2006年07月30日
お中元
日頃お世話になっている方へ暑中見舞いを兼ねて感謝の贈り物をする日本特有の習慣です。
熨斗の表書きは普通「御中元」としるしますが お酒を贈る場合は「暑気払い」となります。
暑さを払いのけるにはお酒が何よりという事のようです。
きっと酒徒が名付けた決まりに違いありません。
この場合酒盃も添えて贈られては如何でしょうか。
このプラスαの心遣いに先様はきっと好印象をもたれると思います。
東洋の芸術には守拙という精神が流れていて 我が国茶道の「侘び,寂び」にも通じるものだと思われますが(拙とは巧の反意語) この姿勢が才に溺れることなく最後は大成するとの教えと伺っています。
このお中元にも愚直に毎年同じものを贈られる方がみえます。
これによって戴かれる先様も贈り物がよめるというメリットがあり期待されます。
唯 先程付け加えましたように毎年違ったプラスαを工夫されますと 更に期待が膨らむのではないでしょうか。
投稿者 Sugino : 2006年07月30日 15:05
トラックバック
このエントリーのトラックバックURL:
http://www.sugino-toki.com/cgi-bin/mt/mt-tb.cgi/336