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2006年10月17日

サツマイモ

昨日の事です。
お隣の桑名まで仕事で出向く折 カーラジオを聞いておりましたら「サツマイモ」の話題でもちきりでした。
丁度秋から冬にかけて旬を迎えますので聞かれた方も多いかと存じますが タイムリーな番組でした。
そこで今日は「サツマイモ」について 昨日のラジオによる俄仕込みの薀蓄を傾けてみようと思っています。(既にご存知の方は我慢してください)

サツマイモは青木昆陽先生が江戸に広めた江戸期より 十三里と呼ばれていました。
何故十三里なのかと申しますと 江戸に近い当時のサツマイモの産地は川越・札の辻で お江戸日本橋から十三里離れた所であったことからこのように呼ばれたそうです。
瞬く間に人気を博したサツマイモは 江戸のあちらこちらに焼きいも屋さんが軒を並べたことで益々評判が広がります。
そうして「栗より美味い十三里」という言葉まで 看板に使われるようになりました。
(これは「九里(+)四里うまい十三里」と読んでください)
番組はまだ続いていまして 薩摩芋は地域(主に九州)によって呼称が「唐芋(からいも)」であったり「唐芋(とういも)」であったり「琉球芋」であったりしていて 伝来先の地域を指していると結んでいました。
我が家では殆どおやつ(焼芋)になっていて 料理としても肉料理の付け合せとしての揚げたものしかお目にかかれません。
ヘルシーな食材ですのでもっと出されてもいいように思いますが 私が気付かないだけの事かもしれません。

投稿者 Sugino : 2006年10月17日 05:52

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