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2019年06月27日

水沢(みずさわ)うどん

この水沢(みずさわ)うどんは 香川の讃岐うどん,秋田の稲庭うどんと並ぶ日本の三大うどんの一つに数えられるうどんであるのですが、実はこの3番目、どうも定かではないようで、長崎県の「五島うどん」、群馬県の「水沢うどん」の2つ候補があるようです。さらに、 ここに富山県の「氷見(ひみ)うどん」が入って五大うどんと呼ばれるようです。
まあ、3番目は皆様それぞれにお任せするとして、今回は、当地,四日市にも同名の地区がある
水沢うどんについてです。
水沢は群馬の温泉地である伊香保にある地名で、水沢地内にある水澤寺(水澤観音)は飛鳥時代の創建で 坂東三十三箇所の16番目の札所でもあり この由緒ある寺へは古くから参詣客が絶えなかったと言います。そこでこれらのお客さんに向けて このうどんが奉仕で出されたのが起源といわれています。
群馬県は都心にも近く 多数の温泉郷が周知されいますし 総理大臣まで経験された大政治家を多数輩出したところでもあります。知名度のある地の水沢うどん 特徴はご覧のようにやや太めで コシのある手打ちうどんでありますが ここではザルうどんとして供されるお店が一般的なようであります。
ザルうどんであれば 透き通るようなその白さが確認できたのですが 生憎この写真しかなくて申し訳ございません。
そのツルツルした食感と喉越しのよさの秘密は 原料の小麦(群馬の生産量は全国5位だそうです)と 名水と名高い水沢山の伏流水によるものである事は間違いありません。
ご賞味戴ければと思いますが 市販品はないと思われますので どうぞ現地までお運び下さい。
因みに当地の水沢は"すいざわ"と読み とても美味しいお茶の生産が盛んな地区であります。こちらにも足を運んでいただければ、幸いです。
鉄鍋で煮込みうどんにしましたが 次は付け汁を工夫してザルうどんで戴きます。

投稿者 Sugino : 2019年06月27日 16:17

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