« 甘辛鍋 | メイン | スワン・オーナメント »

2006年12月09日

事 始

古都・京都祇園では 今でも師匠や姉芸妓の人達が13日に届けられた鏡餅を床に飾り 数の子,ごまめ,牛蒡の三種肴で酒を供する「事始の餅」という行事を行なっています。
古都ならではの師走の情景でありますが 一般的にはこの日より正月の準備に取り掛かるということで 門松を立てたり,煤払いが行なわれたりと進められ 今でも夫々の地方色や土地柄が反映されたものとなっています。
では何故13日なのかと申しますと 詳しくはありませんが中国の陰陽説からこの日は陽の極みとされた日であることからということのようです。

歳暮の慣わし同様 この事始の礼も一年を締め括るに当り 感謝の気持ちから贈り物を持参して挨拶をする 何時までも残したい床しい習慣ではないでしょうか。
このように古都の伝統というものは 其処で生活しなければなかなか理解できないものが多いように思います。
神棚の清掃を始められるのも丁度この頃からですが 普段扱い慣れない家長がされますので 決まって粗相をしてしまいます。
この日からは 家長の日課とされることをお勧めします。
榊立,お神酒徳利,瓦ヶ皿,水玉,ローソク立 神器一式各サイズ取り扱っています。

投稿者 Sugino : 2006年12月09日 06:23

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://www.sugino-toki.com/cgi-bin/mt/mt-tb.cgi/494

コメント

コメントしてください




保存しますか?