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2006年08月03日

つくばい

蹲踞(つくばい)は本来茶庭に造る手水鉢のことですが 席入りする前の心身を清める道具であると同時に 庭の添景物の一つとしてエクステリアの役割も果たしています。
物憂く気だるい真夏の昼下がりには 水のある施設が傍にあるだけで一服の清涼剤となってくれます。
風に応じた水は水面に波紋をつくり 人はそれを見て涼を感じるとるのです。
(五感を総動員して涼しくしましょう)
最近の住宅事情では庭を持てるご家庭は少なくなったと思われますが 写真のつくばいならインテリアとして また花生としてお部屋に涼を運んでくれるでしょう。

冷房中ではありますが 只今店内ではこちらも気だるい「牧神の午後への前奏曲」のBGMが流れています。
こんなBGMに代って 水琴窟の音色が楽しめる循環式モーターのついた信楽焼「湧き水つくばい」は如何でしょう。 
湧き水の移ろい流れるBGMが 静寂と清涼,安らぎの世界へ誘います。

投稿者 Sugino : 2006年08月03日 07:56

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