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2007年10月31日

焼物 (1)

焼物といっても陶器のことではなく ここでは料理の焼物(焼魚)に触れてみようと思っています。
恐らく人類最初の調理は この食材を焼くということから始まったのではないかと思っていますが 火を発見した人類は調理以外にも色々と火を利用してきた経緯があり 誰しも一種のノスタルジーを覚えるのではないでしょうか。
焚き火の炎や火鉢の炭火 ローソクの炎など何故か心が癒される思いを感じませんか。
焼物は生の刺身などに比べると地味な料理でありますので 少々派手めな演出が料理を引き立たせるのではないかと思われます。

盛り付けるお皿は 和食器には長角型の焼物皿という専用のお皿がありますが 自然な力強さを演出するなら土物を 繊細さを強調するなら白木の木地物を 亦季節によっては磁器や色絵といった具合に使い分けてみるのが良いでしょう。
写真のような吹寄せ風の器も 色んな場面で活躍しそうです。
地味な食材に対し 梅酢生姜の赤のあしらいもお忘れなく。

投稿者 Sugino : 2007年10月31日 07:17

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