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2006年07月06日

土用丑の日

夏のスタミナ料理 うなぎの蒲焼です。
本来 土用は立春,立夏,立秋,立冬の季節の変わり目前18日間の事を指しますが 今日では立秋前の18日間のみを土用と呼んでいます。
土用の入り(ほぼ7月20日前後)から明けるまでの丑の日(今年は7/23と8/4)に うなぎを食べるという習慣はどうして出来たのか存じませんが 夏負け予防の古人の知恵であったのでしょう。
うなぎにとっては災難でしょうが 栄養価の高いうなぎには諦めていただく他ありません。

陶器の蓋付丼でも構いませんが 塗りの「うな重」を使っていただけばうなぎ屋さんに入った気分になれるかも知れません。

<山椒>
うなぎと山椒の相性は 味というよりむしろ健康上の補完関係にあったようです。
胃腸を整え 肉や魚の臭みを消し 保存効果もあり 山椒の若葉は木の芽和えに使われ 木は堅いのですりこ木に加工されます 

<三度楽しめる名古屋のひつまぶし>
一杯目は蒲焼したうなぎを細かく短冊状に刻んでご飯に載せて出されるので それを杓子でかき混ぜて食べる。
二杯目は更にネギや山椒の薬味を載せて 味の変化を楽しむ。
最後はだし汁かお茶が添えられるので それをかけお茶漬けのようにして食べる。
名古屋に来られましたら 是非一度召し上がって下さい。

投稿者 Sugino : 2006年07月06日 09:27

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