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2007年06月02日

魚の選び方

魚料理が見直されていますが 先日発表された水産白書によれば日本では逆に魚離れが進み 中国などとの引き合い合戦により 高値に推移しているというのは残念なことです。
しかし青魚に代表されますように脳を活性化させるDHAや 血管を若々しくしなやかにさせるEPAを豊富に含み 伝統的な蛋白源でもあり生活習慣病の予防のためにも 貴重な食材に違いありません。 
しかも四季折々に夫々の旬の魚があるのも楽しみですよね。
でも魚料理は好きだけれど調理するのが苦手 或いは上手く食べられないといった方が結構多いように思われます。
この意識が魚離れを引き起こしているのかも知れません。

ここでは 先ず何と言っても魚は鮮度が命ですので 鮮度の良い魚の選び方をご紹介しましょう。
先ず「切り身」や「さく」はトレーに入れて売られていますので トレーを傾けてみます。
傾けてドリップが出るものは鮮度落ちしていますが ドリップが出なくても身に弾力が無かったり 切り口に身割れがあったりするものは 既に同様鮮度が落ちています。
次に干物は冷凍庫で長期保存しますと 脂分が全体に広がり酸化してしまいますので 皮は黄色く身は脱水状態でパサパサになってしまいます。
これは冷凍焼けと呼ばれ 食べても美味しくありません。
最後に一尾魚ですが これは皆さんご存知のように 目が澄んで皮は艶があり色鮮やかなものということになっています。
美味しい魚料理は食材選びから どうぞご参考にしてください。
亦 お買い求めの際には 加工日,産地,天然か養殖か,保存料や添加物はといった 食品に対する細かな情報が記載されていますので 必ずお目通しください。
解凍ものにつきましては 再冷凍しますと格段に味が落ちます。 ご注意下さい。

* 写真は焼魚用・焼物皿

投稿者 Sugino : 2007年06月02日 04:19

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