2008年09月04日
重陽の節句
中国より渡来した五節句の内 この9月9日の重陽の節句のみが今日本では消え去ろうとしています。
中国の陰陽思想では偶数は陰の数,奇数は陽の数とされ その陽数の極である9という数字が重なる日という事で重陽と称し 大変お目出度い日であるとされているのであります。
ところで菊酒というのをご存知でしょうか。
この日に飲む菊の花を浸したお酒を菊酒と申します。
食用菊はお料理では酢の物や和え物に使ったり 吸い物の吸い口に利用したり 場合によっては天ぷらということもありますね。
この菊酒のルーツは他の節句と同様 この節目に当って長寿を願い邪気を祓うというものですが この日は菊の花を飾りこの菊酒を呑むのが慣わしでありました。
元は仕込みの段階から 菊の花びらを浸した水を使って造られていたようですが 現在では一部の料亭などで 食用菊を浮かべたものを供するのみとなってしまったようであります。
まだまだ残暑厳しく台風到来の恐れもあり 亦各地では秋祭りの準備に忙しい時期でもありますので こんなところから消え去ってしまうのかも知れません。
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2008年09月03日
あやみなも
ノリタケのプレステージコレクション 「あやみなも」シリーズです。
山から里へと川が流れる如く 春から冬へと四季夫々の美しい日本の情景を 季節の花や風物で彩りました。
咲く花を見て春の息吹を感じ 吹く風の音で秋の到来を感じる私達日本人が 太古の昔より大切にしてきた感性を和食器の形に表しました。
季節を愛で 季節を食する日本の食卓を ノリタケが新しい日本の器たちを皆様にお贈りします。
桜がテーマの春(写真)はティーセットをはじめ 12アイテム揃えました。
この世の全てを祝福するかのような華やかな食卓となります。
夏は杜若がテーマ。
大皿はじめ4アイテム。
食卓を飾って 透き通った清流に手を浸し 暫し清涼感を満喫しましょう。
秋は如何にも秋色。
天上から降りしきるくれない色の 童の手のような愛らしい紅葉です。
ティーセットや菓子鉢を中心に全部で5アイテム。
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2008年09月01日
京焼の食卓(秋編)
「気が早い」との謗りを承知の上で 書かせていただきます。
本日は私共にとりまして 新年を迎えるに等しい記念の一日でありますので どうぞご容赦下さい。
日常使いの食器 飯碗にお茶呑み茶碗 珈琲碗皿にミルク呑み お預け鉢に銘々皿 箸置に酒器など 京都の秋をテーマにした器が揃いました。
色とりどりの小菊をあしらった「華小菊」
たわわに実った柿や葡萄をモチーフにした「実りの秋」
乾山調の生地に軽やかな秋の草花を描いた「京の秋」
落ち着いた土色に 白盛りした萩とのコントラストが美しく格調高い「萩がさね」
しっとり深まる京の秋を写した「錦秋」など どれもこれも京都の秋が満喫できるものばかりであります。
また 秋の食卓には欠かせないのが 集い囲む土鍋のシリーズ。
鍋の蓋は伝統の技法が冴える優美な京焼。
胴(身)はこれまた耐熱性で優れた定評のある 当地四日市の万古焼。
この機能性と感性が見事にマッチングした土鍋の登場です。
図柄は琳派芸術の巨匠 俵屋宗達の「風神雷神図」
蓋の表と裏(見返し)の両面に 金彩をふんだんに施した雅な世界が表現されています。
邪気を祓い開運を誘う吉祥の土鍋であります。
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2008年08月04日
竹の食器
涼感があって網目の美しい竹製品は 日本の夏の食卓演出には欠かせないものです。
今や国際食となり多くの国の人たちに愛されている寿司や天ぷらにしましても エキゾチックなオリエンタルフードという範疇を超え 日本特有の食文化として世界に根付き始めています。
食文化とは料理そのものばかりを指す言葉ではありません。
そこに集う人たちの心を和ませるのは 料理を包む食器も含まれた部屋や調度などの他 仕来たりや作法に精神をも含めたトータルな演出にあります。
取り分け 夫々の料理を引き立たせるため 夫々の料理に見合った器が使われる日本料理ですが それでいて全体の雰囲気や流れをを壊すことのない日本の器に対しましても 諸外国に於いて注目が集まっています。
主役となることの少ない竹製品ではありますが 竹を食器とする少数派に共感を持ち その小さな製品の中に木目細かなさり気ない気配りを感じ取っているのです。
見事な名脇役を演じるのはこの様な竹の存在であり 確実にジワリジワリと少しずつではありますが 日本人の感性が世界に伝わりつつあるように思います。
投稿者 Sugino : 03:38 | コメント (0) | トラックバック
2008年08月03日
アイスクリームカップ
子供の頃の夏の思い出といえば 鬼ごっこに蝉取りやはさみ将棋などの遊びの思い出と共に スイカにアイスクリームなど 何故かおやつに因んだものが多いのですが 皆様は如何でしょうか。
今のように空調設備が整っている筈もなく 団扇か精々扇風機の時代でありました。
このため良く冷えたスイカやアイスクリームは 子供にとって何よりのこの上ないご馳走でありました。
そのアイスクリームも今のようにカップからデッシャーにとって 丸く形を整えコーンを添えたりなんてしません。
今でもありますが 飽く迄木のバーを付けたものが主流でありました。
デッシャーのサイズは直系30mmの#28から 78mmの#6まで13種ございます。
これも一寸アイデアを生かしてアイスクリーム専用となさらないで ポテトサラダの付け合せなどお料理にもこれを使って丸く添えてみて下さい。
この他 クリームスコップやデッパー アイスボーラーなどもございます。
亦 クリームスプーンも数点扱っています。
チョット気取って写真のカップに盛り付ければ 美味しさはもちろん 涼しさも一入となるでしょう。
投稿者 Sugino : 06:44 | コメント (0) | トラックバック
2008年07月13日
青風グラス
上越クリスタルは 温度計や電球の製造に始まる昭和22年の創業ですが 昭和30年より手造り硝子工芸の技法を生かし 食器や花器などを手掛けるよう転換してまいりました。
その技術は卓越技能賞の受賞や日展の入賞を果たすとともに 赤坂迎賓館のシャンデリアの製造や 正倉院宝もつの復元に携わるなどの実績から 更に周知されるところとなっております。
ご紹介の「青風グラス」ですが
青に群青,藍に瑠璃色など 或いはスカイブルーにマリンブルーなどなど どれもみんな青を表現する言葉であります。
豊かな感性をもつ日本人は この青の微妙な色の相違に夫々の名前を付け 生活に幅を持たせて楽しんでまいりました。
この青は正倉院の御物である「紺瑠璃壷」を復元するに当り 開発された味わい深い青となっています。
(この正倉院宝もつの復刻品は 一部オンラインショッピング出来ますので 一寸覗いてみてください)
以来 この社の製品は群馬県の伝統工芸品として指定を受けるに至っています。
投稿者 Sugino : 02:57 | コメント (0) | トラックバック
2008年07月12日
七宝かまくら
昨日は氷のかまくらをご紹介しましたが 本日は連続して金属で透かしのかまくらをご紹介させていただきます。
日本の代表的な七宝文様(尖った長円形の両端を繋いだ連続模様で 七宝つなぎ文とも呼ばれています)を 一編み一編み丹念に編み上げた 手づくりの一品です。
シルバーで透かしとなれば こちらも貴重な夏の装いでしょう。
陶器,漆器などどんな器にも合わせることが出来て 気品ある宴を演出します。
このかまくら専用お皿もございますが 色彩の対比から写真のようなプレートと併用されても構いません。
手づくり製品のため 欠品の際は多少日数を要しますのでご了解下さい。
こちらもお造りの様な主力メニューに お役立て戴ければ幸いです。
投稿者 Sugino : 07:27 | コメント (0) | トラックバック
2008年07月11日
氷 室
従来のアルミダイキャスト製の製氷器ですと一台2万円を超える価格でしたが これなら一万円でお釣りが返って来ます。
パーツは2点。
18-8ステンレスの凹型容器と 凸型の蓋を兼ねたシリコンゴムです。
氷室がビックリするほどお手軽に出来上がります。
出来上がりサイズは径,高とも約13cmで お手頃な大きさとなっています。
では つくり方をご紹介しましょう。
先ず凹型ステンレス容器の目盛りまで水を張ってください。
次に凸型シリコンゴムを上からピッタリとシールしてください。
そして冷凍保管ですが 凍結時間は冷凍機の能力によって多少の差はありますが テストデータではマイナス10度で約3時間 マイナス20度で約2時間です。
凍りましたら常温で2~3分置き 霜が取れてから静かに氷室を取り出してください。
冷凍庫から取り出して急に水の中へ入れたり 無理に取り出そうとしますと 折角の氷室が割れてしまうことがありますので ご注意下さい。
投稿者 Sugino : 05:53 | コメント (0) | トラックバック
2008年07月09日
義 山
暑中の器は何と言っても硝子器が涼味があって欠かせないものでありますが この硝子器は別名ビードロとかギヤマンとも呼ばれています。
ギヤマンの語源はポルトガル語のディアマンテ(ダイヤモンド)だそうですが 古く遡れば正倉院の宝物を波璃と呼んでいたように 江戸期にはこれをギヤマンと聞き「義山」の文字を当てていたようであります。
私共の店でも暑中のおもてなしは ギヤマンの冷茶グラスに冷えたお茶を出していますが 中には全くこれに手を付けないお客様も見えます。
後からお尋ねすれば お茶は暑中であっても熱いものしか召し上がらないのだそうで こうしたお客様にはお茶請けに 写真のようなギヤマンの銘々皿を使うと良いでしょう。
切れ味爽やかなギヤマンが一つ出される事によって 席に一筋の涼風が流れます。
投稿者 Sugino : 06:36 | コメント (0) | トラックバック
2008年07月02日
七夕の節句
オッと7月の年中行事で 忘れてはいけない行事がもうひとつありました。
このところこの日は生憎の天候続きで トンと星空を眺めることは出来ませんでしたが でもどうぞご安心下さい。
この天候では天の川が増水し 織姫と彦星の逢瀬は叶わないだろうと 闇夜の向うでは無数のカササギが自ら身を挺して橋を架けてくれるそうですから。
とは日本の七夕伝説ですね。
この七夕の文字は音読みすれば「しちせき」となりますが 棚機(たなばた)と表記した名残から「たなばた」と発音しているようであります。
全国各地でも商店街を中心にこの7月7日 或いは月遅れの8月7日前後に合わせて 七夕の節句を祝い盛大に七夕祭が催されています。
取り分け東北四大祭に数えられる 仙台七夕は有名ですね。
私が子供の頃には 当商店街も手づくりの七夕飾りを作り この商店街に飾りつけたものでした。
商店街全員が挙って手づくりを競い合うという 雰囲気がありました。
亦 近場では織物産地でもある尾張一宮の七夕祭りがございまして その祭屋台を下見に行くのも私共商店街の年中行事の一つでありました。
もう少し詳しく書かなければ何の事だかご理解戴けないのでしょうが 単なる個人的なノスタルジーと解釈していただいて結構です。
投稿者 Sugino : 03:47 | コメント (0) | トラックバック
2008年06月19日
冷酒ロックグラス
日本酒のお好きな方は 夏でも清酒をお召し上がりのようですが それでも燗酒にされる方は少ないでしょう。
大抵 冷やして冷酒とされているようであります。
理由は色々あるようですが 一つには日本酒の持つ本来の香りを味わいたいという事があります。
私はこの香りは兎も角 辛口と表示されていても全く糖度がないわけではなく この甘さとべた付きがどうしても気になるのです。
そこで私は写真のように冷酒をロックで戴くことにしています。
香りは多少逃げるかもしれませんが 口の中は爽やかです。
同じ感覚の方もみえるようで この度カガミクリスタルより清酒のロックグラスが発売されました。
種類はスモークとルリの被せが2点 スキが4点ですが何れも糸巻きや千筋 玉時雨に棒霞に網代など 和柄のカッティングです。
形やサイズは使い易さの追求から ソバ猪口(160cc)と致しました。
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2008年06月14日
マイビアグラス
淡い琥珀色に輝くクリスタル硝子に 大正浪漫のレトロモダンなカットを施しました。
一寸贅沢なビール専用のマイグラスです。
専用一客入りの木箱のパッケージを使用していますので パーソナルギフトとしてもお洒落にご利用戴けます。
ビールはグラスに移すという手間を掛けることによって 更に美味しくいただけるものなのです。
どうぞ憩いの一時を 美味しいビールと共にお過ごし下さい。
一昨年には泡立ちグラスをご紹介しました。
視覚的にもビールを美味しく戴くためには 如何にキメの細かいクリーミイな泡を立てるかが決め手となります。
そのために先ずグラスは洗剤でよく洗い 拭わずよく乾かしましょう。
拭わないのは布巾に油などの汚れがが付着している場合もあり 亦グラスが濡れていては泡立がきれいに出来ません。
とは申しましても 2杯目以降は致し方ございませんが。
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2008年06月13日
ヌカ漬け容器
またまたお漬物のシーズンです。
食欲の衰える夏場に向かうにつけ サッパリしたお漬物が恋しくなってきませんか。
私などご飯とこのお漬物だけで 済ませてしまう事だってあります。
さあ今年も ビタミンや乳酸菌の豊富なヌカ漬けに挑戦してみてください。
ヌカ漬けのヌカには元々ビタミンB1,B2が多く含まれていまして ヌカ床から野菜に浸み込み 野菜は生の時の5倍ものビタミンを持つようになります。
亦 乳酸菌の働きにより旨味成分がお漬物の味わいとなり 同時に乳酸菌の摂取にも最適です。
こちらはご存知 塩や酸に強い耐熱ガラスのパイレックス製なので 長期使用にも安心です。
その上 ガラス本体も蓋も熱湯消毒が出来ますので 大変衛生的でもあります。
亦 29×16×9cmと高さを抑えたコンパクトサイズながら 2.3L(ヌカ床は1.5kgまでOK)と大容量ですが 冷蔵庫に収まる設計です。
ですから盛夏でも気温に関係なく温度管理が出来て チョット手入れが出来ない日があっても安心です。
カブラにキュウリにナス 今から楽しみですね。
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2008年06月09日
ユーティリティーアイテム
イタリア生まれのファンタジアというクリスタル製のユーティリティーアイテムです。
全部で4点のアイテムです。
円形のソースボールを中央に据え それを囲むように扇形の小皿を4個使えば 円形のパーティープレートが出来上がります。
同様に長角小皿を縦に2枚並べ クォーターラウンドディッシュ4枚を使って両サイドにつなげれば 楕円のパーティープレートが出来上がります。
勿論 個別にお使い戴いても構いませんし どのように組み合わせて戴いても結構です。
親しい方のおもてなしなら 銘々盛りよりこの方がより遥かに親しみを感じて戴けるるのではないでしょうか。
後は取り箸かトングを添え 取皿をご用意すればいいのです。
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2008年05月27日
冷酒桶
これは大小二個の椹桶を入子に組んだ冷酒桶です。
外側の大きい桶には氷を張り 内側の桶に清酒を入れます。(逆になさっても結構ですよ)
普段と違った召し上がり方 これが酒徒の特権です。
木の香りを楽しみながら柄杓で掬って召し上がる 酌人(相方)がいてもいなくてもドンドン飲ってしまいそうです。
こうして酒徒は お酒を嗜まれない方の何倍も人生を楽しんでいます。
とは申しましてもお酒さえあればということですから ささやかな楽しみなのかも知れません。
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2008年05月06日
緑彩組向
目にアオバ 山ホトトギス 初ガツオ
爽やかな5月ですから この3拍子を揃えようかと思っていますが アオバにカツオは兎も角 ホトトギスはどうしたものでしょう。
黒潮にのってやって来ました上りカツオ もう召し上がりましたか。
脂がのりコッテリとした濃厚な味の戻りカツオに比べ アッサリとした上りカツオはタタキに向いているといわれていますが 刺身だってタタキだって一向に構いません。
この器に盛り付ければ 取り敢えず2拍子揃います。
さてこの時期 何故ホトトギスなのか調べてみました。
ホトトギスはこの時期南方より渡って来る 夏の渡り鳥だったんですね。
この鳥の声を聞こうと古来からいろいろ詩が詠まれていますが 鳴かされたり 待ってもらったり 殺されたりととても忙しい鳥でもありました。
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2008年05月02日
串焼きコンロ
先日串物皿をご紹介しましたが 釣りファン待望の鮎漁解禁が間近となって参りました。
うるめにしたり背越で食べたりと色々楽しめる魚ですが やはり塩焼きが最上のご馳走でしょう。
それも持ち帰りガスレンジで手早く焼いたのでは 風情がありません。
折角ですから釣ったその場での炭火焼 この上ないご馳走です。
それも写真のように串を打っての姿焼き。
そして出来れば「タデ酢」をポットなどに用意して。
スポーツの後の食事 それも大自然という背景で これこそレジャーの極みではないでしょうか。
私は釣りとは無縁ですので 全て想像で書いています。
直径42cmのこのコンロには串が14本セットになっています。
亦 串の補充は5本セットで販売しております。
屋外ですので串を持って被り付いても構いませんが 屋内では串から外して一口分ずつ切って食べるようにしましょう。
タレ付きのものなど タレが落ちたり口の周りにタレが付いて行儀悪いものですから。
またまた余計な一言でした。
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2008年04月10日
ワラビ料理
春の山菜の代表として 「ワラビ」を挙げる人も多いのではないでしょうか。
このワラビ 苦味に渋味 そしてえぐみが強くてそのままでは召し上がれません。
調理前にアク抜きをしなければなりませんが その苦味ゆえ春が待ち遠しいというファンもいらっしゃるようです。
たくさん戴いたら(買ったら)先ずはおひたし お好みでアク抜きしたものを もう一度茹で直して柔らか目にしても良いでしょう。
ワラビおひたしには 味付け調味料の組み合わせが色々ございます。
しょう油をベースに生姜,ワサビ,辛子,鰹節,マヨネーズなどは一般的ですが チョット変った味付けのお勧めは マヨネーズに七味 或いはポン酢を単独でというのがあります。
何れにしましても おひたしであれば写真の小鉢。
形も楕円形ですが 春らしい華やかさを演出してくれます。
次には鶏肉や豚肉と一緒に炒めもの ソバやうどんに味噌汁の具 酢の物,和え物の材料や寿司飯に混ぜ込んで稲荷寿司などなど 結構レパートリー広く使えます。
春限定というところが 欲求をくすぐるのかも知れません。
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2008年04月01日
桜 鯛
今年は全国的に桜前線が早くやって来たようです。
四月といえば桜 古来日本人は唯単に花と言ってもそれが桜を指すほど 桜は暮らしに溶け込んだものとなっています。
「花は桜木 人は武士」 散り際の潔さが日本人の心を打つのでしょう。
今年はもう花見に行かれましたか。
私共の商店街では次の土(5日),日(6日)に 恒例でありますエキサイトバザールの開催です。
このエキサイトバザールは別名さくら祭とも呼ばれていまして 私共の商店街と交差する通りが桜並木となっているのです。
「花より団子」ではございませんが 毎年何処かへ花見に行かれるという方 今年もこの桜街道に名物料理の屋台がずらりと並びます。
市(いち)も見応えありますが この花と団子は必見です。 是非,是非ご来場下さい。 お待ち申し上げます。
ところで話題は変わりますが この時期旬を迎える鯛は如何でしょうか。
誰が名付けたのか この時期産卵を迎える鯛は美しい桜色となって 浅瀬に集まってきます。
この桜色の鯛を桜鯛と呼び 鯛飯良し 塩焼き良し 煮付け良し 蒸し揚げても良しとどんな調理でも素材が良いから大変美味しく戴けます。
切り身で召し上がるなら 写真の桜を散らした高台皿に盛り付けてみてください。
鯛の白身が際立つ盛り付けとなり 桜尽くしの一品となりますよ。
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2008年03月29日
箸休め
蕾が綻びはじめ 春めいてまいりました。
季節というのは 人の心情まで左右します。
長かった冬篭りから身も心も開放され 何故か浮き浮きとしてまいります。
さて 食卓となれば私共の出番。
海と山から一品ずつ 自分が食べたいものをご紹介しながらつくって貰おうと思っています。 (未だ厨房に入っていませんので 悪しからず女房の世話になっています)
先ずは海から 焼き蛤。
殻が開いて火が通りましたら 身を取り出して酒としょう油の漬け汁に浸し 漬け汁をフライパンで煮立てた中へ蛤の身を入れてサッと煮ましょう。
串を通せば食べ易いかも知れませんが これだと串皿が必要ですので写真の小付に粉山椒を添えて出して下さい。
コリコリした歯ざわりと 山椒のピリ辛が何とも言えない箸休めの一品となるでしょう。
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2008年03月15日
京都の春
京都は四季折々何れも美しい街ですが ほぼ真ん中に位置する円山公園の枝垂桜は 名所の桜としても市民や観光客に親しまれた古木(樹齢は分りません)です。
特に夜にはライトアップされ かがり火に映し出されたその姿は 古の京の都を彷彿させ幻想的な世界をつくり出します。(開花は全国平均の3~4月)
もちろん本物には敵いませんが 京焼の枝垂桜シリーズをご紹介します。
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2008年03月01日
雛祭りの卓景
未だ寒さが行きつ戻りつのこの頃ですが そんな中でも日に日に春の実感は深まって行きます。
早いものですね。
もう三月です。
月の初めのこの雛節句は長かった冬ごもりに終わりを告げる絶好のタイミングでもあります。
そして一斉に全ての生命が芽吹き 春の慶びをうたう祝宴となります。
非毛氈を敷いて雛を飾り 散し寿司に白酒を用意致しましょう。
チョット小道具が煩いようですが 如何にも雛祭り。
これくらいはご愛嬌ということで ご勘弁下さい。
投稿者 Sugino : 08:09 | コメント (0) | トラックバック
2008年01月22日
俳句と日本料理
伝統あるヨーロッパでも 密かに日本の文化がブームとなっているようです。
島国である日本の文化は なかなか外国と地続きの大陸国では理解され難い面が多いと思われますが 何故かその一つに日本料理と共に俳句があるのだそうです。
微妙なニュアンスを持つ日本語を外国語に置き換えることは 至難のように思われますが 五・七・五と最も短い言葉でその時々の情景や心情を表す俳句は 日本の美を象徴するものであり たどたどしくも理解され得たのかも知れません。
例えば今なら厳寒の候などと挨拶しますが これが冬の入口では向寒の候 出口では余寒の候などと同じ寒さでも多種多様な表現をします。
そして俳句には季語という隠し味を忍ばせますが このように微妙で繊細な表現は日本ならではのことで ここに興味を持たれたのではないしょうか。
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2008年01月05日
人日の節句
中国よりいろいろ伝えられたものの中に 伝統的な年中行事を行なう季節の節目となる日としての節句があります。
年間通して5日ありますが その中の最初の節句がこの人日の節句(1月7日)であります。
何故 人日(じんにち)と言うかと申しますと 中国では正月の1日は鶏,2日は犬,3日は豚,4日は羊,5日は牛,6日は馬の殺生をしない日と決まっていまして そして7日が人日 つまり犯罪者の処刑を行なわない日となっているのです。
(日本でもこの極刑に対する処遇の是非が 問われ続けて参りましたが)
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2008年01月03日
迎春の卓景
年の始めを寿ぐにはお目出度尽くしが相応しいかと存じます。
玄関や客間に加え 食卓にこそそのようなご配慮が必要なのではないでしょうか。
松に金屏風 白木の三宝に朱の器 鏡餅に屠蘇の水引飾り。
あとはご自慢のお手製おせち。
ほんの少しご用意していただけば もうお正月気分ですね。
投稿者 Sugino : 02:34 | コメント (0) | トラックバック
2007年12月30日
大晦日
明日は大晦日。
泣いても笑ってもこの一日です。
明晩はNHK恒例の「行く年,来る年」を見ながら 往く大年を惜しみつつ 来たる新年に期待の思いを馳せながら 全国各地の除夜の鐘を聞くという方も多いことでしょう。
今年一年無事であったことを感謝しつつ 年越しソバでも召し上がりながら 静寂の中 響く音色に心洗われる一時をお過ごし下さい。
今年一年の皆様から戴いたお引き立を心より感謝申し上げ 来たる新年も倍旧のご愛顧を賜りますよう どうぞよろしくお願い申し上げます。
投稿者 Sugino : 03:30 | コメント (0) | トラックバック
2007年12月28日
干支の食器
お正月の習慣は夫々のご家庭の事情から色々あると思いますが 過っては毎年食器(飯碗と湯呑)を替えるという方がたくさんいらっしゃいました。
普通は破損した時に買い換えますが これ等の方々は壊れなくても何はともあれ三ヶ日は新しい食器を使うというものです。
その後は破損した時の予備として保管しておくのだそうですが。
暮れのこの時期に必ずご来店され 飯碗と湯呑をご家族分買って行かれますので 私共と致しましては毎年新柄との入れ替えが必須となります。
その上毎日使っているものですから 形状や大きさそして重さが極端に違ったものは敬遠されます。
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2007年12月26日
オードブルタワー
ホテルやレストランのパーティーやバイキング会場で時折見掛ける このオードブルタワー 正に空間利用の申し子のようなパーティグッズですね。
色彩から中華料理を連想されるかも知れませんが 和洋何でも構わないと思っています。
ましてホテルやレストランの専売特許でもありません。
狭いテーブルが立体的に広く使えますから 大勢ご招待されてホームパーティなど開かれてみては如何でしょうか。
投稿者 Sugino : 09:08 | コメント (0) | トラックバック
2007年12月24日
日本海のおせち料理
日本各地ではその地域の風土に育まれた独特の郷土料理があり おせちも例外ではありません。
しかしながら陸路,海路が開かれることにより 地域間の交流が深まると共に地元との融合が始まり 微妙に変化していったのも事実です。
ここにご紹介するおせち二様は北前舟が伝えた京文化と 厳しい冬の生活から生まれた地元の生活の知恵が結晶したものと言えるではないでしょうか。
<石川:鱈の子まぶし>
初雪後の鱈は特に身が締まって美味しく 丁度お正月にかけての冬の能登の代表的味覚とされています。
鱈の刺身は昆布締めにして 硬くならないよう下拵えしておきます。
盛り付けましたら 丁寧に炒ったタラコをその上にまぶします。
味も見た目も上品な逸品です。
注 : 刺身は雌雄合体の雄の身が良いとされています。
投稿者 Sugino : 07:45 | コメント (0) | トラックバック
2007年12月22日
盛器二様
貴方のご家庭でのおせち料理は何方がつくられますか。
若しお母様がつくられるのでしたら貴方もお手伝いをなさるか 亦は 手分けして何か1~2品でもMYおせちを加えられるのがベストかと思います。。
でも昨今はホテルや料理屋さんから取り寄せられるか デパートやスーパーの出来合いで済まされる方が多いかも知れません。
それにおせち自体召し上がらない方が多いとも伺っています。
折角夫々の料理に意味を持ち 時節々々で根付いた日本の食卓風景です。
常々 何とか後世へ繋がっていって欲しいと願っているのですが。
投稿者 Sugino : 03:52 | コメント (0) | トラックバック
2007年12月20日
アットホーム・クリスマス
クリスマスが近づいて参りました。
私共では仕事上のお付き合いで 毎年何組かのパーティー券が回って参ります。
然しながら私共が出席したことは殆ど無く 私共のお客様に代理出席していただいております。
皆様におかれましては クリスマスはいかがお過ごしでしょうか。
若し家庭サービスに徹しておられるなら ここにシャンパングラスとキャンドルスタンドをご用意致しましたので 是非使ってみて下さい。
投稿者 Sugino : 08:12 | コメント (0) | トラックバック
2007年12月16日
シャンパン・タワー
ホテルなどのパーティー会場でこれを見かけた方もいらっしゃるかと思いますが 灯りのデモンストレーション「シャンパンタワー」と申します。
ソーサー型のシャンパングラスを10段積み重ね 頂上のグラスにシャンパンを注ぎます。
最初は白色光のみが常灯しますが(写真) タワー全体が氷の城のようにライトアップされています。
そして シャンパンが注がれた瞬間にサイドスイッチをオンにしますと ライトは青→緑→黄→赤と変化しながら点灯,消灯を繰り返し 見る人を飽きさせません。
思わず見入ってしまった方もいらっしゃるのではないでしょうか。
投稿者 Sugino : 04:04 | コメント (0) | トラックバック
2007年12月02日
金襴手
ご存知「いい仕事してます」の中島誠之助氏監修による 備前の金襴手シリーズです。
17世紀には釉上に赤,緑,黄などの顔料で絵付けをする「色絵」 そして釉下の染付と色絵で描く「染錦」と 本場中国に勝るとも劣らない素地と絵付けで 主にヨーロッパに向けて伊万里港より出荷され西欧の人々を魅了して参りました。
それに金彩を加え 更に華やかさに磨きを掛けたのがこの「金襴手様式」と呼ばれる紋様です。
この「からくさ美術館」は全て当時の復刻版ですので 「染錦窓絵霊芝文」と名付けられていますが どの部分をとりましても当時の絵付けの技法が読み取れるようになっています。
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2007年11月16日
京都の秋
東本願寺の銀杏,光明寺や永観堂の紅葉などなど 秋の京都は見所,名所が数々あり 夫々に趣を変え甲乙付けがたいのですが やはり渡月橋一帯の嵐山の紅葉は圧巻で 皆さん異論のないところでしょう。
シーズンともなりますと まるで錦の織物のような山々を愛でつつ散策される人々で後が絶えません。
まさに錦秋の二文字を絵に描いた光景に 暫し呆然自失となります。
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2007年11月03日
炊き込みご飯
秋は目移りするほど食材が豊富 それだけに毎日日替わりで違った料理が食べたくなるのも頷けます。
決して欲張りなのではありません。
先ずはお米からして新米の時期であり そして食品店には海,山の幸のオンパレード。
今日はこのお米と旬の食材を組み合わせて 秋をご飯に炊き込む 炊き込みご飯と参りましょう。
相性の良い組み合わせのご指導は テレビ,雑誌など幅広くご活躍の藤野嘉子さん。
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2007年10月24日
吹寄せの器
吹寄せとは秋風によって吹き集められた落ち葉や木の実を総じての呼称ですが 転じてこのような材料を使ったり模ったりした料理や和菓子のことも指しています。
秋になると料理屋さんや和菓子屋さんで この名称を前菜や干菓子などに取り入れ メニューや品目に季節料理(菓子)として載せたり 或いは店頭に貼り出しているお店がありますが 如何にも商店街ならではの秋の演出です。
亦 私共の業界でも小皿や箸置などの小物に この吹寄せがいくつか見られます。
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2007年10月22日
豊穣柿
実りの秋は果物も豊富に出回ります。
その代表の一つに柿が挙げられますが この時期に田園地帯を走りますと結構庭に植えてみえるお宅が多いのに気が付きます。
実が付くまでに8年待たねばならないのでしょうが 私など素人は葉っぱの状態では何の木だか判別できませんので ここへきて初めて気が付くのです。
さてこの柿の木 日本原産だとか中国から渡来したものだとか言われていますが 数千年前からの遺跡より種が発見されるなど 可也古くからのお付き合いであったようです。
私共も時折頂戴しますが 偶にしっかり渋いものに当ったりすることもあり これらを外見から見抜く事はできません。
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2007年10月15日
時ならざれば食せず
「時ならざれば食せず」という言葉がございますが このホームページをご覧になられた方は 既に「旬」という言葉が何度か出てきたことにお気付きのことでしょう。
今でこそ 栽培法や捕獲技術や冷凍保存技術の進歩に依り この「旬」が定かでなくなってしまったようですが 懐石料理の基本精神は殊更贅を求めず季節の恵に感謝するという まさにこの「旬」の食材を生かすことにあったはずです。
例えばこの時期から初冬にかけて「旬」であった鮭など 土地の漁師さんは川を遡る直前のまさにこのタイミングで沖獲りしたものが最高だと仰ってみえます。
投稿者 Sugino : 05:16 | コメント (0) | トラックバック
2007年09月19日
お手軽塩辛
スルメイカはこれからが美味しい季節です。
我が家では胴とえんぺらは殆ど刺身か塩焼き 足は塩焼きか天ぷらになりますが イカを捌く際 足を引っ張りますと一緒にワタが抜けてきます。
今日はこのワタを使った鈴木登紀子先生による塩辛のレシピをご紹介しましょう。
<材料>
・ 新鮮なスルメイカ・・・・1ぱい
・ 塩 ・・・・・・・・・大さじ 1/2
・ 酒 ・・・・・・・・・大さじ 1/2
・ 七味唐辛子・・・・・・・・・少々
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2007年09月15日
洸琳窯
白磁に染付で繊細な筆遣いの波佐見焼・洸琳窯の製品です。
モチーフは替わっても薄手の磁器に か細いほどの線描のタッチは何時も変わらず 故に長年に亘り固定したファンを掴んでいます。
今回のモチーフは秋の七草の一つである桔梗を使用していますが 形状まで桔梗となって まさに秋の食卓の主菜の器に相応しいものとなっています。
こうした形状の食器は怖くて使えないと仰る方も見えますが 先入観を捨ててどうぞ一度使ってみて下さい。
堅く丈夫な磁器ですからなかなかの強度があり 少々乱暴に扱っても平気なのがお分かり戴けると思います。
食卓に並べられますと 「小さい秋見つけた」となりますよ。
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2007年09月14日
時知らずの器
味わい深い生地に北哉窯(清水焼)ならではの力強いタッチで描かれた抹茶碗。
色絵の六瓢の絵柄で 季節を問わずお使い戴けます。
元より瓢箪から駒の言葉があるように 欲張りな六つの吉運を運んでくれる無病息災に通じるという縁起の良い絵柄です。
径12cmとやや小振りながら深みもあり 女性でも点て易く飲みやすい形状です。
投稿者 Sugino : 06:50 | コメント (0) | トラックバック
2007年08月09日
笹舟皿
立秋とは名ばかりで 毎日暑~い日が続いています。
地球温暖化なんて生優しい言葉でなく 地球灼熱化と言って欲しいぐらいですね。
毎年の事ながら夏はご家族の健康を司る主婦の皆さんにとって ご苦労が絶えない時期でもあります。
取り分け食事には 大変気を遣われていることとお察し申し上げます。
そこで食欲をそそる方法として食材選びはもちろんですが 食器の選択をお役立て戴けたらと思っています。
例えば涼やかに盛り付けるばかりでなく 量的にもあと一口に留めることをお勧めします。
その為には 器も適量を盛り付けるに相応しいやや小振り目のサイズが必要です。
そして形状としては写真のような木の葉型なら 両端の遊びの余白が充分生かせます。
主菜とはまいりませんが 先ずはこの器で先付を出されてウォーミングアップしてみて下さい。