« 粉引三島紋平小鉢 | メイン | いっぷく碗 »

2007年09月24日

塗飯器

塗りの器は陶器の飯碗や丼とはまた一味違った 温か味のある趣を持っています。
いつもの器をこれ一つ替えるだけでも 見た目も新鮮な印象を受け食欲も増すという効果が期待できるかも知れません。
切立の形状ですので ご飯ものでしたらどんな献立でも生かせます。(麺類ですと腰が丸い方がお似合いです)
今でしたらマツタケなどの炊き込みご飯、チラシ寿司、うなぎに天ぷら,カツなどの丼物、ゆかりを塗した白米などなど。
ご飯が大変なご馳走となるでしょう。

お取引戴いている料理屋の板長さんから伺いました。
「いつもお客様が料理に注目し集中してもらうためにどうするかを考えています」
「その為には料理の盛付であったり 器であったり 時には食べ方の分らない様な食材を使ったり あの手この手を使います」
「リピーターになってもらうためには 味は勿論ですが店(店と料理の両方)の第一印象を お客様はズーッと引きずって行きます。 
ですから初めてご来店された時の最初の料理には大変気を遣うのです。 
特にお任せともなりますと」 
「小細工を弄しても 今のお客様は目も舌も肥えていますので通用しませんが これもお客様の懐へ飛び込むための工夫の一つと考えています」 と。

このような飯器は5客揃いのギフト商品としてよく出た時期がありました。
貴方の押入れの隅っこに眠っているかも知れません。

投稿者 Sugino : 2007年09月24日 07:27

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://www.sugino-toki.com/cgi-bin/mt/mt-tb.cgi/794

コメント

コメントしてください




保存しますか?