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2006年01月21日

記念品(引出物)

カテゴリ:[トピックス]

おめでとうございます。 今年もまた春のブライダルシーズンの到来です。
私達はこの業界の仕事に携わって以来 40年を数えます。
幸せなカップルを目の当たりにするに付け 一方でどんな記念品(お手土産という意味があります)にしようかと悩まれるのは あなた方ばかりではありません。
写真とともに記念品は形として残るものです。 お二人の人柄も問われます。
ですから気合を入れて選ばなければなりません。
私達にはそのお手伝いが出来ます。 どうぞお気軽にご相談下さい。

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古田織部

カテゴリ:[トピックス]

美濃の陶郷に生をうけた古田織部は 安土桃山時代の武人であり 茶匠。
利休七哲の一人で茶の奥義を究め 利休亡き後は諸大名の茶の湯の指南役を務めた後 織部流茶道を開く。
同時に茶器の色や形にも意匠を凝らし ひょうげた沓型茶碗やいわゆる織部焼の緑青を用いた懐石道具を創作する。
これが現代にも受け継がれている織部焼の原点。
古田織部の最期は 大阪夏の陣の際 豊臣方に内通したという罪を問われ 自害という非業の死でありました。

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TV番組考

カテゴリ:[店主の独り言]

現在我が家には 主のいない子供部屋に一台のテレビがあります。
これは巣立った子供の置き土産でありまして 実は私共夫婦は20年近くテレビの無い生活をして来たのです。
全く不自由を感じなかったのですが あればあったで時折見てしまいます。
それで感じたことは 結構 料理(旅行)番組が多いんですね。
料理番組といいましても 昔日の料理教室ではなくグルメ番組(この様なジャンルがあるのかどうか分かりませんが)とでも言うのでしょうか。
職業柄 器との取り合わせなど勉強しようかなどと思いチャンネルを合わせますと 冗舌なレポーター氏(嬢)の「マッタリとしたジューシイな味」などという 意味不明な言葉がポンポン飛び込んできます。
うんざりしながら他にチャンネルを変えますと ここでもグルメ番組。
製作局が変わっても手法は全く同じ。
遂に 閉口してスイッチを切ってしまいました。

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花見酒

カテゴリ:[うつわ歳時記]

いよいよ桜前線も北上して参りまして 花見のシーズンに入ろうとしています。
日本の国花でもあり 古くは花といえば桜を指したほど日本人に親しまれてきた花ですが 花は塩漬けにすれば桜湯となり 葉はこれも塩漬けにして桜餅となり 何れもその香を大変好んで参りました。
木は均質でこれも美しく版木の最適材とされてきましたし また昨年ご紹介しました秋田・角館の樺細工もその樺を使った伝統工芸品となっています。
つまり日本人は桜の全てを愛し 知り尽くした上で付き合ってきたといえます。

さて散り往く桜の花びらに諸行無常の人生を垣間見て もののあわれを感じながらも例年の恒例行事として 花見酒を酌み交わす方もみえるのではないでしょうか。
今年は是非写真の酒器を使ってください。

「酒なくて 何のおのれが 桜かな」

* 大和路半酒器(ドーナツ型銚子 1、グイ呑 2)   ¥8.925-

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2006年01月20日

春の売出しのご案内

カテゴリ:[うつわ歳時記]

早春の候 皆様いかがお過ごしでしょうか
朝夕に寒さを感じるものの 日毎に春の息吹が実感できるこの頃でございますが 本年も恒例となっております「春の売り出し」を開催させて戴きます。
今回のテーマは「料理と器の相性」ということで チラシのオモテ面には春から夏にかけてのメニュー(レシピ)と器をセットで提案をさせて戴きました。
お節介と言われるかもしれませんが どれも肩肘張らないメニューと器です。
それともう一つ 季節柄パーッと明るく涼やかな器を中心に掲載致しました。
手前どもの秋の売出しまで向う半年間 ご利用戴けるのではないかと思っております。
どうぞお試しいただきまして この春から夏を乗り切って下さい。
また 3月は卒業,4月は旅立ちのシーズンでもあります。
店内には はなむけに相応しい贈答品も多数取り揃えてございますので この機会に是非ご利用下さいますようお願い申し上げます。

* 期 間 : 3月17日(金)~19日(日)まで 
        営業時間は 9:00~19:00です
        営業の詳細,地図に附きましてはトップページのボタンをクリックしてご参照下さい
* 尚 期間中は店内全ての在庫品を2割引させて戴きます
        但し 赤札商品は除きます

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2006年01月19日

合格猫

カテゴリ:[店主の独り言]

受験生の皆さん いよいよ追い込みの時期に入ってまいりました。
私自身も本番直前に風邪をひいた経験があります。
本番まで万全の体調を維持して 全力を出し切ってください。
気の早い「合格猫」が言っています。

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2006年01月10日

輪島塗

カテゴリ:[器の豆知識]

<輪島塗は何故高いのか>

輪島塗の完成品をご覧になれば 加飾の美しさは素より地肌の奥深い色と艶に思わず見入ってしまうでしょう。
そればかりではありません。輪島塗は見えないところにも輪島ならではの技術や工夫がなされています。
例えば下地塗りの漆。これには「地の粉」と呼ばれる珪藻土の粉を混ぜ強度を高めています。
亦 壊れやすいところには「布着せ」といって布を被せることによって堅牢な下地をつくります。
下地塗りは何度も繰り返され 中塗り,上塗りと進んでまいります。
蒔絵や沈金といった加飾の工程に入るまで 100を超える工程がありしかも夫々が専門の職人さん達により分業化されているのです。
この分業化により 専門の技術に更に磨きが掛けられ 責任感も培われていく事になるのです。
その前の漆の樹液採取(漆かき)に始まる漆の精製にしても然り。
そうした人達の妥協を許さない想いの結晶といえる品が 輪島塗として出荷されます。

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豆皿いろいろ

カテゴリ:[商品トピックス]

普通 豆皿といえば刺身のショウユ入れか 梅干などのお新香皿としてしか利用されていないようですが これはお酒好きの方にとっては 珍味などのおつまみ用にまたとない器となります。
少しづつでも沢山の種類の肴が欲しい方にはうってつけの器ですが 器自体も揃えない方が楽しく 食卓の遊び心が満たされます。
盛り付けは自由に食器もバラバラにセットしても構いませんが 料亭での先付のように大皿一枚に豆皿を載せて まとめ盛をされても良いのではないでしょうか。
その際 余り窮屈に載せないほうが見た目もきれいで美味しそうに見えます。
(料理と余白の比率は5:5を目安にしてください)

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ティーカップ

カテゴリ:[商品トピックス]

紅茶は何と言っても 色と香りと温度が大切です。
色と香りを愛でるには 薄手の磁器かボーンチャイナ製で 口が広く内面の白いカップがお勧めです。
このようなティーカップは 時としてデザートカップやスープカップとしてもご利用戴けますので とても便利です。
話に夢中になって テーブルの上で忘れられ 冷たくなった紅茶を思い出す方がみえるかも。

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子 狸

カテゴリ:[商品トピックス]

終戦直後のスギノトーキには 一間を越す大狸が居て店番をしていました。
どこかに買われていったのか今は居ませんが(子供によくみかんの皮などぶつけられて いじめられてました) 現在は代わりに2尺程のお客様の傘を預かる狸が店先に居ます。
信楽の町を歩けば あれやこれやの狸がゴロゴロいます。
信楽の可塑性のある陶土は「コシ」の強さに特長を持ち この様な大物づくりには最も適した土といわれています。
また この土は焼き締めると「火色」(緋色・雄狸の顔の色)と呼ばれる発色を見せ その柔らかく暖かな味わいが魅力となっています。

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クリスタルガラス

カテゴリ:[器の豆知識]

クリスタルガラスは既に耳慣れた言葉となっていますが 未だ一部の方に丈夫な強化ガラスという誤解があるようです。
これは普通のソーダ石灰ガラスに酸化鉛を加えることにより 質感に富み 透明度が高まり 表面光沢の優れたガラスへと変化します。
この状態のガラスをクリスタルガラスといいます。(特に強化加工する訳ではありません)
更に表面にカッティングを施しますと ガラスを通した光の屈折が微妙に変化して澄み切ったきらめきが生まれます。
 クリスタルガラスとカッティングは抜群の相性です。

余談ですが ガラスを漢字で「硝子」と書く事から ガラスの主原料は硝石(硝酸ナトリウム)であると誤解されている方がいますが これも間違いです。
硅石や硅砂を原料とし そこに含まれる硅酸分を溶かして固まらせたもので ソーダ灰やカリといったものを副原料として加え 溶解(1300~1500度C)し易くしています。
ガラスはこの他 使用目的によりクリスタルガラスの様に これ以外の酸化物も加えられます。

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水コンロ

カテゴリ:[商品トピックス]

底に水を張るコンロです。
手順は鍋敷の上に水コンロ(2cm程水を張り,絶えず水を切らさないようご注意)を置き その上に炭を入れた五徳を乗せ(炭は5分ほどガスレンジなどで着火させ充分燃焼させてください 亦屋内で使われる場合は換気にご留意下さい) 金網を置いた上,鍋をセットしてください。
炭の火力と適度な水蒸気により 火力が増し燃焼時間も長くなり 食材をふっくらと焼き上げます。
上記のパーツは全てセットされていますが 他に写真手前の炭を掴むトングも入っています。
くれぐれも使用中のコンロは熱くなっていますので火傷にご注意下さい。
写真の丸型の他 角型そして一人用のミニ水コンロもございます。

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七福神

カテゴリ:[商品トピックス]

福徳の七神

恵比寿  : 右手に釣竿を持ち左手に釣り上げた鯛を抱えた姿をなす商家の神
大黒天  : 狩衣をまとい袋を担いで打出の小槌を持ち米俵を踏まえている
毘沙門天 : 憤怒の相で甲冑を着け左手に宝塔を捧げ右手に宝棒を持つ
弁財天  : 音楽,弁才,財福,智慧を司り琵琶を弾ずる女神
福禄寿  : 短身,長頭で髭多く杖を携え多くの鶴を従える
寿老人  : 長頭の老人 杖を携え団扇を持ち長寿を授ける神 
布 袋  : 福々しく肥大な体躯で腹を露出した布袋和尚

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撫松庵

カテゴリ:[商品トピックス]

女性がプロデュースする女性のための食器
本来「撫松庵」は着物のブランドですが 女性の持つきめ細やかな心遣いと優しい雰囲気を和食器で表現しました。
 テーマは桜です。

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はなむけ

カテゴリ:[店主の独り言]

春は卒業そして進学,学生から社会人へと巣立つ 言わば旅立ちの季節でもあります。
先人は新たに旅立つ人の門出の祝いに 菜(小松菜)と鶏を炊き合わせて「名を取れ」と励ましてきました。(菜鶏に名取をかけたもの)
 これは日本人が如何に名を大切にして来たかという証でもありあます。
昨年来 耐震強度の偽装やライブドア騒ぎといい モラルに反する事件が相次いでいる中 この菜鶏の炊き合わせが象徴するように 古人は「日本人」という名を汚さない,名に恥じないという事に 大変気を遣ってきた気質であったように思われます。
残念ながら何時からか このモラルというタガが緩んでしまったようです。

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2006年01月09日

桃の節句

カテゴリ:[うつわ歳時記]

桃の節句の定番料理は何と言っても五目チラシに蛤の潮汁 そしてお酒は白酒。
色鮮やかなチラシ寿司は大皿盛しますと それだけで食卓が華やいだひな祭りになります。
具に決まりなどありませんが 丁度産卵期前の身が充実して美味しい貝類が旬を迎えます。
清まし汁だけでなく お寿司に取り入れてもいいのではないでしょうか。
具沢山の場合 寿司飯は酢を控え目にあっさり仕上げた方が具の持ち味が引き出せます。

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「ごちそうさま」

カテゴリ:[店主の独り言]

私達は食事が終われば「ごちそうさま」と感謝の気持ちを込めて挨拶します。
ものの書によりますと この挨拶の謂れはあの足の速い神様「韋駄天」が始まりだそうで 漢字で書きますと「御馳走様」となりますが この韋駄天が馳せて走って食べ物をかき集めた事に由来するといわれています。
つまり おもてなしとは主人自ら走り回って客に尽くせ と説いているのです。
殊更 財力に物を言わせて贅沢な食材を集めるのではなく 足を使い立ち働きでもてなしなさい と言っているのです。
「おもてなし」の真髄を履き違えないようにしなければなりません。

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春の食卓

カテゴリ:[うつわ歳時記]

日本には春から夏 そして秋が来ればやがて冬へと移ろう四季があるように 食材にも旬の時期があります。(近頃は温室栽培や冷凍技術により それも適わない事が多くなりましたが)
そんな食材を生かすのは器次第ということになりますか。
否々 それ以前にいくら高価な器で高級な食材であっても つくり,盛り付け,セットする人の人柄が反映されるものと心しなければならないでしょう。

水ぬるむ春は多くの生命が息吹く匂やかな季節です。
食材と伴に食卓にも華やいだ季節感が欲しいところです。

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萩の七変化

カテゴリ:[器の豆知識]

萩焼は土と釉薬の性質上「水漏れ」が生じることがあります。
ですから花入や壷のような花器類につきましては 事前にシリコン等により「水止め」をしております。
しかし湯呑や皿鉢といった食器につきましては この「水止め」を施しておりません。
お茶などの成分が釉薬や土の隙間に入り込み 色変わりしていくと同時に隙間を埋めていくという自然理に基づいたもので 茶人の採ってきた風雅な知恵なのです
(これを「萩の七変化」といいます)
それでも気になる方は 重湯や片栗粉を溶いたお湯の中に入れ 30分程煮出した後良く乾燥させて水洗いしてからご使用下さい。
亦 萩の土は粒子が粗く「臭い」を吸収する性質があります。
加熱するとこの「臭い」が発生する場合がありますので オーブン,レンジ,食洗器等の加熱は避け 初めて使用する際は 一晩ほど水に漬けてから使用して下さい。

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酒井田柿右衛門

カテゴリ:[トピックス]

磁器のふる里 有田を30年ほど前に訪ねました。
写真はその折買ってきました初代柿右衛門の像と 当時つくられていました赤絵紋様の湯呑です。
夕日に映える柿を見ながら あの柿の色が焼き物の上に出せないか と苦心の末遂に成功したという逸話は有名です。
確か小学校の教科書に載っていましたよね。
赤絵の創始であると同時に 欧米人の言う「ミルクホワイト」の地に細線で絵付けされた瀟洒な絵画世界は 日本的情趣に満ちていて 今尚元禄期の柿右衛門様式が継承されているのです。

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バレンタインデー

カテゴリ:[トピックス]

バレンタインは3世紀頃のイタリア人司祭ヴァレンチノのことです。
欧米では 彼が殉教された日(2月14日)に女性,男性双方より バレンタインカードを交換しますが チョコレートを女性から男性へ送る習慣は日本だけのようです。

今年は写真のハートキャニスターに詰めてみては如何でしょうか。

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やっぱり急須で

カテゴリ:[トピックス]

「何か 変だな」 この写真を見て何か違和感を感じた方いませんか?
では お茶を注いでみてください。

そうなんです。 この急須は左利き用につくられた物です。(手と口がひっくり返っています)
当地四日市でつくられた万古焼で 伝統工芸品の指定を受けています。
創始・沼波弄山以来二百年を越える茶陶の一つとして 鉄分を多く含んだ土により美味しいお茶が飲めるという 実利を備えた逸品です。(といっても高価なものではありません)

地元四日市では陶器全般を「万古」と呼ぶ方が結構居ます。
しかしその言葉には愛着ではなく 何故か地元蔑視の響きが感じられます。
(「何だ 万古か」という感じで使われる方が多い)
水沢地区のお茶といい この万古の急須といい全国に誇れるものであって お茶に関しては当地は恵まれすぎていると言っても過言ではありません。
 当店もご来客用接待品としてこの両方を使用しています。
 
因みに「万古焼」の名前の由来は 弄山が永遠不滅の願いを込めて 「万古不易」の落款を印したことに因るとされています。

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2006年01月08日

薩摩焼

カテゴリ:[器の豆知識]

薩摩焼といえば白生地(現在は黄地に貫入の入ったものが多い)に 華麗な錦手,金襴手といったものがその代表のように思われていますが これはかっての藩主専用の特別なものでありました。
このような所謂「白物(しろもん)」と呼ばれていた陶器に対し 一般の日常雑器としてつくられていたのは「黒物(くろもん)」と呼ばれ 皿鉢をはじめ食器から花生などに至る装飾品まで豊富で多彩。
中でも カラカラやチョカと呼ばれる酒器や 山ヂョカと呼ばれる釜は薩摩ならではの特有のものです。

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2006年01月07日

桧盛台

カテゴリ:[商品トピックス]

チョット高級なお寿司屋さんに入った気分で 紅節の味わいを盛り付けに生かしながら召し上がって下さい。
やっぱり道具は必要です。
このような演出用小道具一つで 普段の家庭料理が料亭料理にすっかり変ってしまうのですから。

* 7寸(21×13.5㎝) 8寸(24×15㎝) 9寸(27×21㎝)の3種    

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備前焼

カテゴリ:[器の豆知識]

我が国六古窯の中でも最古の窯場と言うことは 早く言えば千年を超える日本最古の窯場ということになります。(余り約まっていませんが)
勿論 全国至る所にそれ以前の窯址は散在しているのですが 淘汰され現在に至っていないのです。
備前焼(伊部焼)のルーツは 当時弥生式土器の流れを汲む野焼きによってつくられた土師器しかなかった時代に 朝鮮から伝えられた窯焼きする須恵器という事になっています。(窯址の発掘調査により解明)
古墳時代の当時は朝廷の調度や祭器が中心だったようですが その後須恵器の伝統を継承しながらも次第に民間雑器に近づき 秀吉の頃には侘び寂びに適う茶陶として珍重されて参りました。

備前焼の魅力は 一言で言えば施釉しない土と炎の結合による自然の美しさと言えます。
亦 大半を自然の偶然性に委ねた産物ともいえます。(失礼な書き方ですが)
その結果生まれた自然の紋様にも名前が付いていますので 幾つかご紹介しましょう。

* 火 襷 : 藁で縛った跡で 襷を掛けたような赤い筋
* 火牡丹 : お互いに接触し合った部分に出来る赤い円
* 桟切り : 炭化した薪の中に埋まって出来る黒っぽい灰色の紋様
* 胡 麻 : 薪の灰が降りかかって出来る細かな紋様

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香 炉

カテゴリ:[商品トピックス]

茶席においては 初入り,後入り,迎え付などの際 お香を焚きます。
茶席でなくても 予め玄関先や客間をお香でしつらえ お客様を迎えることもあるでしょう。
亦 最近ではいろんなお香が販売されていて ご自身のリラクゼーションに使う方も増えているようです。
インテリア置物としても さり気ない存在感のあるお気に入りの香炉を見つけてください。
陶器の他 銅器の香炉もございます。

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丹波立杭焼

カテゴリ:[器の豆知識]

陶磁器の産地は東北から沖縄まで全国に散在しています。
それぞれに独自の歴史があり 手法も異なり 日常使いを基本につくられる産地もあれば 伝統工芸に根差したところもあります。
その中で 鎌倉時代以前より継続していて その後ひとつの産地を形成していった窯場が六ヶ所あり 六古窯と呼ばれています。
写真はその内の一つ丹波立杭焼の花瓶です

* 窯変耳付花瓶(H23㎝)    ¥7.350-

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洋食器の数の数え方

カテゴリ:[器の豆知識]

洋食器のセット構成は各国,各メーカーによって異なりますが 知っておきたいのは数の数え方の違いです。
英,米国とヨーロッパ大陸では 同じセット内容でも違った数で表示されます。
日本のメーカーは米国市場が大手取引先のため 英(米)国式を採用しています。
英国式では蓋の付いているものや 受け皿付のものは夫々にカウントします。
コーヒーポット(2)シュガーポット(2)クリーマー(1)6客カップ&ソーサー(12)の場合は 合計17ピースとなりますが ドイツやフランスでは1+1+1+6で9ピースと表示されます。
〇人用、〇〇ピースだけで早合点されないよう 内容をよく確かめてお買い物して下さい。

 写真はティーポット(2),シュガーポット(2),クリーマー(1)の3点で5ピース

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ローズボール

カテゴリ:[商品トピックス]


来客と伴に食事をする 或いはホームパーティーを開くといった場合 食卓を飾る花は欠かせないアクセントの一つです。
そんな時気をつけたい事は テーブル全体の色調やムードと調和する季節の花を選ぶということです。
いずれにしても 食卓には食器が並びますので中央に低く生けるか どうしても邪魔になるなら テーブル脇にワゴンなどを運び 大きな花瓶にどっさり盛り込むのも良いかも知れません。
亦 ここは食事をする場ですから 余り香りの強い花は避けるべきでしょう。
中央を選ぶならこれ センターピースとしての「ローズ・ボール」
場所を取らず低く生けられ たくさんの花でもまとめ易い花器です。

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2006年01月06日

南蛮ワインクーラー

カテゴリ:[商品トピックス]

径21㎝×高18㎝   
ステンレスや銅といった金属製のものが主流の中で このワインクーラーならどっしりとした存在感があります。
とっておきのヴィンテージワインは 趣向を変えてこれで冷やして下さい。

ワイングラス

赤に白 それにロゼのスパークリングワインとありますが 一般に赤は室温で白は少し冷やして飲むため 赤のグラスが少し大きめ(250㏄前後)とされています。
しかしフランスに比べ圧倒的に白ワインの生産が多いドイツでは白のグラスの方が大きいというお国柄です。

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石焼壷

カテゴリ:[調理道具考]

「イシヤ~キ イモ~」 屋台の呼び声が飛び込んできます。
この声 そして焼きたての芋にフーフーと息を吹きかけながら皆で食べたあのシーンを思い出し ノスタルジーを覚える方もいるでしょう。
スッカリ冬の風物になっている屋台の石焼芋ですが あの濃厚な甘さの秘密は焼き上げる温度だそうで この壷さえあれば屋台の味が手軽にご家庭でつくれます。
石と陶器の壷の作用で 芋をまんべんにじっくりと焼き上げます。
つくり方は簡単。先ず底に小石を薄く敷き 芋を乗せます。
 (入らない大きな芋は切って入れてください)
ガスコンロにかけて強火で15分 裏返して中火。
 (焼き上げ時間は芋の大きさにより異なりますので 確認しながら焼いてください)
女性の美容にも効果的な ホクホク石焼芋の出来上がりです。
サツマイモの他 ジャガイモ、アマグリ、トウモロコシにも挑戦してみてください。

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アルミゆきひら鍋

カテゴリ:[調理道具考]

最もよく使う鍋 煮炊きするアルミ打出しのゆきひら鍋は 打出した凸凹で表面積が広くなり 銅に次いで火の回りがいい鍋です。
熱が平均して伝わり 煮物をふっくら仕上げます。
亦 片手で揺すったり混ぜたり操作しながら調理できます。
15㎝と20㎝位の2種類をご用意下さい。
それに出来るだけ厚手(1.5㎜以上)で 両口のものが便利です。
 (薄手の鍋は火の当たる部分だけが煮え 焦げたり煮崩れしたりします)
美味しいお料理をつくるためには 目的に合った鍋を使うことが大切で 使用頻度の高いものから揃え レパートリーが増えたら順次買い足していかれるといいでしょう。

<お手入れ>
  ・ アルミ鍋は酸やアルカリに腐食されやすいので 材料を長時間入れておかないこと
  ・ クレンザー、金属タワシ OK!

<商品のご紹介>

 * ナカオアルミ 両口打出しゆきひら鍋  15㎝(厚1.7㎜)  ¥1.890-
 *   〃            〃        21㎝(〃2.0㎜)  ¥2.835-

<追 伸>
  煮物の調味料は「さしすせそ」 砂糖、塩、酢、しょう油、味噌の順ですが 愛情という調味料は適宜タップリとふりかけてください。

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2006年01月05日

陶 雛

カテゴリ:[商品トピックス]

陶雛 入荷しました。

コンパクトにつくられた陶雛は 飾り付けの場所を選びません。
玄関先で迎えられると 「日本に生まれて良かった」 とホッとした気分になりませんか。
実は 現在のような豪華絢爛な人形を飾るようになったのは 江戸中期以降のことで意外に新しく それまでは紙や土焼きのものでした。

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スギノトーキの名物「信楽大土瓶」

カテゴリ:[お店のご紹介]


当店先代の店主が、信楽の窯に「看板用に・・」と依頼して作ってもらった「大土瓶」です。
直径が90cm、全高が120cmの土瓶です。 どれだけのお茶が入るかと申しますと、1石(180リットル) ・・、まあ、普通の家庭のお風呂一杯分。
つまり、普通のお湯のみ1000杯分のお茶を入れることができます。茶葉の量が大変でしょうけどね・・
子供さんならこの中に 楽に入れますよ。

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用と美

カテゴリ:[店主の独り言]

調理器具や食器をつくる人の中には 「用と美」 この二つのテーマをしっかりと受け止め 本物作りに励んでおられる方が沢山いらっしゃいます。
女性に例えれば「才色兼備」といったところでしょうか。
歴史あるヨーロッパの風土は特にこの傾向にあり 何代にも亘り良い道具を使い込んできました。
日本でもプロといわれる方は道具に拘り 例えば銅鍋一つとっても気に入ったものであれば 何度も鍋底を張り替えて使っています。
そうした道具は 時を経て尚輝き 美しさが増しているように感じます。

 本当に使い勝手がいいものは 姿も美しいものなんですね。

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味噌汁

カテゴリ:[グルメ]

南こうせつさんの歌に嫁ぐ妹へのメッセージとして 「あの味噌汁のつくり方を書いてゆけ」 という件がありました。
この様に毎日飲み慣れた味がその人にとって最高の味であって 人の嗜好はそう簡単には変わらないようです。
味噌自体沢山の種類がありますが(最近は自家製味噌を楽しんでらっしゃる方が結構増えているようです) 代表的なものとしてコクのある八丁味噌や越後味噌 甘みの西京味噌 その中間の信州味噌などがあり 概して寒い地方のものは塩分が多く 暖かい地方のものは控え目のようです。
二種類の味噌を合わせた合わせ味噌は 更に風味や旨味が増すと言われていますが その場合は性質の異なる組み合わせ(赤と白)にするのが基本です。
亦 味噌汁は煮えばなが最も美味しいとされ 味噌は召し上がる直前に溶き入れます。
それも半量溶かし 具が浮いたら残り半量を溶かすよう手間をかけてください。
そして煮立てないことです。 温め直しも風味を損ないます。

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食器の贈り物

カテゴリ:[店主の独り言]

私達は毎日欠かさず食事をします。
ですから何処のご家庭にも 割れない限り食器は充足している筈です。
それでも食器を贈り物にしようとしますと 貴方はどのような食器を選びますか。
少なくとも日常食器には無いプラスアルファーの付加価値がないと 贈り物にされることはないでしょう。
でもその付加価値も人によって価値観がバラバラですから 十人十色ということになります。 
販売する側の私達ですらその内の一人一色なのですから 全てのお客様に迎合できるものではありません。
必然 私達を受け入れて戴けるお客様のみが 私共で買い物をされるという事になります。
 (当たり前のことですが)

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投稿者 Sugino : 14:07 | コメント (0) | トラックバック

茶事と茶飯事

カテゴリ:[店主の独り言]

貴方は一日何杯お茶を召し上がりますか。
日本人はお茶が好きですね。
お茶といっても 番茶や煎茶から紅茶やハーブティー 他に薬用茶までいろいろありますが 抹茶を自宅に用意して毎日召し上がっている方は少ないようです。
茶事の稽古場かお茶会の場合に限られているのではないでしょうか。
もっとも お茶会ともなればそこは真剣勝負の場ですから 招く人(主)も招かれる方(客)もそれなりの準備が必要ですし 作法の心得はもちろん 何より向上心をもって臨まねばならないでしょう。
その点 家庭で抹茶を楽しむ分には流儀にとらわれる事も無く 気楽にそして道具もポットのお湯と抹茶に茶碗 そして茶筅さえあれば点てることが出来ます。
いきなり構えて茶の道に入ろうとされるより 日常から自然に抹茶に親しみ 日常の一部として抹茶がある。
このようにしていかれてはは如何でしょうか。

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投稿者 Sugino : 11:01 | コメント (0) | トラックバック

節 分

カテゴリ:[トピックス]

冬から春の節に変わるこの日
夕暮に 柊の枝に鰯の頭を刺したものを戸口に立て 鬼打ち豆と称して 炒った大豆を撒く習慣。(広辞苑より)

スギノトーキの鬼はユーモラスな魔除け,厄除けの縁起のよい置物であり 食器です。

 また 厄内祝も承っております。

<商品のご紹介>

* のん鬼(高10㎝) 喜,怒どちらも  ¥3.150-

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投稿者 Sugino : 10:23 | コメント (0) | トラックバック

中国料理

カテゴリ:[調理道具考]

僅かなスペースで書き尽くせるものではありませんが 中国四千年の歴史は料理も大変合理的なものへと変えてまいりました。
先ずは鍋ですが 鉄製の中華鍋一つあれば殆どの中華料理がこなせます。
揚げる,煮る,蒸す,炒めるの四役鍋で 両手の広東鍋と片手の北京鍋があります。
どちらかでいいのですが 両手なら36cm位片手なら30cm位のものが扱い易く 板厚1.5mm以上のものを選んで下さい。熱が均一に伝わります。
次に中華セイロ(チョンロン)は 中華鍋に乗せて使いますので一回り(1寸程)小さ目を選びます。
何段も積み重ねが出来て 大量の蒸し物が一度に出来ます。
材質は竹か杉ですが 当店のものはフッ素樹脂をコートして耐久性を向上させました。
そして次は突杓子(シャーレン)
中華料理のお店に入ると 片手の北京鍋に沢山の穴を明けたものを見かけるでしょう。
これは炒める前の材料を油通しする際 一度に沢山の材料を入れて掬い揚げることの出来る油漉しです。
更に次はまな板庖丁
これはご存知だと思いますが どちらも中国ならではの特長を持っています。
分厚い輪切りのまな板(松か欅)と幅広の中華庖丁。
どちらも大きくて重いのですが これは材料が動かないよう亦汚れたら削って使うようにと配慮されたものであり 庖丁は骨付きもブツ切り出来て自重により引くだけで切ってしまうという合理的な発想から生まれたものなのです。
最後にこれも鉄製の中華杓子
何故かプロの料理人が扱うと 鍋と杓子のぶつかり合うカチャカチャ音が祭囃子のように響きあい 早く食べたいという気持ちがそそられます。

 では 「いただきます」

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投稿者 Sugino : 07:00 | コメント (0) | トラックバック

フライパン

カテゴリ:[調理道具考]

鉄製は熱を逃がさず 亦油の馴染みも良く炒めや焼きものの味の仕上がりは絶妙です。
しかし重いのが難点。(厚さ2mm以上のものをおすすめします)
どうしても手に負えない方には アルミ製内面プラチナストーン加工のフライパンを用意しております。
サイズは肉,魚用に24~30cm位のものと 卵料理用に20cm位の2種類あると便利です。

<使い始め>

鉄鍋は表面に防錆塗装の樹脂皮膜が付着されています。
使い始めは 全体が黒くなるまで強火で空焼きします。 その後冷まして細かな紙ヤスリで鉄の地肌が出るまで磨き皮膜を取り除いてください。
再び青くなるまで空焼きした後 油を注いで中火で加熱し油慣らしをしておきます。
そうすればもう何時でも使用できます。

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投稿者 Sugino : 06:38 | コメント (0) | トラックバック

2006年01月04日

卓上の小物

カテゴリ:[トピックス]

お馴染みのものから 「これ ナニ?」と首を傾げるものまで 専門の食器屋さんや雑貨屋さんには沢山の卓上小物が並んでいます。
 乱暴を承知の上で書きますが
おおよそ日常の買い物というのは しなくてはならないという義務感からなされるものが殆どではないでしょうか。
これは 言い換えれば「シブシブショッピング」です。
でも毎日がこれでは 人の一生(25,000日余り)つまらないでしょう。
これを何とかワクワクするようなものにするにはどうすればいいでしょうか。
一つの提案ですが 普段買い物をされているスーパーとかSC(ショッピングセンター)から 買い物先を変えてみては如何ですか。
これは一種の冒険であり リスクを伴います。(この確率は高いかも)
しかし 普段と違う貴方の行動から新しい発見が生まれるかも知れません。(この確率は低いかも)
ひょっとして この低い確率のプラスの期待が「ワクワクショッピング」になるかも知れません。
そして「これ ナニ?」と思われたものを一つ買ってみることにしましょう。
で、「これ ナニ?」が貴方のクリエイティブな発想によって 別の生き物として生かされた時 再び貴方はワクワク気分を味わうことが出来るのです。
 (殆どの商品名は商取引の便宜上付けられたものであり その通り使わなければならないというものではありません)
 写真は注器2点 さて貴方ならどう使いますか

 四日市のおすすめ商店街 : 諏訪新道

投稿者 Sugino : 21:54 | コメント (0) | トラックバック

日本酒二景

カテゴリ:[トピックス]

<冷 酒>

近頃 焼酎に押されがちな日本酒
それでも酒といえば日本酒 しかも冷でという方いらっしゃいますよね。
特に生酒や吟醸酒は冷やして召し上がって下さい。 本来の芳香が楽しめます。

 * フロスト徳利(175㏄)         ¥892-
 * フロスト 盃(35㏄)           ¥525-
 * 葉型オードブル皿(長径30㎝)   ¥1.575-
 * 木製尺2半月両面盆(根来,曙)  ¥1.344-
 * クリスタル縄文箸置           ¥630-

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投稿者 Sugino : 15:22 | コメント (0) | トラックバック

2006年01月03日

ネットショッピングと陶器

カテゴリ:[お店のご紹介]

ネットショッピングは 特に若い人達の間で確実に一般化しているようです。
私達がこのサイトを開いたのは この流れに対応するということも含まれていますが 第一義にはこのスギノトーキの存在を知ってもらうということです。
止め処なく移り変わるトレンドに 歴史が埋没してしまうのではないかとの不安すら覚える昨今ですが ささやかなコミュニケーションが図れればいいと思っています。

さて陶器について話を進めますと 陶器は厳密に申し上げ未だ人手に頼るところが多く(だから味わい深いものといえるのですが) 現在の製陶技術をもってしても近似のものは出来ても 二個として一緒のもの(同一品)はつくれません。
その上 いくら便利なツールのインターネットといえども 手に持った感触を味わうことは出来ません。
毎日使い込む食器にとって 実はこの触感は非常に大切なものです。
亦 いくら写真の技術が進歩しても 実物の持つ微妙な味は表現できません。
人が物に惚れるのは 正にこの微妙な味です。
恐らく陶器をネットショッピングされた方の多くは ご自分にとって好都合に解釈された結果 ガッカリされた経験をお持ちではないでしょうか。


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投稿者 Sugino : 13:58 | コメント (0) | トラックバック