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2006年06月16日

和風冷菓

昨日は入梅以降 久々の本格的な梅雨空となりました。
梅雨が明ければ愈々夏の到来となりますが 日本人はこの夏を如何に凌ぐかというテーマに真剣に取り組んで参りました。
その一つに自然の叡智を生かす和菓子があります。
日本の夏のお菓子の代表は 寒天を溶かしてつくる水羊羹と泡雪かんです。
ゼリーのように透明ではありませんが 半透明の優しい涼感が郷愁を誘うお菓子です。
素材を生かす和菓子づくりは 然程難しくはありません。(プロの味となるとこんな暢気なことはいってられないと思いますが)
是非一度挑戦してみて下さい。
毒見役の幸せな顔を見れば 貴方もきっとハマってしまうでしょう。
出来上がった水羊羹の盛り付けには 写真の銘々皿をお役立てください。
涼しげに抑えたブルーは 水羊羹を引き立てます。
高台も特別なお菓子という印象を与えます。

水羊羹と泡雪かんの両方つくられれば 二種盛されて白と小豆の色そして味の両方の対比が楽しめます。
更に余裕があれば フルーツかんやジュースかんにも挑戦してみてください。
古人のチャレンジの蓄積が今の日本です。

投稿者 Sugino : 2006年06月16日 06:02

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