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2006年06月12日

アクア・ヴィット

ウィスキー,オー・ド・ヴィー(ブランデーの仏語),ウォッカ,アクア・ヴィット等の蒸留酒の語源は 何れも"生命の水"に由来します。
日本では「酒は百薬の長」と表現していますが 同じ意味合いです。
ヨーロッパ各地に蒸留法を広めた錬金術師達は 夫々の地域で蒸留酒を造った際 ラテン語で"生命の水"を意味するAQUA-VITAE(アクア・ヴィテ)の名を使っていました。

それが夫々の現地語で訳され 英国ではウィスキー,フランスではオー・ド・ヴィー,ロシアではウォッカへと そして北欧では語尾が少し変化したスピリッツ、アクア・ヴィットとなり その名が今も残っています。
アクア・ヴィットとはジャガイモを主原料とした蒸留酒で ハーブやスパイスで香り付けされています。
写真のこのグラスが火酒アクア・ヴィット用の小さなグラスです。

今は女性も一緒にお酒を嗜む時代 コップ酒は戴けませんが一人手酌で呑んでる女性を見かけると 何だか応援したくなるような風情があっていいですね。
世相は女性進出が原因かどうか判りませんが お酒に限らず全てがライトな感覚になって来ました。
同時に強烈なスピリッツを ストレートでグイグイ呷っている男性をサッパリ見掛けなくなってしまいましたが。

投稿者 Sugino : 2006年06月12日 04:22

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