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2006年05月31日

総裁選

カテゴリ:[店主の独り言]

九月の総裁選に向けて次期候補が取沙汰され喧しく報道されていますが 現在の政治家の顔ぶれは当世の鏡でしょうか。
いまいち飛びつきたくなるような方がいらっしゃらない様に思うのは 私だけではないでしょう。
争点として論じられている政策が どれもこれも枝葉末節に聞こえてなりません。
一国のリーダーである以上 一番大切なものを国民に向かってハッキリと明示出来る方でなければ信は得られないでしょう。
全世界より喝采を受けたケネディ大統領の就任演説を思い出してください。
「祖国が貴方の為に何が出来るかより 貴方が祖国の為に何を行う事が出来るか問うて欲しい」

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2006年05月29日

和の設え

カテゴリ:[トピックス]

ひと頃迄は 愛飲家といえば日本酒党か洋酒党の二つの範疇で括られていましたが そこに焼酎が加わった事により 私共の業界でも微妙な変化が現れて参りました。
焼酎カップや焼酎サーバーが生まれ グラスに和陶器がとって替わろうとしています。
尤も焼酎カップとなると 今でも従来の寿司湯呑を使われている方もいらっしゃるでしょうし 酎ハイタンブラーを使われている方もみえるでしょう。
数年前まで遡りますと フリーカップというネーミングの湯呑(?)がございました。
非常に曖昧な表現のネーミングだったのですが 如何にも何でも使えそうだというイメージを出した事で 結構長期に亘り各社挙ってこの名称を使い続けて参りました。
これをリードしてきたのが和陶器業界です。

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2006年05月28日

五 辛

カテゴリ:[トピックス]

古来 日本人は臭みと辛味の効いたニンニク,ショウガ,ネギ,ニラ,ラッキョウの五種野菜を五辛といって その薬効をキチンと認識していました。
禅宗ではその薬効が強すぎるとして 酒や肉と同様食する事を禁じていましたが 私達一般人はこの夏を乗り切るために 匂いなど気にせず戴くことにしましょう。
ナマは強烈過ぎるという方 ソースやドレッシングにさり気なく混ぜては如何でしょうか。
ナマで肴とされる方には 写真の杉板に青葉を敷きニンニクやラッキョウを盛り付けてみてください。

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2006年05月27日

イワナの骨酒

カテゴリ:[商品トピックス]

渓流の最上流に生息するというまぼろしの魚・・・岩魚(イワナ)
イワナ釣りはもう解禁されていますが 今は養殖魚も出回っていますので 天然物に拘らないで釣りもされないという方なら何時でも召し上がれます。
このイワナの料理法の一つに「骨酒」というのがありますが 召し上がられましたか。
内臓を除いたイワナを塩焼きにして 熱燗の日本酒に一尾ごと入れますと 見る見るうちに透明な液体が琥珀色に変わってまいります。
これがイワナの骨酒(コツザケ)。 勿論呑んだ後はアルコール漬けのイワナを召し上がっていただけます。

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フルーツ皿

カテゴリ:[器の豆知識]

懐石料理と会席料理とはどう違うのか。 混同されて使われているケースが多々あります。
懐石は茶事の中での食事を言い 茶事とは飽くまでお茶を点ててもてなす事が目的であり その前に食事を勧めてよりおいしくお茶を召し上がって戴くためのものです。
反面 会席料理は私達が普段料亭でお酒を楽しみながら出される料理を指し 全く別のものと捉えていいでしょう。

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2006年05月26日

夏のテーブル

カテゴリ:[うつわ歳時記]

6月は衣替えの季節です。                            
茶事においては既に5月より炉が風炉へと夏の装いとなっていますが ご家庭の食卓も涼しげにお料理の着物の衣替えといきたいですね。
失われがちな食欲と涼しさを ガラスの器と伴に 涼しげな寒色系のテーブルマットやナプキンをセッティングして取り戻しましょう。
見た目の涼しさも大切に 冷えたビールばかりではこの夏乗り切れません。
亦 全てを硝子器や寒色系でまとめるより 例えば赤絵の小鉢ですとか花の装飾を1点加えますと テーブルがピリッと引き締まります。

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枝豆と空豆

カテゴリ:[商品トピックス]

夏の献立は悩ましいですね。
結局あっさりとしたものに流されてしまう事が多いのでしょうが こんな季節だからこそピリッと辛味を効かせたものとか すっきりとした酸味のものを添えるとか メリハリをつけると食べ易くなるかもしれません。
この夏の太陽の光を浴びた夏野菜も これから色々出回ってまいりますが 取り分け塩茹でした季節の枝豆とそら豆がおつまみとしては筆頭野菜でしょうか。
写真はそら豆と違って鞘ごと出される枝豆用の小鉢。                              篭付ですのでカラの鞘と分けられ 実の入った鞘を捜さなくて済みます。

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2006年05月25日

白山窯

カテゴリ:[トピックス]

白山陶器の器づくりの原点は 何より使い易く生活の中に馴染むということです。
デザインや品質は 器の持つ機能をどう高めてゆくか 使う方の愛着にどう応えてゆくかという視点を大切に 器を使った生活シーンをイメージすることから器作りが始められます。
華美でなく かといって平凡でもなく 新しさはあるが時代に左右されること無く 使っていて飽きることの無いデザインこそ美しい器だと考えています。(用と美の両立)
ですから 1年や2年で廃盤とする製品はひとつもありません。 
この変化の時代にあって 何れも長寿商品ばかりです。
数々の「グッドデザイン賞」や「ロングライフデザイン賞」を受賞した 白山陶器の製品を末永くご愛用下さい。

* 青白釉ともえ浅鉢  (大25cm,1客)    
* 白磁ともえ浅鉢セット(中17cm,5客)

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2006年05月23日

ソバ千代口

カテゴリ:[商品トピックス]

ソバは大半が他の穀類同様澱粉質ですが 他の穀類に比べ栄養価が高くたんぱく質の他 カルシウムやミネラル,ビタミンといった主食としてはそれだけで充分過ぎるほどの成分が含まれています。
ただビタミンCは含まれていないので 薬味に柚子を加えると良いでしょう。
あとは定番のネギにワサビか七味唐辛子を効かせて シャキッと召し上がって下さい。
香りを楽しみ 酒の肴にするにはもっちりした「ソバガキ」がよろしいようです。

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2006年05月21日

再び焼酎サーバー

カテゴリ:[トピックス]

全国で発掘されたを調べますと 小判が入っていたり 亦お骨であったりということがあります。
時には金庫であったり棺(甕棺)であったりしたわけですが 勿論穀物や食料,水や味噌,しょう油といった調味料に至るまで あらゆる物が保存された形跡があり 古くから甕は万能の収納庫であって またそれが出来るということを人は知恵として知っていました。
そういうことから何を入れても良いのですが 焼酎,泡盛,ウイスキー,ブランデーといった蒸留酒の場合は 陶器の壷のもつ対流効果で確実にまろやかになります。
元々スコッチやカルバドスの中に 瀬戸瓶入りで販売されているお酒があるのは この理由によります。
最低3日ねかせて下さい(写真は2.5L入)。お好みの量の水とブレンドされたものでも結構です。

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おもてなしトレー

カテゴリ:[商品トピックス]

左のスペースに有り合せのお茶請けを載せてください。
不意のご来客には この一枚で充分です。
こんな道具なら お客様も気遣い無用のさり気ないおもてなしが出来ます。
亦 ウイスキーグラスであれば チョットしたおつまみを添えて下さい。
奥様のご主人への心遣いに 感謝 感謝。

色は根来(手前)と曙(奥)  何れも(長辺25cm)

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大倉陶園

カテゴリ:[商品トピックス]

大倉陶園は創業以来一貫して美術的価値の高い磁器を作り続け 皇室ご用達を始め迎賓館食器揃など各方面よりご愛顧を賜っている我が国最高峰の食器メーカーです。
製品は「セーブルのブルー、オークラのホワイト」という言葉で賞賛されておりますように 色の白さ、磁器質の硬さ、肌の滑らかさは他の追随を許さぬ洋食器です。

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2006年05月19日

サワー漬

カテゴリ:[商品トピックス]

今年も年半ばの六月となります。
時候は梅雨入りし ジメジメ蒸し暑い日があったかと思うと 梅雨寒の肌寒い日があったり 誠に一年通して一番凌ぎにくい月かも知れません。
利休居士の言葉に もてなしの心得として「夏はいかにも涼しきように」という言葉がありますが この当たり前のことを当たり前に 理解は出来てもキチンと実践する事は難しいものです。
今のような冷房機器のない時代では 庭、室、料理と全てに涼一味の心遣いがありました。
この夏は古人の心遣いに思いを馳せ 暑気払いの料理にいろいろチャレンジしてみましょう。

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2006年05月15日

梅 干

カテゴリ:[うつわ歳時記]

世界は広しと言えども 日本ほど漬物の種類が多い国は他にないでしょう。
亦いくら洋食通の方でも 日本人は「あの漬物で白い飯が食いたい」と漏らしてしまうのです。
元来漬物は保存食として利用されてきたものですが 生の野菜が持っている本来の栄養素を損なうことなく むしろ発酵で生まれる酵母や乳酸菌が付加された健康食品であるといえます。
しかし漬物好きの方にとってはそんなことよりも コッテリした料理の後のサッパリした対極の食感が魅力なのでしょう。
昨日沖縄が梅雨入りし前線の北上とともに 亦その代表の一つである梅干作りのシーズンとなりました。

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2006年05月13日

楊枝入

カテゴリ:[商品トピックス]

以前 小田原の木工品「オルゴール」をご紹介しましたが この楊枝入れも小田原の木工品です。
傘のハンドルを引きますと 左のように楊枝が出てきます。
経済産業省指定の小田原木工品ですが 実用食器生産の多い中 このような遊び心のある
卓上小物も手掛けています。

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傘 立

カテゴリ:[トピックス]

連休はまずまずでしたが その後は梅雨のはしりでしょうか ぐずついたお天気が続いています。
今年はどの様な梅雨模様か 農家の方でなくとも気になるところです。
男性タイプや女性タイプに空梅雨といろいろ経験してきましたが 降れば降ったで心配し 降らなければ雨乞いをする人の身勝手さを 自然が苦笑しているのではないでしょうか。
さてこの時期は傘が必需品 普段は傘立に納まっていますが 玄関先に置かれた傘立は来訪者にとって最初に目に飛び込んでくる家具です。
住む人の人柄やこだわりが計られます。
無造作に入れられた傘を包み込み 玄関に豊かな表情を作り出すのは陶器の傘立です。
住む人にとっても 「我が家」ならではの安らぎ,懐かしい匂い,穏やかな空気を感じさせる そんな傘立をお選び下さい。 常時2~30本程度展示しています。

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2006年05月12日

蓋付灰皿

カテゴリ:[トピックス]

大酒呑みでヘビースモーカーのハンフリー・ボガート。
スクリーンでも しきりにバーボンをあおり紫煙をくゆらせる姿を何度か見ました。
二枚目には見えなかったのですが コートの襟を立ててタバコをくわえるハードボイルドの格好良さに憧れ 真似をする人が絶えなかったようですが 大抵失敗していました。
彼は亡くなりましたが 死因は喫煙による肺癌ということになっています。
ところで最近は映画も殆ど見た事がないので 過っての映画と比較するのは適切ではありませんが 名画(洋画)といわれる映画ではよく喫煙シーンが出てきて 灰皿のない所でも平気で吸い しかも余り行儀の良くない捨て方をしていた事を記憶しています。

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向 付

カテゴリ:[盛り付け一言]

この料理の決め手は 何と言っても素材の鮮度と庖丁裁きです。
そして出来れば盛り付ける直前まで 冷やしておかれる事をおすすめします。
盛り合わせする場合 種類は何種でも構わないのですが 切れ数は奇数とする決りです。
そしてこの刺身のあしらいには けん,つま,辛味の三つを添えることも決りです。
これは単なる飾りではなく 魚介の生臭さを消し香りと彩を添え消化を助け 刺身の旨さを引き立たせるものです。

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蓋付丼

カテゴリ:[商品トピックス]

ご存知 牛丼チェーン「吉野家」さんを連想されましたか。
または 食事のために好きなチェスの時間を割かれたくない サンドイッチ伯爵を連想された方がいらっしゃるかも。
丼とサンドイッチは同じ発想じゃないかと思いますが この器を考案された日本人は「大変 偉い」と褒められて良いのではないでしょうか。
テン丼 カツ丼 ウナ丼 オヤコ丼 テッカ丼・・・・・
でもサンドイッチは兎も角 日本のスローフードの代表であるお米は何を乗せても美味しく お新香を添えれば一つの器でもう立派な会席料理です。

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強化磁器

カテゴリ:[器の豆知識]

扱い次第で何時までも使えるとは言うものの 陶器は壊れやすいものに違いありません。
ご家庭で大切に使うにつけてはお気に入りを選べますが ホテルやレストラン更に学校や病院という所では 一度に沢山の食器を扱い処理しなければなりませんので 特に学校や病院となりますと 破損率の高い陶器を使う訳には参りません。
ですから使われている食器の殆どが 軽量で壊れ難く洗浄や収納も容易なメラミンやポリプロといった樹脂製の食器です。
これは調理する側や食する側のものではなく 食器を扱い処理する側の論理です。
しかしホテルやレストランでは 料理そのものがメインの商品であるため そのメインの商品を提供するにはどうしても陶器の食器が必要です。
それも壊れ難い陶器であればいうことはありません。

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冠水瓶

カテゴリ:[商品トピックス]

お電話での問い合わせの多い物の一つに 写真の「冠水瓶」があります。
電話の向うでは99%「水差し」と表現され 正式名称の冠水瓶と言われることは先ずありません。
写真を見ていただければ どの様に使われるものなのかお分かりいただけると思いますが
家庭で使う事のない器ですから止むを得ない事だと思います。
(講演会などの際演壇に置かれ 弁士が喉を潤す水を張った器 蓋がコップとなります)

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2006年05月08日

結納の器

カテゴリ:[トピックス]

現代では 婚約のしるしとしての結納という儀式自体 形骸化しつつあるように思われますが ご自宅で行うとなるとどうしても必要な道具があります。
(儀式は省略されても ご両家の顔合わせは必要でしょう)
儀式の済んだ後には 桜湯か昆布茶に干菓子を供します。
この際に必要なのが写真の三点 蓋付汲出に茶托と銘々皿です。
普段余り使わない蓋付汲出ですが 結納などの特別な儀式の席ではこれが正式です。
他に特別なご来客(会社の上司ですとか学校の先生方の来訪など)の場合にも この器をお使い下さい。
何れにしましても 1組はご用意して下さい。

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2006年05月07日

中国料理

カテゴリ:[トピックス]

世界中で愛され 食されている中国料理。
中華鍋のことは以前書き記しましたが 今回はそれを盛り付ける食器を採りあげる事にしました。
毎年新商品が発売されますと 取引先のカタログを何冊か下調べをして 展示会などで確認の上 中華はこれが良いのではないかなどと検討し合ってます。          漠然と気付いていた事なんですが 何と半数の図柄は竜と鳳凰なのです。
何れも中国の伝説上の神獣(西洋のドラゴン,フェニックスとは生まれも育ちも異種のもの)なんですね。

経験上 中華食器を求めに来られるお客様は 大別して2通りあります。
一つは図柄が象徴するように如何にも中華食器で中国料理を食べたいとされる方(それも出来るだけ原色の派手なのが良い) 亦一方では中国料理そのものが多彩な食材をふんだんに使うのだから 食器はシンプルなほうがいいとされる方の二極です。
写真は代表的な図柄の鳳凰でありながら 控えめな色使いの中華食器 「翔鳳」。
どっち付かずで中途半端と言われるか どちらにも60%満足してもらえるか ご意見お聞かせ下さい。

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2006年05月06日

ご使用前に:その2

カテゴリ:[器の豆知識]

新しい食器にはブランドのイメージであったり 品質表示であったりはたまた特長書きであったりといったシールやラベルが貼られています。
これを使用前に剥がそうとしますと 上手くいかない場合があります。
大抵は水に浸しておけば剥がれますが それでも剥がれない場合は 水気をよく拭き取り
ドライヤーで温めてください。
気持ちよく剥がれます。

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ボーンチャイナ

カテゴリ:[器の豆知識]

ボーンチャイナは その名の通り素地中に30%以上の牛の骨灰(ボーンアッシュ)を配合し 磁器としては低温(1200度)の酸化炎で焼成します。
18世紀末にイギリスで開発され 日本では昭和7年にノリタケが完成させました。
特長はしっとりとした気品を感じさせるクリーミーな色と 清純な透明性のある光沢です。
純白の白磁と違って 原色の絵付けでも柔らかさが感じられる 謂わば高級洋食器の代名詞といって良いでしょう。
日本ではノリタケ始め ナルミ,ニッコーなどが製造しています。

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2006年05月02日

鰹のタタキ

カテゴリ:[商品トピックス]

五月 薫風という言葉が本当に良く似合う季節がやって参りました。
入梅までの僅かな期間ですが 空には鯉が泳ぎ 茶事ではこの月から炉が風炉に変わり夏の装いとなって参ります。
また 松に始まり梅,桃,桜と続いた花も 五月は差し詰め菖蒲でしょうか。
最後に食材ですが これは何と言っても「かつを」 何方もご異存ないところでしょう。

 鎌倉を 生きて出でけん 初鰹 

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2006年05月01日

お漬物

カテゴリ:[商品トピックス]

「ごちそうさま」の前には サッパリしたお漬物で締めくくりたいと思うのは 私ばかりではないでしょう。
特に浅漬け(即席漬け)のさわやかさとシャキッとした歯応えの良さは ほんの一口と思っていても何度も箸が伸びてしまいます。
煮たり焼いたりと調理することの無い浅漬けは 生野菜の豊富な食物繊維とビタミンがそのまま残っていますので 美容と健康に大変効果的な食品と言えるのではないでしょうか。

* 簡単浅漬けキャニスター 

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鮎 皿

カテゴリ:[商品トピックス]

いよいよ鮎釣りも解禁されようとしていますが この時期を待ちわびた太公望も沢山みえる事でしょう。
食い意地ばかりで釣りの醍醐味を知らない私でさえ この塩焼きを通して初夏を感じます。

鮎は全身をヒレのようにくねらせて川を遡ります。
その美しい躍動感のある姿を食卓に姿焼で盛り付けようとしますと 串を打って塩焼きしなければなりません。
プロではないのですから 上手く打てなければそのまま焼いた方が良いようです。
グチャグチャいじくり回して 折角の鮮度を落としてしまうかもしれませんので。
焼き上がれば 早速熱いうちにたで酢をつけて食べたいですね。

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