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2006年01月05日

中国料理

僅かなスペースで書き尽くせるものではありませんが 中国四千年の歴史は料理も大変合理的なものへと変えてまいりました。
先ずは鍋ですが 鉄製の中華鍋一つあれば殆どの中華料理がこなせます。
揚げる,煮る,蒸す,炒めるの四役鍋で 両手の広東鍋と片手の北京鍋があります。
どちらかでいいのですが 両手なら36cm位片手なら30cm位のものが扱い易く 板厚1.5mm以上のものを選んで下さい。熱が均一に伝わります。
次に中華セイロ(チョンロン)は 中華鍋に乗せて使いますので一回り(1寸程)小さ目を選びます。
何段も積み重ねが出来て 大量の蒸し物が一度に出来ます。
材質は竹か杉ですが 当店のものはフッ素樹脂をコートして耐久性を向上させました。
そして次は突杓子(シャーレン)
中華料理のお店に入ると 片手の北京鍋に沢山の穴を明けたものを見かけるでしょう。
これは炒める前の材料を油通しする際 一度に沢山の材料を入れて掬い揚げることの出来る油漉しです。
更に次はまな板庖丁
これはご存知だと思いますが どちらも中国ならではの特長を持っています。
分厚い輪切りのまな板(松か欅)と幅広の中華庖丁。
どちらも大きくて重いのですが これは材料が動かないよう亦汚れたら削って使うようにと配慮されたものであり 庖丁は骨付きもブツ切り出来て自重により引くだけで切ってしまうという合理的な発想から生まれたものなのです。
最後にこれも鉄製の中華杓子
何故かプロの料理人が扱うと 鍋と杓子のぶつかり合うカチャカチャ音が祭囃子のように響きあい 早く食べたいという気持ちがそそられます。

 では 「いただきます」

ふんだんに野菜を使う中華料理にすると 不思議にこの野菜がいっぱい食べられるんですね。
 子供さんの野菜嫌いの改善には この中華料理がおすすめです。

投稿者 Sugino : 2006年01月05日 07:00

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