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2006年10月03日

紅葉と鹿

10月の花札には紅葉と鹿が描かれています。
「奥山に 紅葉踏み分け なく鹿の 声聞くときぞ 秋は悲しき」 と歌われていますように 鹿にとって秋は交尾期でもあり 雄が雌を呼ぶ求愛の声といわれています。 
この10月の花札をテーマにした長角皿がこれです。
因みに無視することを「シカト」と言いますが この10月のシカからの由来でこの鹿は正面を見つめないで横を向いています。

もう一つは 清水焼の菓子鉢です。
こちらは言わずと知れた嵐山の紅葉がテーマとなっています。 
紅葉を際立たせるため 全体に白化粧が施されています。
10月のお茶は名残 栗鹿の子などのお菓子と共にうつわでも秋を満喫してみませんか。

投稿者 Sugino : 2006年10月03日 06:42

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