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2007年11月02日

自宅で晩酌:その(3)

おつまみ作りの秘策 パート3です。
奥様と差し向かいなら一つの鍋を突っつき合うというのは如何でしょうか。
こうすれば 奥様も途中で台所に立つことも少なくて済みそうですし(立つ事もシンドイでしょうが それを見てる方も落ち着かないのです) のんびり差しつ差されつも偶には良いのではないでしょうか。 時の流れを楽しみながら。
それともおつまみの最後は 何と言っても切り札の刺身です。
これも差し向かいなら 一皿の盛り合わせを二人で戴きましょう。

ここで 前回同様に酒器の話をチョッピリ。
その1のコラムに瓢型の徳利を掲載しましたが これにも訳があります。
元々陶器の酒器がなかった頃には 瓢箪がその役割を果たしていたという事を 例の養老の滝伝説からご存知の方も多いでしょう。
神社や神棚に供えられるお神酒を入れる器(平治)の形をご覧になられれば 納得されると思います。(因みに盃の原点は瓦ヶ皿で 何れも当店では各サイズ扱っております)
この形の徳利でお酒を注ぎますと トクトクトクと如何にもそそられる音がします。
この音を楽しみにしている酒徒も結構みえますよ。

そして最後にお酒の話ですが この「日本酒」国内では焼酎に押され気味ですが 海外での評価は高まるばかりのようです。
これは日本酒に限らず日本食全体に海外の方達が注目してきた結果だと思われますが しかし 日本酒もこれだけ種類がありますとどれが自分に合ったお酒なのか 選ぶ事自体大変な事ですよね。
酒税法の改正以来スーパーでも扱うようになりましたが 自分の好みに合ったお酒を選ぶまでは対面販売のお店で買われたほうが 手っ取り早く見つけられると思います。
手近な所に酒屋さんがなければ量販店を頼るしかありませんが 概ねこうしたお店はアベレージで品揃えしますので 本当の出会いは遠くへいってしまうのではないでしょうか。
そうなればデパートで行なわれる各地の物産展などで試飲して 取り敢えずは4合瓶で試してみるというところから始めてみる手があります。
デパートなどで展開されるこうした催事に出品されるお酒は 概して実力を持っているお酒が多いように思いますし 以降のお取り寄せも可能なブランドが殆どのようですから。
私も未だに全国ブランドのお酒に甘んじています。

投稿者 Sugino : 2007年11月02日 01:23

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