新作です。

藍の清潔さを引き立てる透き通るような青白色。

北欧の感性を調和させた飽きない美しいシリーズの誕生です。

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2006年06月23日

お手塩皿

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選手の皆さんご苦労様。 手塩にかけた日本のドイツが終わりました。
高い目標が出来ました。 更なるチャレンジに期待しています。
 
さてこの「おてしょ」という言葉をご存知でしょうか。
「手塩にかけて育てた娘」などと使うこの手塩のことですが 料理屋さんの玄関先に盛塩されているのをよく見掛けます。
あの盛塩をする小さな皿のことを指しています。

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2006年06月21日

唐辛子

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「からし絵・会席箱」という商品名です。
今日は「唐辛子」について 俄仕込みのウンチクを傾けてみようと思います。
香辛料の中でもこの唐辛子 比較的よく食器の絵柄に使われます。
食器の絵柄のみならず 実際に日本に伝来して(メキシコ原産と言われていますが諸説あり 唐辛子の唐も唐より伝来ではなく単に外来という意味らしくこれも諸説あり)未だ浅い(500年位か?)香辛料であるにも拘らず 辛味付けの和食にもよく使われ馴染み深いスパイスです。

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冷茶碗

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冷えたビールは呑むけれど 冷たいおは呑まないという方がみえます。
それで 私共ではある時期まで両方を用意しておりますが ひと夏ズーットというのも難儀な事なので 最終的には基本の冷えたお茶で喉を潤して戴くということにしています。

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2006年06月12日

アクア・ヴィット

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ウィスキー,オー・ド・ヴィー(ブランデーの仏語),ウォッカ,アクア・ヴィット等の蒸留酒の語源は 何れも"生命の水"に由来します。
日本では「酒は百薬の長」と表現していますが 同じ意味合いです。
ヨーロッパ各地に蒸留法を広めた錬金術師達は 夫々の地域で蒸留酒を造った際 ラテン語で"生命の水"を意味するAQUA-VITAE(アクア・ヴィテ)の名を使っていました。

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2006年06月02日

再び備前焼

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これは 先日息子夫婦が友人の結婚式に招待され 岡山に出向いた際買い求めてきた備前焼宝瓶と湯冷しです。
どちらも緋色と鼠色のコントラストが良く出ていて面白く 私も気に入ってしまった桟切の作品です。

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2006年06月01日

冷酒グラス

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冷酒のグラスも 段々お値打ちで楽しいものが出て参りました。
形も色使いも涼やかで ツイツイ更にもう一杯となってしまいそうです。
羽反型の浅い酒盃などは おつまみや珍味入れ,薬味皿にも使えます。
これも使い方次第で 夏の貴重な小道具の一つです。
食卓の演出は あり合せの器を如何にアレンジするか 奥様の腕と感性にかかっていますので 先ずはどんな食器を持っているのかキチンと把握しておきましょう。

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W杯ドイツ大会

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いよいよ W杯ドイツ大会までカウントダウンの段階に入ってきました。
ドイツは 前回のオリンピック開催都市トリノとほぼ同経度ですから また明け方の応援観戦ということになります。
この際我が家にはビデオがありませんので 完全に早寝早起きの習慣に切り替えてはと思っています。
先日のドイツとの交流試合は惜しくも引き分けてしまいましたが 本番前には丁度良い薬なのかも知れません。(必死で戦われた選手の皆さんには失礼なのを承知の上で)

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2006年05月29日

和の設え

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ひと頃迄は 愛飲家といえば日本酒党か洋酒党の二つの範疇で括られていましたが そこに焼酎が加わった事により 私共の業界でも微妙な変化が現れて参りました。
焼酎カップや焼酎サーバーが生まれ グラスに和陶器がとって替わろうとしています。
尤も焼酎カップとなると 今でも従来の寿司湯呑を使われている方もいらっしゃるでしょうし 酎ハイタンブラーを使われている方もみえるでしょう。
数年前まで遡りますと フリーカップというネーミングの湯呑(?)がございました。
非常に曖昧な表現のネーミングだったのですが 如何にも何でも使えそうだというイメージを出した事で 結構長期に亘り各社挙ってこの名称を使い続けて参りました。
これをリードしてきたのが和陶器業界です。

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2006年05月28日

五 辛

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古来 日本人は臭みと辛味の効いたニンニク,ショウガ,ネギ,ニラ,ラッキョウの五種野菜を五辛といって その薬効をキチンと認識していました。
禅宗ではその薬効が強すぎるとして 酒や肉と同様食する事を禁じていましたが 私達一般人はこの夏を乗り切るために 匂いなど気にせず戴くことにしましょう。
ナマは強烈過ぎるという方 ソースやドレッシングにさり気なく混ぜては如何でしょうか。
ナマで肴とされる方には 写真の杉板に青葉を敷きニンニクやラッキョウを盛り付けてみてください。

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2006年05月25日

白山窯

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白山陶器の器づくりの原点は 何より使い易く生活の中に馴染むということです。
デザインや品質は 器の持つ機能をどう高めてゆくか 使う方の愛着にどう応えてゆくかという視点を大切に 器を使った生活シーンをイメージすることから器作りが始められます。
華美でなく かといって平凡でもなく 新しさはあるが時代に左右されること無く 使っていて飽きることの無いデザインこそ美しい器だと考えています。(用と美の両立)
ですから 1年や2年で廃盤とする製品はひとつもありません。 
この変化の時代にあって 何れも長寿商品ばかりです。
数々の「グッドデザイン賞」や「ロングライフデザイン賞」を受賞した 白山陶器の製品を末永くご愛用下さい。

* 青白釉ともえ浅鉢  (大25cm,1客)    
* 白磁ともえ浅鉢セット(中17cm,5客)

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2006年05月21日

再び焼酎サーバー

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全国で発掘されたを調べますと 小判が入っていたり 亦お骨であったりということがあります。
時には金庫であったり棺(甕棺)であったりしたわけですが 勿論穀物や食料,水や味噌,しょう油といった調味料に至るまで あらゆる物が保存された形跡があり 古くから甕は万能の収納庫であって またそれが出来るということを人は知恵として知っていました。
そういうことから何を入れても良いのですが 焼酎,泡盛,ウイスキー,ブランデーといった蒸留酒の場合は 陶器の壷のもつ対流効果で確実にまろやかになります。
元々スコッチやカルバドスの中に 瀬戸瓶入りで販売されているお酒があるのは この理由によります。
最低3日ねかせて下さい(写真は2.5L入)。お好みの量の水とブレンドされたものでも結構です。

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2006年05月13日

傘 立

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連休はまずまずでしたが その後は梅雨のはしりでしょうか ぐずついたお天気が続いています。
今年はどの様な梅雨模様か 農家の方でなくとも気になるところです。
男性タイプや女性タイプに空梅雨といろいろ経験してきましたが 降れば降ったで心配し 降らなければ雨乞いをする人の身勝手さを 自然が苦笑しているのではないでしょうか。
さてこの時期は傘が必需品 普段は傘立に納まっていますが 玄関先に置かれた傘立は来訪者にとって最初に目に飛び込んでくる家具です。
住む人の人柄やこだわりが計られます。
無造作に入れられた傘を包み込み 玄関に豊かな表情を作り出すのは陶器の傘立です。
住む人にとっても 「我が家」ならではの安らぎ,懐かしい匂い,穏やかな空気を感じさせる そんな傘立をお選び下さい。 常時2~30本程度展示しています。

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2006年05月12日

蓋付灰皿

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大酒呑みでヘビースモーカーのハンフリー・ボガート。
スクリーンでも しきりにバーボンをあおり紫煙をくゆらせる姿を何度か見ました。
二枚目には見えなかったのですが コートの襟を立ててタバコをくわえるハードボイルドの格好良さに憧れ 真似をする人が絶えなかったようですが 大抵失敗していました。
彼は亡くなりましたが 死因は喫煙による肺癌ということになっています。
ところで最近は映画も殆ど見た事がないので 過っての映画と比較するのは適切ではありませんが 名画(洋画)といわれる映画ではよく喫煙シーンが出てきて 灰皿のない所でも平気で吸い しかも余り行儀の良くない捨て方をしていた事を記憶しています。

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2006年05月08日

結納の器

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現代では 婚約のしるしとしての結納という儀式自体 形骸化しつつあるように思われますが ご自宅で行うとなるとどうしても必要な道具があります。
(儀式は省略されても ご両家の顔合わせは必要でしょう)
儀式の済んだ後には 桜湯か昆布茶に干菓子を供します。
この際に必要なのが写真の三点 蓋付汲出に茶托と銘々皿です。
普段余り使わない蓋付汲出ですが 結納などの特別な儀式の席ではこれが正式です。
他に特別なご来客(会社の上司ですとか学校の先生方の来訪など)の場合にも この器をお使い下さい。
何れにしましても 1組はご用意して下さい。

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2006年05月07日

中国料理

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世界中で愛され 食されている中国料理。
中華鍋のことは以前書き記しましたが 今回はそれを盛り付ける食器を採りあげる事にしました。
毎年新商品が発売されますと 取引先のカタログを何冊か下調べをして 展示会などで確認の上 中華はこれが良いのではないかなどと検討し合ってます。          漠然と気付いていた事なんですが 何と半数の図柄は竜と鳳凰なのです。
何れも中国の伝説上の神獣(西洋のドラゴン,フェニックスとは生まれも育ちも異種のもの)なんですね。

経験上 中華食器を求めに来られるお客様は 大別して2通りあります。
一つは図柄が象徴するように如何にも中華食器で中国料理を食べたいとされる方(それも出来るだけ原色の派手なのが良い) 亦一方では中国料理そのものが多彩な食材をふんだんに使うのだから 食器はシンプルなほうがいいとされる方の二極です。
写真は代表的な図柄の鳳凰でありながら 控えめな色使いの中華食器 「翔鳳」。
どっち付かずで中途半端と言われるか どちらにも60%満足してもらえるか ご意見お聞かせ下さい。

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2006年04月09日

一寸一服

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そろそろ新茶の出回る季節がやってまいりました。
「スギノトーキのお茶が美味しい」と言って お茶だけ呑みにやって来るお客さん(?)がいます。
スギノトーキのお茶は地元水沢のカネキ製茶さん 毎年スギノトーキ用の限定品として確保して頂いてます。
淹れ方は兎も角 素材次第と言う見本です。

写真の敷物は 「竹網6寸長角皿」 1枚 ¥420-(特別価格)

これ一枚で茶托,銘々皿の兼用です。
どうぞ スギノトーキへお茶呑みにいらっしゃい。

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2006年04月07日

灯りの効用

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部屋の雰囲気を一新しようと 大掛かりな改造を計画されている方に一言。
やわらかくて 優しくて 温かで 仄かな灯りは如何でしょうか。
この部分照明が 部屋全体の雰囲気をすっかり変えてくれます。
また 灯りの効用は「癒し」でもあり この部屋に戻れば疲れた心や体をリラックスさせてくれます。
至福のひと時を アルコールと音楽と灯りの部屋でお過ごし下さい。

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2006年04月05日

母の日

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5月の第二日曜日(今年は14日)は ご存知「母の日」です。
日頃の母の労苦に感謝し母の愛を称える日ですが この日に限らず普段からそうありたいと思うばかりでなかなか上手くいきません。 
この日の起源は アメリカの一女性が 牧師から「母のありがたさを感謝する方法を考えなさい」と言われた事を 母の死後思い出し命日にカーネーションを教会の信者の方々に配ったのが始まりだそうで その後はその日を記念して毎年行われる事になったということです。
そして6月の第三日曜日(今年は18日)は「父の日」と続きますが 父権の失墜と伴に余り普及していないのは残念です。
父の日のシンボルフラワーはバラですが 今年少ない予算なら夫婦茶碗か夫婦湯呑をプレゼントされてはいかがでしょうか。
毎日使う物ですから きっと喜ばれること請合います。

 母の日に お茶碗添えて 「ありがとう」

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2006年04月04日

泡立ちグラス

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次第にビールが美味しく飲める季節となって参りました。
また ビールは地球上で一番消費されているお酒です。
アルコール度数が低く 清涼飲料に近い感覚で飲めるからでしょう。
最近はメーカーの開発努力により 沢山の種類の安くて美味しいビールモドキが発売されています。(政府は酒税見直しに躍起となっているようですが)
どれも美味しくいただくには日を置かないで適温(冷蔵庫に2時間で7~8度)に冷やして飲む これがポイントですが 見た目の泡立ちも大切な要素です。
ここでは ガラスと陶器の泡立ちを工夫したグラスをご紹介します

<泡立ちグラス 佐々木硝子>

  グラスの内面に施したスリガラス状の細かな凸凹がクリーミーな泡を長持ちさせ 風味を逃がさず 視覚的にも美味しさを演出します

* 大(340㏄)  ¥1.890-
* 小(250㏄)  ¥1.575-

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2006年04月02日

すわしんどうの花壇

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ゴールデンウィーク真っ最中 世間では9連休の方もいらっしゃるとか。
私共の商店街では25年ほど前 市の緑化事業に伴い高木の欅やハナミズキと低木のつつじが植えられました。
つつじはただ今満開で 余りに見事なので写真に収めました。
欅は芽吹き始め ハナミズキは色付き ヒヨドリのような野鳥もこの街中へやってきます。(カラスやスズメ以外の野鳥を見る事ができる商店街は 珍しいのではないでしょうか)
植えられた当初 欅は直径20cm程だった根元が 今では倍以上の太さに成長しています。
つつじは九州原産の平戸つつじという品種で 丁度4月の末から5月にかけて開花する正にゴールデンウイークの花です。
仲間の中でも比較的花が大きい部類だそうで 色は写真のようにピンクと白です。
花後に摘み取らないと 実が出来 翌年花付きが悪くなるそうで 毎年女房がこの後せっせと花摘みを致しております。

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2006年03月11日

竹細工

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食卓や客間を和風でしつらえようとしますと 竹細工は欠かせません。
古くから日本人は竹に親しみ 竹を細工することにより様々な道具を作って参りました。
 (室町時代の行商用の竹籠が始まりといわれています その後は別府温泉の湯治客の土産物として様々な台所用品が作られ 今日大分の地場産業となり伝統工芸品の指定を受けています)
昨年行われました愛知万博の日本館然り また竹を割ったよう,竹に油を塗るとか松竹梅の言葉に代表されるように すっかり日本人の生活に溶け込んでいます。
透かした網目の竹細工は 見た目の印象から夏の道具と捉えがちですが 漆を塗って(籃胎漆器)仕上げたり 朱塗の板を敷いたりすれば四季を問わずご利用いただけます。

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2006年02月12日

カタログ・ギフト

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10年程前でしょうか。カタログが贈答品として使われ始めました。
私達は当初足踏みして2~3年経た後扱い始めたのですが 最大の理由は贈り物という物を介して送り手の気持ちを先様に伝える これが根底から崩れる商品だったためです。
皆様ご存知だと思いますが システムとしてはご予算に応じて送り手がお相手にその金額の商品カタログを送ります。
カタログを戴いたお相手は その中から気に入った商品を選び同封の注文葉書で注文します。
私達は選ばれた商品をお相手先まで発送し お受け取りを確認した後業務が完了したことをご依頼主様にお伝えする。
このような手順で完結するのですが このシステムは物の溢れた時代背景もあって みるみるうちに時代の寵児となって参りました。

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2006年01月21日

記念品(引出物)

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おめでとうございます。 今年もまた春のブライダルシーズンの到来です。
私達はこの業界の仕事に携わって以来 40年を数えます。
幸せなカップルを目の当たりにするに付け 一方でどんな記念品(お手土産という意味があります)にしようかと悩まれるのは あなた方ばかりではありません。
写真とともに記念品は形として残るものです。 お二人の人柄も問われます。
ですから気合を入れて選ばなければなりません。
私達にはそのお手伝いが出来ます。 どうぞお気軽にご相談下さい。

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古田織部

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美濃の陶郷に生をうけた古田織部は 安土桃山時代の武人であり 茶匠。
利休七哲の一人で茶の奥義を究め 利休亡き後は諸大名の茶の湯の指南役を務めた後 織部流茶道を開く。
同時に茶器の色や形にも意匠を凝らし ひょうげた沓型茶碗やいわゆる織部焼の緑青を用いた懐石道具を創作する。
これが現代にも受け継がれている織部焼の原点。
古田織部の最期は 大阪夏の陣の際 豊臣方に内通したという罪を問われ 自害という非業の死でありました。

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2006年01月09日

酒井田柿右衛門

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磁器のふる里 有田を30年ほど前に訪ねました。
写真はその折買ってきました初代柿右衛門の像と 当時つくられていました赤絵紋様の湯呑です。
夕日に映える柿を見ながら あの柿の色が焼き物の上に出せないか と苦心の末遂に成功したという逸話は有名です。
確か小学校の教科書に載っていましたよね。
赤絵の創始であると同時に 欧米人の言う「ミルクホワイト」の地に細線で絵付けされた瀟洒な絵画世界は 日本的情趣に満ちていて 今尚元禄期の柿右衛門様式が継承されているのです。

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バレンタインデー

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バレンタインは3世紀頃のイタリア人司祭ヴァレンチノのことです。
欧米では 彼が殉教された日(2月14日)に女性,男性双方より バレンタインカードを交換しますが チョコレートを女性から男性へ送る習慣は日本だけのようです。

今年は写真のハートキャニスターに詰めてみては如何でしょうか。

投稿者 Sugino : 10:17 | コメント (0) | トラックバック

やっぱり急須で

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「何か 変だな」 この写真を見て何か違和感を感じた方いませんか?
では お茶を注いでみてください。

そうなんです。 この急須は左利き用につくられた物です。(手と口がひっくり返っています)
当地四日市でつくられた万古焼で 伝統工芸品の指定を受けています。
創始・沼波弄山以来二百年を越える茶陶の一つとして 鉄分を多く含んだ土により美味しいお茶が飲めるという 実利を備えた逸品です。(といっても高価なものではありません)

地元四日市では陶器全般を「万古」と呼ぶ方が結構居ます。
しかしその言葉には愛着ではなく 何故か地元蔑視の響きが感じられます。
(「何だ 万古か」という感じで使われる方が多い)
水沢地区のお茶といい この万古の急須といい全国に誇れるものであって お茶に関しては当地は恵まれすぎていると言っても過言ではありません。
 当店もご来客用接待品としてこの両方を使用しています。
 
因みに「万古焼」の名前の由来は 弄山が永遠不滅の願いを込めて 「万古不易」の落款を印したことに因るとされています。

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2006年01月05日

節 分

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冬から春の節に変わるこの日
夕暮に 柊の枝に鰯の頭を刺したものを戸口に立て 鬼打ち豆と称して 炒った大豆を撒く習慣。(広辞苑より)

スギノトーキの鬼はユーモラスな魔除け,厄除けの縁起のよい置物であり 食器です。

 また 厄内祝も承っております。

<商品のご紹介>

* のん鬼(高10㎝) 喜,怒どちらも  ¥3.150-

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2006年01月04日

卓上の小物

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お馴染みのものから 「これ ナニ?」と首を傾げるものまで 専門の食器屋さんや雑貨屋さんには沢山の卓上小物が並んでいます。
 乱暴を承知の上で書きますが
おおよそ日常の買い物というのは しなくてはならないという義務感からなされるものが殆どではないでしょうか。
これは 言い換えれば「シブシブショッピング」です。
でも毎日がこれでは 人の一生(25,000日余り)つまらないでしょう。
これを何とかワクワクするようなものにするにはどうすればいいでしょうか。
一つの提案ですが 普段買い物をされているスーパーとかSC(ショッピングセンター)から 買い物先を変えてみては如何ですか。
これは一種の冒険であり リスクを伴います。(この確率は高いかも)
しかし 普段と違う貴方の行動から新しい発見が生まれるかも知れません。(この確率は低いかも)
ひょっとして この低い確率のプラスの期待が「ワクワクショッピング」になるかも知れません。
そして「これ ナニ?」と思われたものを一つ買ってみることにしましょう。
で、「これ ナニ?」が貴方のクリエイティブな発想によって 別の生き物として生かされた時 再び貴方はワクワク気分を味わうことが出来るのです。
 (殆どの商品名は商取引の便宜上付けられたものであり その通り使わなければならないというものではありません)
 写真は注器2点 さて貴方ならどう使いますか

 四日市のおすすめ商店街 : 諏訪新道

投稿者 Sugino : 21:54 | コメント (0) | トラックバック

日本酒二景

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<冷 酒>

近頃 焼酎に押されがちな日本酒
それでも酒といえば日本酒 しかも冷でという方いらっしゃいますよね。
特に生酒や吟醸酒は冷やして召し上がって下さい。 本来の芳香が楽しめます。

 * フロスト徳利(175㏄)         ¥892-
 * フロスト 盃(35㏄)           ¥525-
 * 葉型オードブル皿(長径30㎝)   ¥1.575-
 * 木製尺2半月両面盆(根来,曙)  ¥1.344-
 * クリスタル縄文箸置           ¥630-

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投稿者 Sugino : 15:22 | コメント (0) | トラックバック

2005年12月09日

新成人の皆様へ

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おめでとうございます。
同時に義務や責任を背負うことにもなり 身の引き締まる思いでしょう。
一方アルコールが公認され 待ち遠しかった方もおられるかも知れません。
20才(はたち)の特権 こんな小道具で仲間と楽しくお酒を酌み交わしては如何でしょうか。

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投稿者 Sugino : 21:47 | コメント (0) | トラックバック

もっちりふくよか 鏡餅

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邪道ではありますが 実はこれお米でできたお餅ではありません。
食べられないお餅です。
1月11日の鏡開きの際 処理にお困りの方に向けてつくられた 陶製素焼きの鏡餅です。
中は空洞になっていますので そこへ瓦ヶ皿に洗い米を入れて供えます。
(撮影の時節柄 餅飾りは手に入りませんので省略させて頂きました)
是非このリユースお餅も お正月の準備に加えてください。

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投稿者 Sugino : 17:58 | コメント (0) | トラックバック

2005年11月18日

カクテルをつくろう

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最近は 缶入りで出来あがったカクテルが販売されています。
冬の夜は長く またカクテルは星の数ほどあるといわれているのですから たまには出来合いのものより ご自分で作られるのも一興ではないでしょうか。
テマヒマかければ それだけ美味しく召し上がれます。
当店では カクテルグラス、カクテルシェーカー、ミキシンググラス、ストレーナー、カクテルピン、バースプーン、マドラー、ジガ-カップ、コースターなど色々扱っています。

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投稿者 sugino : 15:02 | コメント (0) | トラックバック

2005年11月12日

干支置物が入荷致しました

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来る平成18年は丙戌の年です。開運招福を願い、今年も瀬戸焼玉善の干支置物が10点ほど入荷致しました。
¥105-の根付から¥1,890-の青磁の置物までいろいろな種類があります。
写真は¥1,050-の紅白置物

投稿者 Sugino : 16:54 | コメント (0) | トラックバック

金継ぎ ご存知ですか?

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大切にしていた器が欠けたり割れたりしたらどうしますか?
当店では、日本独自の器の伝統的な修理技法「金継ぎ」承ります。
ぜひ、一度ご相談ください。

《修復例》

投稿者 Sugino : 16:53 | コメント (0) | トラックバック

NIKKOより新企画のご案内

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このたび、当店の取引先のNIKKOより、お子様向けの食器の新しいシリーズが発表されました。
お子様のお誕生日やご入学など、お子様の特別な記念日に「オリジナル・ネームサービス」の食器セットはいかがですか?

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投稿者 Sugino : 16:36 | コメント (0) | トラックバック