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2014年01月18日

ジャパニーズモダン


今までもモノトーンの器をご紹介して参りましたが 今回も同じテーマを採り上げました。
ある生産者グループの造語かと思われるのですが 「ジャパニーズ モダン」という器の概念で 様々な黒と白のモノトーンの器を括っております。
ご紹介の器は大小の正角皿の組み合わせでありますが 色彩が白と黒という単純な2色ゆえ 角丸といった平凡な物ばかりでなく 実に多彩な形状の器が括られています。
三角型,リーフ型,ウェーブ型,重ね型,舟型,折り紙型,ペーズリー型,クレセント型などなど。
その上 生地の地模様や仕上げにも いろいろ変化を付け工夫の跡が見られます。
しかし私はこのように奇を衒うばかりが モダンではないと思っていますが 問題は使う方の技量次第で吉と出るか 凶となるかが決まります。
例えば写真の組み合わせでありますが 背景が白ければ周辺の黒が器を引き締めてくれます。
逆に背景が暗い場合は 大小の色を替えることで 器に華やぎが感じられるのではないでしょうか。
マニュアルが出来ていれば問題ありませんが 器を組み合わせるという事は 仕事が一つ増えるようなものですからね。

投稿者 Sugino : 2014年01月18日 18:02

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