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2005年12月29日

土鍋と陶板

カテゴリ:[調理道具考]

冬が旬の海の幸>
 鰈、甘鯛、金目鯛、鰤、鰆、鱈、わかさぎ、むつ、牡蠣、帆立

<冬が旬の山の幸>
 白菜、大根、かぶ、ほうれん草、小松菜、長葱、くわい、ゆりね、せり

旬とはそれぞれの素材が一年を通して最もよくとれ 味もいい時期をいいます。
和食は素材や器を通して季節感を大切にする料理ですから 食材にはそれぞれの季節の旬のものを選びながらレパートリーを広げてください。
冬の旬の食材を見渡しますと 連想されるメニューは「寄せ鍋」ということになります。

鍋はじっくりと熱を伝え冷めにくい土鍋が一番です。
鍋を囲んで 湯気の向うにだんらんが見えます。
フーフーと息を吹きかけながら 「お兄ちゃん 肉ばっかり」 などと具をネタに会話も弾みそうです。
いろいろな具材 それだけでお腹が一杯になりそうなご馳走です。

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上田さかえ(千椿庵)

カテゴリ:[商品トピックス]

ちざまに 水こぼしけり 花椿   (芭蕉)

かって 椿は咲き誇った姿で根元にボトッと落ちる異様な美しさを持っていて 武士はそれ故忌み嫌った花でした。
しかし茶花として使われることも多い椿(山茶)は 俳句の世界では「落椿」の季語があるほど親しまれ 多くの句が詠まれています。
スギノトーキのお客様の中にも 使う食器は全て椿柄という熱烈な椿ファンがいらっしゃいますが 千椿庵の上田さかえさんも 赤い椿に魅せられた陶芸家のおひとりです。

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2005年12月28日

家紋陶額

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家紋の由来は 古来文武の重臣が勅許または神文を賜り 家の紋所とされたのが始まりと言われています。
今では五千種を数えるに至っているそうですが 後世に残すには変質しない陶額としておくのが最適です。
有田焼特有の呉須濃(ゴスダミ)に白抜きの家紋は 上品に冴え冴えて印象深く仕上がっています。

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円菓子碗

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冬の京都を代表する料理に「甘鯛のかぶら蒸し」があります。
具は冬が旬の甘鯛 それに海老,生椎茸,人参,ユリ根,銀杏などで 摺り卸したかぶに卵白を加えたものを被せて蒸し上げ その上にくずあんをかけて三つ葉を添え ワサビを天盛りした料理です。
今年の冬は雪も寒さも記録的。
この冬 彩りも鮮やかなこの料理 アツアツのうちにどうぞお召し上がりください。
 盛り付けは 写真の円菓子碗。

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投稿者 Sugino : 22:15 | コメント (0) | トラックバック

招き猫

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庶民の縁起物「招き猫」は家庭の玄関や商店の店頭に置くことにより 開運招福,千客万来,商売繁盛をもたらすとされています。
白猫は福を招き 黒猫は病を防ぐものとされ 亦左手を挙げた猫は人招き 右手は金招きといわれています。

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投稿者 Sugino : 15:48 | コメント (0) | トラックバック

頭寒足熱その1

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これをご存知の方は団塊以前の世代の方かと。
今ほど暖房設備の整っていなかった時代 お湯を入れタオルで包んで布団の中に入ってましたね。
今でもつくっているんです。隠れたファンがいるらしいんですね。

  くれぐれも 火傷にご注意を!

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投稿者 Sugino : 15:31 | コメント (0) | トラックバック

頭寒足熱その2

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足熱頭寒となってしまいましたが これも過っては夏の風物詩でありました。
やはり手拭いやタオルを巻く方もいらっしゃいますが この固さ、冷たさが忘れられないとおっしゃる方もいらっしゃいます。
 「福寿」の文字がうれしいですね。

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摺り鉢

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白あえやつくね とろろといった和風料理の他 テリーヌやパテのような洋風料理にも摺り鉢と当り棒は欠かせません。
小人数でもやや大き目(8寸程度)のものが 安定していておすすめです。
当り棒は摺り鉢の中で円を描くようにして使うので 摺り鉢の直径より5割程度長めのもので 材質が固く形は不細工でもイボイボのある山椒の木が滑らず使い易いでしょう。
後始末は亀の子タワシにクレンザーを付け 目に沿って溝から掻き出し水洗いしてください。
<摺り鉢・常滑焼>

5号(径16cm)~12号(径37cm)常備在庫有ります

<当り棒・山椒>

大(34cm) 中(24cm) 小(17cm) の3種 

* 乳鉢も取り扱っています

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投稿者 Sugino : 14:55 | コメント (0) | トラックバック

卓上小鍋仕立て

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<卓上小鍋仕立て>

こんな卓上コンロと小鍋があれば 居ながらにして宿に泊まった気分が味わえます。
 煮上がりを目の前で待つ気分も悪くないですよ。

飲兵衛の貴方でしたら 薄味のスキ焼にもう一杯というところでしょうか。

* 飛騨コンロ(5号)       ¥2.835-
* アルミふる里鍋(5号)    ¥924-(特別価格)
* アルミ卓上コンロ(木台付)  ¥1.764-(特別価格)

飛騨コンロは固形燃料を使用し 火皿に入れて敷板を敷いてください

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2005年12月27日

茶碗蒸し

カテゴリ:[商品トピックス]

<巣が入った茶碗蒸し>

強火で蒸し過ぎると茶碗蒸しに巣が入ります。
固まった卵は元には戻らずリカバリーできませんので あん掛けしてカムフラージュするしかありません。
これは中火で20分と調理時間が長いため 消し忘れてしまう事が原因のようです。
それならば 強火で6~7分蒸して火を止め 後 同程度蒸らしては如何でしょう。
火加減の時間は半分以下となり消し忘れることも無く この蒸らしによって中まで固まります。
卵汁は泡立てないよう漉し器にくぐらせ 立った泡は箸などでつついて消してしまえば ツルンと滑らかなお肌の茶碗蒸しとなります。

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2005年12月13日

新商品キーポ丼

カテゴリ:[商品トピックス]

<キーポ丼>

ネーミングはKeep&Powerの合成語
有田の製陶技術を駆使して中空構造を完成させました
中空構造により中に空気の層が出来て 器の保温,保冷効果が増加し
しかもその効果は持続します
更に糸底内部は 糸尻の切り口に向かって傾斜がつけられ 
自然に排水される工夫がなされています

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2005年12月12日

ふくろう

カテゴリ:[商品トピックス]

* 瀬戸焼 織部ふくろう花入(高10cm)        ¥5.250‐
* 有田焼 ふくろう花香(花入と香立、高5.5cm)   ¥3.675‐
* 黒檀調 四蕾花台(尺)                ¥10.500‐

 「ハリーポッター」見ましたね。
やはり ふくろうが登場していました。
欧米では「学問と知性を掌る鳥」とか「先見の明をもつ賢鳥」と言われています。
日本でも「不苦労」「福籠」「福老」等の縁起のいい文字が当てられ、
魔除け,招福のシンボルとなっています。

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投稿者 Sugino : 15:27 | コメント (0) | トラックバック

2005年12月11日

治郎さんをご紹介します

カテゴリ:[店主の独り言]

私の影の参謀をご紹介します。
とは申しましても 実はこのページ 殆どがこの方の手に成るもので
私の義弟、「藤崎治郎」と申します。
 (詳しくはリブデザイン,サイミューズのリンクページをご覧ください)

<空 撮>
トップページに「空撮」ボタンがあります。
 クリックしてみてください。
上空から私たちの街,諏訪新道が 中央部を東西に走っているのが見えます。
右(東)寄り南北の広い道路は三滝通りです。
ほぼ中央の大きな建物がステイツ四日市というマンションで
その右(東)隣, 写真のど真ん中が(残念ながら小さくてその影になっています)「スギノトーキ」です。 (南向い側は三菱東京UFJ銀行)
これはアメリカの衛星写真で ご紹介中の治郎さん経由で入手したものですが 国防上問題(?)があるといけませんので その先の経路は悪しからず。

投稿者 Sugino : 19:36 | コメント (0) | トラックバック

津軽ビードロ

カテゴリ:[商品トピックス]

北の風土が育んだ響き合う豊かな色彩 愛らしいユニークなフォルム
個性豊かな工芸職人達の手造り作品を味わって下さい

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2005年12月10日

メッセージカード・サービス

カテゴリ:[お店のご紹介]

フランスの作家 ビクトル・ユーゴーが「レ・ミゼラブル」を出版した際 その売れ行きを案じて出版社に出した手紙です。
 文面は「?」とこれだけ。
 出版元の返事も「!」とあるだけでした。
もちろん「!」は「素晴らしい売れ行きだ」との返事だったのですが 疑問符と感嘆符だけの手紙のやり取りにもかかわらず 両者の意思が充分に通じ合う素晴らしい手紙の一例です。

スギノトーキでは贈り物に一言添える 「メッセージカード・サービス」 を行っています。  どうぞお申し付け下さい。

投稿者 Sugino : 14:23 | コメント (0) | トラックバック

2005年12月09日

新成人の皆様へ

カテゴリ:[トピックス]

おめでとうございます。
同時に義務や責任を背負うことにもなり 身の引き締まる思いでしょう。
一方アルコールが公認され 待ち遠しかった方もおられるかも知れません。
20才(はたち)の特権 こんな小道具で仲間と楽しくお酒を酌み交わしては如何でしょうか。

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投稿者 Sugino : 21:47 | コメント (0) | トラックバック

もっちりふくよか 鏡餅

カテゴリ:[トピックス]

邪道ではありますが 実はこれお米でできたお餅ではありません。
食べられないお餅です。
1月11日の鏡開きの際 処理にお困りの方に向けてつくられた 陶製素焼きの鏡餅です。
中は空洞になっていますので そこへ瓦ヶ皿に洗い米を入れて供えます。
(撮影の時節柄 餅飾りは手に入りませんので省略させて頂きました)
是非このリユースお餅も お正月の準備に加えてください。

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投稿者 Sugino : 17:58 | コメント (0) | トラックバック