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2007年01月28日

至福の半酒器

出ました 新製品。  品名は至福の半酒器です。
何故このように大袈裟なネーミングかと申しますと 造り手から呑み手に至るスペシャリスト達のケンケンゴウゴウの結果の産物なのです。
電子レンジで手軽に理想の燗付けが出来ます。
(この人達の中には 家電メーカーの電子レンジ開発担当者も加わりました)
先ず徳利ですが レンジにかける時は外さなければなりませんが蓋が付いています。
勿論埃避けではではありますが 保温,保冷のためでもあります。
蓋を外せば 冷酒などの片口としても利用できます。
次に注入口は一升瓶からでも注ぎ易いように広口にして 底部へ向かうにしたがって狭めた流線型を採っているため 洗い安くレンジによる加熱ムラが防げます。 
逆に注ぎ口はV字型を採用しているため しずくが垂れ難く注ぎ易い構造となっています。
日本酒の垂れ洩れはテーブルをべた付かせます。(これなら袴不要)
亦 持つ箇所は胴回り8cmと女性の手に馴染むサイズに拘りました。
更に内底中央の突起によって 日本酒の対流を促しレンジによる加熱ムラを防ぎました。

次に盃ですが 見た目形状は上品な平盃と同じに見えますが これにも幾つか工夫がなされています。
先ずは飲み口 シャープな形状は口当たりもすっきり呑み易く 心地よい気分にしてくれます。
そして広い飲み口の平盃は 総じてお酒と一緒に空気を飲み込んでしまいますので このお酒と空気が触れ合うことにより更にまろやかさが増します。
亦 盃胴は滑らかな曲線を描いていて お酒がスムースに口の中に滑り込みます。
最後に高台はダイヤ型を採用して 滑り難い安定感があります。

以上いろいろ能書きを並べましたが 使ってみたくなりませんか。

注 : 一般的に酒器揃となりますと徳利2本に対して盃が5個のセットを言い 
    半酒器は徳利1本に対して盃が2個のセットを指します。
    差し向いの酒器と言えます。
    この半酒器の盃は意識してサイズ違いの2種をセットしました。

投稿者 Sugino : 2007年01月28日 07:50

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