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2008年08月04日

竹の食器

涼感があって網目の美しい竹製品は 日本の夏の食卓演出には欠かせないものです。
今や国際食となり多くの国の人たちに愛されている寿司や天ぷらにしましても エキゾチックなオリエンタルフードという範疇を超え 日本特有の食文化として世界に根付き始めています。
食文化とは料理そのものばかりを指す言葉ではありません。
そこに集う人たちの心を和ませるのは 料理を包む食器も含まれた部屋や調度などの他  仕来たりや作法に精神をも含めたトータルな演出にあります。
取り分け 夫々の料理を引き立たせるため 夫々の料理に見合った器が使われる日本料理ですが それでいて全体の雰囲気や流れをを壊すことのない日本の器に対しましても 諸外国に於いて注目が集まっています。
主役となることの少ない竹製品ではありますが 竹を食器とする少数派に共感を持ち その小さな製品の中に木目細かなさり気ない気配りを感じ取っているのです。
見事な名脇役を演じるのはこの様な竹の存在であり 確実にジワリジワリと少しずつではありますが 日本人の感性が世界に伝わりつつあるように思います。

自然に優しい 自然の素材です。
竹の食器を扱ったのでついでにお話しするわけではありませんが 竹島の領土問題も何とかならないでしょうか。
領土問題はどの国も経験済みの筈で 政治の世界では政治家として国民感情を度外視することはあり得ない事でしょう。
しかし双方とも地球サイズのグローバルな視野を持って下されば この難問も解決できない問題ではないはずで 当事者双方の賢明な判断を待つばかりであります。
仔細な権益に拘ったところで 地球の生命に何か変化が起きるのでしょうか。
政治家が答えを出して下さい。

投稿者 Sugino : 2008年08月04日 03:38

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