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2006年05月07日

中国料理

世界中で愛され 食されている中国料理。
中華鍋のことは以前書き記しましたが 今回はそれを盛り付ける食器を採りあげる事にしました。
毎年新商品が発売されますと 取引先のカタログを何冊か下調べをして 展示会などで確認の上 中華はこれが良いのではないかなどと検討し合ってます。          漠然と気付いていた事なんですが 何と半数の図柄は竜と鳳凰なのです。
何れも中国の伝説上の神獣(西洋のドラゴン,フェニックスとは生まれも育ちも異種のもの)なんですね。

経験上 中華食器を求めに来られるお客様は 大別して2通りあります。
一つは図柄が象徴するように如何にも中華食器で中国料理を食べたいとされる方(それも出来るだけ原色の派手なのが良い) 亦一方では中国料理そのものが多彩な食材をふんだんに使うのだから 食器はシンプルなほうがいいとされる方の二極です。
写真は代表的な図柄の鳳凰でありながら 控えめな色使いの中華食器 「翔鳳」。
どっち付かずで中途半端と言われるか どちらにも60%満足してもらえるか ご意見お聞かせ下さい。

<景徳鎮>

江西省にある中国最大の窯場であり 磁器発祥の地といわれる
青白磁・青花・五彩など多彩な技法の磁器を産出
宋代以降現在に至るまで中国陶磁の主流となっているが
現在では需要との関係から美術品は殆どつくられていない

投稿者 Sugino : 2006年05月07日 09:43

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