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2008年03月29日

箸休め

蕾が綻びはじめ 春めいてまいりました。
季節というのは 人の心情まで左右します。
長かった冬篭りから身も心も開放され 何故か浮き浮きとしてまいります。
さて 食卓となれば私共の出番。
海と山から一品ずつ 自分が食べたいものをご紹介しながらつくって貰おうと思っています。 (未だ厨房に入っていませんので 悪しからず女房の世話になっています)
先ずは海から 焼き蛤。
殻が開いて火が通りましたら 身を取り出して酒としょう油の漬け汁に浸し 漬け汁をフライパンで煮立てた中へ蛤の身を入れてサッと煮ましょう。
串を通せば食べ易いかも知れませんが これだと串皿が必要ですので写真の小付に粉山椒を添えて出して下さい。
コリコリした歯ざわりと 山椒のピリ辛が何とも言えない箸休めの一品となるでしょう。

次は山から たらの芽の胡麻和え。
一般的には天ぷらなのかも知れませんが 一寸揚げ物は? という方にはこの胡麻和え。
塩少々の熱湯で湯がき 冷水にとって冷ました後 水気を絞りしょう油を振り掛けておきます。
摺った煎りゴマに酒としょう油,調味料を加え たらの芽を入れて和えましょう。
盛り付けは こちらも春色小付。
梅酢生姜を天盛して グリーンと赤の対比もご賞味下さい。
いよいよ本格的花見酒の季節ですが どうぞお酒の方は程々に。

投稿者 Sugino : 2008年03月29日 05:02

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