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2007年02月23日

志野・織部

織部と志野は相性が良いという事を以前にも述べました。
写真の付出皿は幅7cm弱と細長いお皿ですが 志野織部が市松模様で均等に掛け分けられています。
数えてみましたら 当店にはこうした商品が20点程ありました。
そしてこの掛け分けの比率を替える事によっても 亦掛け分けの仕方(デザイン)によっても 出来上がった器の趣が異なったものとなり こうして陶器の世界も際限なく面白さの広がる世界なんだと思いました。

亦 器を「織部・志野」と表現するか 「志野・織部」と表現するかで 明るい春先からのイメージとなるか 色濃い秋口からのイメージとなるか 使い手も迷ってしまうところとなります。
でもこんな器ならただ切るだけの単純な料理「いたわさ」も ご馳走に見えませんか。

投稿者 Sugino : 2007年02月23日 06:41

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