2007年07月31日
中華のレンゲ
話題も豊富な中国料理は 大変豪華で多彩なお料理ですね。
本場中国では家族的な親しみを込めて 来客のおもてなしに当っても通常盛皿や盛鉢などに取箸を添えることはありません。
夫々が自分のレンゲで取り分けるのが 基本マナーとなっているようです。
中国料理におけるこのレンゲは日本の箸同様 大変重要な中国食文化の象徴の一つであるようにも思われますので ここで中国式正しいレンゲの持ち方,食べ方をご紹介させて戴くことにしましょう。
<持ち方>
人差し指の腹を柄の先端の溝に入れ 親指と中指で両側から挟むようにして持ちます。
西洋のスプーンの持ち方とは違いますのでご注意を。
<食べ方>
口をつける部分は真横や先端ではなく 手前やや先端よりの音をたてることの少ない食べ易いポジションです。
<余 談>
レンゲを珍味入れやソースやタレのボートとして 或いは幾種かの薬味受けとして利用するというのもお洒落な使い方でしょうか。
投稿者 Sugino : 2007年07月31日 06:19
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