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2006年06月30日

新商品:その2

カテゴリ:[商品トピックス]

古染五草花
凡そ1ヶ月に亘り開かれて参りました見本市(新商品発表会)も漸く終わり この時期連日のように新商品が入荷して参ります。
向う一年間の商いを占う新商品を皆様にご紹介申し上げますので 忌憚のないご意見等お聞かせいただければ幸いです。
6月20日に第一弾をご紹介していますので これは第二弾ということになります。
<古染五草花>
飾らない形 飾らない絵付の古染の2パターンです。
普段使いに即戦力としてご利用戴けます。
焼物皿は長辺33cmと秋刀魚一尾丸々盛り付け出来ますし 小丼は直径13.5cm高さ10cmとたっぷりしていますので丼ものから麺までカバーできます。

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洗い上手な急須

カテゴリ:[商品トピックス]

棚落ち?
急須のお茶葉を入れ替えたり洗ったりする時 お茶葉の捨て難い急須があります。
それは決まって急須の蓋を受ける棚が邪魔をするからなんですが それでは棚の一部或いは全てに切り込みを入れてはどうかという発想で生まれたのがこの急須です。
これで解決しますが 業界用語で「棚落ち」という言葉があります。
これは棚の部分は非常に薄手となっていますので 運送途中などで部分的に破損して落ちてしまう事を指しています。
こうなりますとその急須は不良品となりますが このように意図的に切り込んだものは立派な商品です。
(写真の場合は 丁度口の正反対側4cm程)
切り込み部分の仕上がり具合を調べていただけば 不慮のものか意図的なものか判別できる筈でございます。どうか勘違いなさらないようお願い申し上げます。

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2006年06月29日

青磁高台小鉢

カテゴリ:[商品トピックス]

夏の主役の器は 何もガラス器ばかりではありません。
陶器の場合は釉薬次第,盛り付け次第で 幾らでも表情を変えることが出来ます。
写真は白磁に近い青磁の高台鉢 夏の食卓の余所行きの装いです。
この器なら夏野菜のなんでもない惣菜などでも しっかりとご馳走に仕上げてくれます。
高台効果じゃないでしょうか。

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2006年06月28日

ステンレス・ミルクパン

カテゴリ:[調理道具考]

錆びたり変質したりしない 18-10ステンレス製ラッキーウッドのミルクパン。
何と言っても扱い易さはステンレス製。 殆ど気遣うことなく扱い収納できます。
その上1mm以上の板厚があるため 熱ムラがなく焦げ付く事もありません。
ハンドルは充分な大きさで 持ちやすく安定して操作できます。
少人数のご家庭ならこれで煮炊きの調理も出来てとても便利です。

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2006年06月26日

印 花

カテゴリ:[器の豆知識]

素地への装飾技法の一つに印花というのがあります。
これは紋様を彫り付けた印材等を 乾燥前の素地に押し付けて文様を施したもので 左は布目の生地に印花紋様 右は櫛目の生地に印花紋様となっています。(何れも清水焼)
お手元の器をよくご覧になればお気付きになると思いますが 現代でも結構広範に使われている技法です。

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茄子漬南部鉄

カテゴリ:[商品トピックス]

古くから日本人は 茄子のヌカ漬けに色出し用として 古釘を晒し袋などに一緒に入れて漬けてまいりました。
茄子の色素は「ナスニン」というアントシアン系の紫色素です。
この色素は鉄分と結合すると 紫紺の色が固定して一層美しくなるのです。
写真は古釘の替りをする「茄子漬色出し南部鉄」3ヶセットです。
ご使用前によく洗ってから使用していただきますが 鉄ですから錆びてしまいます。
ですが ぬるま湯でよく洗っていただけば 何度でも使用できます。
長期間ご使用にならない場合は 水分を十分に取って乾燥している場所に保管してください。
茄子1Kgに対して南部鉄3個 黒豆で2個 貝類の砂出しに2個が目安です。

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2006年06月25日

オードブル

カテゴリ:[盛り付け一言]

私達はオードブルに対して 和食で言う前菜,或いはお通しのような感覚を持っています。 しかしこれがプレートに目一杯盛られて出されますと 圧倒され主菜と勘違いをしてしまいます。
主菜の前のお酒のおつまみですから 量より寧ろ小さくして色彩的にもきれいに組み合わせ 盛り付けも余裕を持たせるほうが良いでしょう。

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2006年06月24日

山本安志

カテゴリ:[商品トピックス]

現在は専らロクロ成形による食器の製作に取り組んでおられますが 捻りやタタラ成形の作品も多く手掛けられた山本安志(遊宇楽窯)さん。
清らかな青竹の意匠は この夏の爽やかな演出に良く似合います。
写真の酒器の他 節目鉢といった付出用の器,ソバ用品焼酎サーバーもございます。

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2006年06月23日

お手塩皿

カテゴリ:[トピックス]

選手の皆さんご苦労様。 手塩にかけた日本のドイツが終わりました。
高い目標が出来ました。 更なるチャレンジに期待しています。
 
さてこの「おてしょ」という言葉をご存知でしょうか。
「手塩にかけて育てた娘」などと使うこの手塩のことですが 料理屋さんの玄関先に盛塩されているのをよく見掛けます。
あの盛塩をする小さな皿のことを指しています。

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冷 奴

カテゴリ:[商品トピックス]

夏の定番料理の「冷奴」
豆腐はパックから取り出したら よく洗いよく冷やしましょう。
よく冷やすには豆腐をボールにとって 型崩れしないよう水を注ぎ 3回ほど繰り返した後 水を張ったまま冷蔵庫へ2時間。
中まで冷やすにはこれ位の時間が必要です。
トッピングは 一般的にはネギかアサツキ 或いは削り節か卸し生姜でしょうか。              そうしてショウユかポン酢ですね。

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2006年06月22日

強化ガラス

カテゴリ:[器の豆知識]

強化ガラスとは ガラスの割れる原因となる「引っ張り力」に対抗する力「圧縮応力」を加えたガラスです。
その方法として「物理強化」「イオン強化」「積層強化」とありますが このうち写真のコレール(岩城ハウスウエア製)は積層強化による強化ガラスです。
誤解があるといけませんので敢えて付け加えますが 強化ガラスは耐熱ガラスではありません。
同時に耐熱強化ガラスという素材は 現在までつくられていません。 ご承知おき下さい。

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2006年06月21日

唐辛子

カテゴリ:[トピックス]

「からし絵・会席箱」という商品名です。
今日は「唐辛子」について 俄仕込みのウンチクを傾けてみようと思います。
香辛料の中でもこの唐辛子 比較的よく食器の絵柄に使われます。
食器の絵柄のみならず 実際に日本に伝来して(メキシコ原産と言われていますが諸説あり 唐辛子の唐も唐より伝来ではなく単に外来という意味らしくこれも諸説あり)未だ浅い(500年位か?)香辛料であるにも拘らず 辛味付けの和食にもよく使われ馴染み深いスパイスです。

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冷茶碗

カテゴリ:[トピックス]

冷えたビールは呑むけれど 冷たいおは呑まないという方がみえます。
それで 私共ではある時期まで両方を用意しておりますが ひと夏ズーットというのも難儀な事なので 最終的には基本の冷えたお茶で喉を潤して戴くということにしています。

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2006年06月20日

新商品のご案内

カテゴリ:[商品トピックス]

磁器のふるさと 有田からこの秋の新商品が入荷しました。
何れも出来たてのホヤホヤです。
茶付は大小同じ柄で 薄手の平茶碗。
浅型茶付をお好みの方に もう一つ選択肢が増えました。
酒盃は太一窯の手造り品で切り込みの入った高台付 径8cmとたっぷりしています。
最後は焼酎カップ 黒陶土物ですので見込はグルッと黒釉掛けがしてあります。

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簡易漬物器

カテゴリ:[商品トピックス]

ポリスチレン樹脂製の簡易漬物器をご紹介します。

<使い方>
ハンドルを回して押し棒を上げ ワンタッチロックの蓋を外してください。
押し棒を上げたまま蓋を本体にセットし 両端のフックがしっかり掛かるまで押さえつけます。
次にハンドルを徐々に回して加圧してください。
押し棒の底面が 押し板に接した時点で回転ストップ。
早い物でその日から食べられます。

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2006年06月19日

金彩淡雪

カテゴリ:[商品トピックス]

6月18日。
昨日という1日を振り返ってみます。
余りした事がないので途惑っていますが クロアチアか父の日か そこが問題です。
クロアチア戦は惜しくもドロー。
早くも予選敗退の国が飛び交う中 紙一重で繋がっています。
選手並びにサポーターの皆さんに敬意を表したいと思います。
でも正直言って 私にとってはそこまでです。
一方私共の店にも 何名かの父の日プレゼントのお客様が見えました。
父の日が復権したのかと見紛うような1週間でした。
早い方は1週間前から(1週勘違いされたのかも知れません 母の日が第2週ですから)準備をされていました。
我が家でも 長男が或いは嫁が或いは二人とも常識的なのか クロアチア戦の直前に戴きました。
私の好物です。
最初は何の事だか理解できず(商いと我が家がリンクしないのです)途惑いましたが 素直に「ありがとう」が出ました。
気持ちがどう醸成されたかは兎も角 素直が良いと感じました。

前置きが長くなってしまいました。
東京の下町には ガラス器製造の町工場が集積している所があります。(墨田区など)
都はこの江戸硝子を伝統工芸品に指定し 育成しています。
かたや 北陸金沢では経済産業大臣指定の金沢箔があり この二つの伝統工芸の出会いが 金彩淡雪の器となりました。

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2006年06月18日

スイカ・メロン皿

カテゴリ:[うつわ歳時記]

今日は朝からソワソワしている方が多いかも知れません。
それはさておき 産地ではスイカの出荷を迎え 大変お忙しい頃かと存じますが 今日はスイカに纏わるエピソードをご披露させていただきます。
スイカ・メロン皿 確かにこんな名前の一寸大き目のガラス皿が有りました。
私がこの仕事に就いたころの懐かしい皿です。
今は何処のカタログにもこの名前では載っていないでしょうが(こんなネーミングでは売れないでしょう) 当時はそこそこヒットした商品でした。
あの頃は何でもそこそこヒットしていて それも懐かしい思い出です。

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南部鉄風鈴

カテゴリ:[商品トピックス]

ハッキリとした四季がある日本だからこそ でしょうか。
夏を凌ぎ涼を取るために 五感全てを働かせます。
取り分けこうして聴覚で涼を感じ取る民族は 他には見当たらないのではないでしょうか。
それも日本人の感性に応え得る 高く澄んだ透明な音でなければいけません。
低く濁った音はただの騒音で 余計に暑苦しくなるばかりです。
この点において 南部鉄に勝るものはありません。

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2006年06月17日

山は富士

カテゴリ:[商品トピックス]

サッカーは日本。
あと二勝の願いを込めて
「山は富士」のお皿二種掲載いたします。
開幕に合わせて掲載しておけば 明日で二勝目が決まっていたのですが。

前方は前菜用の付出皿。
 後方はやや深めで煮物皿としても使えます。
薄手ですが大丈夫 丈夫です。

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ガク紫陽花

カテゴリ:[うつわ歳時記]

梅雨の花 紫陽花が今どこも見頃となっています。
写真は当店の「ガク紫陽花」。
自宅の花でありながら ガク紫陽花のガクを今日の今日まで花びらを保護する外側のガクと思い込んでいましたら 女房殿に笑われました。

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2006年06月16日

和風冷菓

カテゴリ:[商品トピックス]

昨日は入梅以降 久々の本格的な梅雨空となりました。
梅雨が明ければ愈々夏の到来となりますが 日本人はこの夏を如何に凌ぐかというテーマに真剣に取り組んで参りました。
その一つに自然の叡智を生かす和菓子があります。
日本の夏のお菓子の代表は 寒天を溶かしてつくる水羊羹と泡雪かんです。
ゼリーのように透明ではありませんが 半透明の優しい涼感が郷愁を誘うお菓子です。
素材を生かす和菓子づくりは 然程難しくはありません。(プロの味となるとこんな暢気なことはいってられないと思いますが)
是非一度挑戦してみて下さい。
毒見役の幸せな顔を見れば 貴方もきっとハマってしまうでしょう。
出来上がった水羊羹の盛り付けには 写真の銘々皿をお役立てください。
涼しげに抑えたブルーは 水羊羹を引き立てます。
高台も特別なお菓子という印象を与えます。

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2006年06月15日

アルマイト大鍋

カテゴリ:[調理道具考]

アルマイトは日本で開発された日本語の素材です。
アルミニウムの耐食性や耐摩耗性を向上させ 亦着色が可能となるよう「陽極酸化」することにより 表面に酸化アルミニウムの皮膜を生成したものをアルマイトといいます。

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2006年06月14日

林九郎の酒盃

カテゴリ:[商品トピックス]

カクテルをつくる際 お酒の量を量るステンレス製のメジャーカップ(ジガーカップ)というのが必要ですが 丁度形状もサイズも一緒だと思って戴いて結構です。
しかしこれはメジャーカップではなく酒盃です。
呑み過ぎたと思ったら浜の方を使って メジャーカップのように天地両方使って頂いたら如何でしょう。
ただし 下は浜ですから口元に釉薬が掛かっていませんので 口当たりは良くありませんよ。
これは古伊万里を得意とする窯 有田・林九郎窯の珍しい染付冷酒盃です。
絵変り五様のセットですが どれも夏仕様の酒盃として絵柄,スタイルとも捨てがたいですね。

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2006年06月13日

露 打

カテゴリ:[うつわ歳時記]

懐石においては 夏場は配膳前に膳や器に茶筅で水を振り掛けます。
これを「露打」といいますが 振りかかった露によって膳には清らかな清涼感が漂います。
私の日課は店先の清掃から始まるのですが その際に打水をします。(ホースではなく手桶に柄杓を使えばいいのですが)

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納豆鉢

カテゴリ:[商品トピックス]

終盤の失速 ? 
立て直せるか 日本?
う~ん。   とここまではW杯。

気持ちを入れ替えて 写真をクリックして鉢の内側を良く見てください。
櫛目がついているのが確認できると思いますが これが納豆鉢の納豆鉢たる所以です。
何故かと申しますと 農水省の公表されたデータによりますと 掻き混ぜるほどに甘み成分やアミノ酸が増えるとなっています。
この櫛目により攪拌効果が倍加します。
若い方ほど掻き混ぜないようですが これは単に不精なだけで どうせ食べるなら美味しい納豆をとお思いでしたら 急かないで頑張ってください。
実は私も余り攪拌しません。(若くはありませんが)
糸がなくなるまで攪拌しなさいと仰る方がいますが これじゃ糸引き納豆ではなくなると思いますが 如何でしょうか。
更にこの鉢は手も小振りではありますが支え易く 注ぎ口を付ける事によって飯茶碗に移す時 糸がバラつかなくなっています。
貴方は納豆を食べるとき顔に糸をくっ付け ハンカチかタオルの必要な方じゃないですか。 でしたら是非これをお試し下さい。
究極の納豆鉢です。(径11cm、高5.5cm) 

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2006年06月12日

アクア・ヴィット

カテゴリ:[トピックス]

ウィスキー,オー・ド・ヴィー(ブランデーの仏語),ウォッカ,アクア・ヴィット等の蒸留酒の語源は 何れも"生命の水"に由来します。
日本では「酒は百薬の長」と表現していますが 同じ意味合いです。
ヨーロッパ各地に蒸留法を広めた錬金術師達は 夫々の地域で蒸留酒を造った際 ラテン語で"生命の水"を意味するAQUA-VITAE(アクア・ヴィテ)の名を使っていました。

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2006年06月11日

京香旬彩

カテゴリ:[商品トピックス]

はんなり しっとり  ほっこり
小鉢に盛られたおばんざい。
京都の伝統野菜を 白磁の小鉢に載せました。
今の空気を感じる 新しい和の器です。

   <乃りたけチャイナ製>

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2006年06月10日

土瓶 ?

カテゴリ:[商品トピックス]

見た目 これは土瓶です。
土瓶として使えなくはないのですがチョット大きすぎます。
実はこれ 花生として造られたものです。
蓋を外せばどっさり生けられますし 蓋をしたままなら小さな花を可憐に飾れます。(摘みから差し込めるよう穴が明けられています)
焼〆ですので 端正な花でもワイルドな花でもそれなりに包み込んでくれる花生です。
花がなければないで インテリアとしてドッカリ居座ってしまう そんな雰囲気があります。
近年は必要充分でなければ無駄という考えが支配しているように思われますが 日本人は従来物質的には窮屈を感じても 精神的には遊び心が必要という余裕を持っていた民族だったように思われます。

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2006年06月09日

冷製茶碗蒸し

カテゴリ:[商品トピックス]

昨日この地方(東海)も梅雨入りが報告されました。
温かい茶碗蒸しは寒い季節の料理に違いありませんが この耐熱ガラスの蒸し碗さえあれば 夏場の冷製茶碗蒸しがつくれます。
出来上がった茶碗蒸しの粗熱を取った後 冷蔵庫に入れるだけ(耐熱ガラスだから可能)
具となる材料も空豆やきぬさやなど 今が旬のものを使えば食べ慣れた味とは一味も二味も違ったメニューとなります。

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2006年06月08日

切子グラス

カテゴリ:[商品トピックス]

 ガラスの加飾加工には幾つかの方法があります。
代表的なものとしては カット,グラヴィール,サンドブラスト,ラミネート,プリントなどがありますが 写真は日本では切子と呼ばれるカットグラスです。
回転するグラインダーにガラスを押し付けて模様を彫る方法で グラインダーを使い分ける事により様々な紋様が生み出されます。
日本の伝統的な切子ガラスは江戸切子と薩摩切子ですが どちらも色被せガラスにカットを施したものが多く 無色のスキガラスにはない変化に富んだ魅力があります。

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2006年06月07日

片 口

カテゴリ:[商品トピックス]

この大きなサイズの片口注器(大径18cm 小径16cm)といえば 過っては調理場で調味料などを移したり合わせたりする道具でありましたが 現在こうした片口は殆どの方が酒器と見做されるようです。
過っての台所では必ず見られた道具ですが 今はもう少し小さ目のポット型をしたダシ入れなどが使われ 姿を見掛けなくなってしまいました。

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2006年06月06日

トルコ釉

カテゴリ:[器の豆知識]

陶器の製作は最後に釉薬によって化粧し 絵付けされ焼成されます。
この着色剤としての釉薬は 様々な鉱石を原料としていますが その主な物を列挙しますと 鉄,銅,コバルト,マンガン,酸化クローム,酸化錫,酸化ニッケル等です。
しかし これらの鉱石は酸化焔か還元焔か どちらを使うのかによって発色が違ってきます。

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2006年06月05日

マルティグラス

カテゴリ:[商品トピックス]

様々なガラスを幾層にも重ね合わせて作り出すマルティグラス(マルティプル・レイヤード・グラスの略愛称)
全ての作品が 製法上熟達したクラフトマンの手による手造り作品となっています。

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2006年06月04日

カトラリー

カテゴリ:[器の豆知識]

日本人であれば 食事は二本の箸でどんな料理もこなしてしまいますが 外国の方は用途によってこんなに必要なんですね。(注・・・この中には日本人が考案したアイテムもいくつかあります)
勿論日本人の私たちは これ全て揃える必要はありません。
カトラリーは先ず材質から大きく分けて 銀製とステンレス製があります。
何と言っても銀製が優雅で美しいのですが 高価な上 まめに手入れをしないと直ぐに黒ずんでしまいます。(金属食器のお手入れをご参照下さい)
おもてなし用とお考え戴ければ良いと思いますが 普段使いなら世話なしのステンレス製で充分です。

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2006年06月03日

夏の珍味

カテゴリ:[商品トピックス]

写真はクリスタル製の珍味入。
雲丹やホタテに鮑は夏が
夏が旬の珍味であれば何と言ってもクリスタルの珍味入。
どうです。 空っぽですが想像力を働かせてみてください。
中身が見えてしまうのが ○か×か。

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2006年06月02日

再び備前焼

カテゴリ:[トピックス]

これは 先日息子夫婦が友人の結婚式に招待され 岡山に出向いた際買い求めてきた備前焼宝瓶と湯冷しです。
どちらも緋色と鼠色のコントラストが良く出ていて面白く 私も気に入ってしまった桟切の作品です。

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銀箔抹茶盌

カテゴリ:[商品トピックス]

夏の略点前にこんな茶碗はいかがですか。
ガラスである上 金箔ではなく銀箔を使っているところが 「夏はいかにも涼しきよう」に
適う茶碗です。
一枚一枚 心を込めて張られていく金沢の箔工芸。
額に汗する 見ているだけでもその所作に感嘆します。

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2006年06月01日

冷酒グラス

カテゴリ:[トピックス]

冷酒のグラスも 段々お値打ちで楽しいものが出て参りました。
形も色使いも涼やかで ツイツイ更にもう一杯となってしまいそうです。
羽反型の浅い酒盃などは おつまみや珍味入れ,薬味皿にも使えます。
これも使い方次第で 夏の貴重な小道具の一つです。
食卓の演出は あり合せの器を如何にアレンジするか 奥様の腕と感性にかかっていますので 先ずはどんな食器を持っているのかキチンと把握しておきましょう。

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蚊遣り豚

カテゴリ:[商品トピックス]

作家で俳優,映画監督でもあった伊丹十三さん。
彼は蚊が頗る嫌いであったそうですが 尤も伊丹さんでなくとも蚊の好きな人はいないでしょう。
伊丹さんが蚊を嫌う理由は蚊の矛盾にあるそうで 一つは 蚊は人の血を吸う なら何故秘かにやって来ないのか やたら鳴いてやってくるのは矛盾している。
もう一つは 人の生血を吸っている身ならば 何故痒い注射をしなければならないかという矛盾だそうです。

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W杯ドイツ大会

カテゴリ:[トピックス]

いよいよ W杯ドイツ大会までカウントダウンの段階に入ってきました。
ドイツは 前回のオリンピック開催都市トリノとほぼ同経度ですから また明け方の応援観戦ということになります。
この際我が家にはビデオがありませんので 完全に早寝早起きの習慣に切り替えてはと思っています。
先日のドイツとの交流試合は惜しくも引き分けてしまいましたが 本番前には丁度良い薬なのかも知れません。(必死で戦われた選手の皆さんには失礼なのを承知の上で)

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