2020年10月10日
アニスとスターアニス
お家で過ごす時間が増え、そろそろ外食が恋しくなっているころでしょうか?Gotoキャンペーンを理由に、外へ出るには良いかもしれませんね。もちろん最大限の注意、できることは、各自で責任をもってしていきましょう。また、手料理が増え『うちごはん』に拘っている方もあるかもしれません。そんな方に今日は、スパイスのお話。アニスはスパイスの一種で 種のように見える果実を乾燥させて 肉や魚料理の風味付けに使う他 ケーキやクッキーなどの洋菓子の香り付けやよく知られているところでは ニガヨモギと共に あの80度を超えるアブサン(ペルノー)の原料の一つともなっていることであります。
一方スターアニスは和名では八角と呼ばれるスパイスで アニスと似た味と香りを持っていますが アニスとはまったく別の植物であります。
特徴である甘い香りは 中華の東坡肉(トンポーロー)や鶏手羽肉の煮込みには欠かせないものであり フレンチでも香りのアクセントとして多用されています。
またこのスターアニスは香りが逃げないので 密閉容器などに保管すれば2~3年は香りがもつそうであります。
最初は個性的な香りなので 少量を割って食材と共に煮込むようにしますが 欠片が気になるようでしたら 小さな袋に入れて煮込み 後から袋ごと取り出すようにすればいいでしょう。
星の数ほど存在すスパイスですが 組み合わせて相乗効果を狙った使い方もされますので その風味たるや無限ともいえるでしょう。
日本でもエスニック料理のブーム以来 更に沢山のスパイスが輸入されるようになり 味付けのバリエーションも益々広がって参りました。今後は更に期待出来そうですね。
ではハーブとスパイスはどう違うのか?どんな組み合わせが何に効くのか?そんなことを考えると、とてもまとめきれませんので、この辺で。
投稿者 Sugino : 2020年10月10日 11:37
トラックバック
このエントリーのトラックバックURL:
http://www.sugino-toki.com/cgi-bin/mt/mt-tb.cgi/2565