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2006年02月12日

カタログ・ギフト

カテゴリ:[トピックス]

10年程前でしょうか。カタログが贈答品として使われ始めました。
私達は当初足踏みして2~3年経た後扱い始めたのですが 最大の理由は贈り物という物を介して送り手の気持ちを先様に伝える これが根底から崩れる商品だったためです。
皆様ご存知だと思いますが システムとしてはご予算に応じて送り手がお相手にその金額の商品カタログを送ります。
カタログを戴いたお相手は その中から気に入った商品を選び同封の注文葉書で注文します。
私達は選ばれた商品をお相手先まで発送し お受け取りを確認した後業務が完了したことをご依頼主様にお伝えする。
このような手順で完結するのですが このシステムは物の溢れた時代背景もあって みるみるうちに時代の寵児となって参りました。

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投稿者 Sugino : 18:49 | コメント (0) | トラックバック

当店の包装紙

カテゴリ:[お店のご紹介]

この包装紙は昭和57年より使用しています。
(この年は私共が店舗を建て替え 組織も一新しロゴを作り変えた年でもありますが)
慶事用,仏事用,一般贈答用と三パターン作りまして 写真は慶事用ですが他 紺とグレーの仏事用,小豆とベージュの一般贈答用とあります。
この一般贈答用に使用している小豆色(このサイトの店名や左側の帯の色)が私共の店のテーマカラーで 店舗内什器,伝票類,車輌等の店名などあちこちで使用しています。
古来薬効があり、その赤い色が魔除けになるといって祭事に用いられたり、栄養価も豊富で珍重され お目出度にはつきもののお赤飯の材料でもある小豆のご利益を授かるとともに 印刷しても余り退色しない色ということで使わせていただいております。(正確にはDIC-○○番なんですが忘れました)
更に包装紙の模様を良く見ていただきますと(写真をクリックして下さい) カタカナの「ス」を箱で囲ったのが私共の店のシンボルマークですが これはスギノトーキの「ス」であると同時に 心をこめて(店のキャッチフレーズ)包装して閉じた包装紙の端の模様でもあるのです。
亦 私共は包装に先立ち 今ご紹介したテーマカラーの小さな栞を 検品の証としてお買上品の中に入れさせて頂いています。
お蔭様でもう何枚使ったのか分かりませんが 20数年使って参りますともうスッカリ私共の顔に違いありません。
この包装紙の条件反射でお蔵入りとなるか 直ぐにでも解きたくなるか 今後も心をこめて包装して参ります。

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投稿者 Sugino : 12:00 | コメント (0) | トラックバック

2006年02月11日

硝子器について

カテゴリ:[うつわ歳時記]

透明で冷たく手荒く扱えないはかなさを持つ硝子器。
食器の中で最も華奢な硝子器は それ故に他の器にはない異質の魅力があります。
壊れ易いゆえ愛おしく思うと同時に 私達が硝子器に対して要求するのは 素材の持っている透明性であるのですが 今仮に此処で硝子器の無い暮らしを想像してみる事にしましょう。
不便な事は勿論ですが 日常がひどく濁り澱んだ世界に見えてくるのではないでしょうか。
硝子は純粋な透明性を追求してつくられますので 不純物の付着は目立ちます。 間違っても汚れ易いのではありません。
従って硝子器の使用に際しては明るい清潔さを保つため 常に磨かれていなければなりません。
こうした事からも 硝子器が現代生活に及ぼした「清潔感」とも言うべき意識をもたらしたのは 大きな功績ではないかと思われます。

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投稿者 Sugino : 14:14 | コメント (0) | トラックバック

2006年02月10日

ラジウムボトル

カテゴリ:[商品トピックス]

(信楽焼)
ラジウム鉱石のアルファー線によるマイナスイオン効果で、普通の水道水が確実に美味しくなる
ラジウムボトル (径8cm×高25cm、800cc)

<百聞は一味にしかず>
満タンにして待つ事 24時間・・・どなたでも味の違いが解ります。
水道のカルキ臭は2時間で抜け 冷蔵庫のドアポケットに収納できます。

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投稿者 Sugino : 15:19 | コメント (0) | トラックバック

南部鉄瓶

カテゴリ:[器の豆知識]

旧南部藩の保護により 400年の歴史を持つ「陸奥の小京都」盛岡の伝統工芸品です。
あの澄んだ「チンチン」という音色(南部風鈴の透き通るようなあの音色を想起して下さい)は 何ともいえない異次元の静寂の世界のようです。
沸騰したお湯の澄み切った透明感や 現世の水道水とは全く無縁の純粋な味まで連想してしまいそうです。
しかし実際の鉄瓶の扱いとなると少々厄介なんです。
素材が鉄ですから必ず錆びます。ですから取り扱いはこの錆とどう付き合うかという事になります。

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投稿者 Sugino : 14:41 | コメント (0) | トラックバック

山本容子:器の世界

カテゴリ:[商品トピックス]

版画家としてはもとより エッセイや絵本を出されたり アクセサリー作家,舞台美術など幅広い活動を展開されている山本容子さん。
写真は普段から口ずさんでいる音楽を絵にした「絵譜絵」の世界を器に表現した「エンジェルズ・アイ」。
写真の右側は左と同じカップ,ソーサーの裏面ですが 見えない外側の絵が隠し味となって 楽しげな音楽が聞こえてきそうな絵物語を紡いでいます。
亦 ご自身もオフィスで お客様の接待用にこの器をご使用されています。

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投稿者 Sugino : 12:55 | コメント (0) | トラックバック

2006年02月09日

カレー&パスタ

カテゴリ:[商品トピックス]

本来のカレーの風味を損なうことなく 辛味を和らげるには好みもあるでしょうが先ずはミルクがおすすめです。
味見をしながら 少しづつ加えていってください。
他 卸しリンゴかジャムのような甘酸っぱいものもいいようです
試してみてください。

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投稿者 Sugino : 15:47 | コメント (0) | トラックバック

端午の節句

カテゴリ:[商品トピックス]

空には鯉が泳ぐさわやかな季節がやって参りました。
シキタリでは 男子の初誕生には餅をついて祝っていましたが(誕生餅) 今ではバースデーケーキに 一本のロウソクを立てて祝い膳も形式にとらわれないで子供の好物を用意されているようです。
また 端午の節句でもチマキや柏餅に巻き寿司が定番となっていましたが これも余り拘りなく行われているようです。 
唯 街中では無理ですが今でも鯉幟が立つ田園風景はよく見かけますし 武者人形や出世兜を床飾りとする習慣は残っているのではないでしょうか。
男児の成長と出世を願う 親の気持ちは今も変わりません。

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投稿者 Sugino : 12:43 | コメント (0) | トラックバック