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2018年09月25日

奥土鍋

土鍋の話題を持ち出してきました。 もう9月ともさようならです。
安心の萬古焼,耐熱土鍋 もう口が酸っぱくなる位その優れた特性に付きましては ご紹介申し上げて参りました。
しかし当市の最大産地だけでも何十種類という土鍋があり、県内には、伊賀焼『長谷園』のかまどさんもあり、本当にたくさんのすばらしい個性的な土鍋が市場にはあふれております。 この点で選択にお困りの方も多いのではないかと懸念しております。
何十年も継続生産されている土鍋 この土鍋は各地の料亭さんや郷土料理のご紹介など 信頼のリピート需要があるからこそ 定番鍋として必ずといっていいほどメディアにまで登場致します。
これはこれで貴重な実績の積み重ねであり 一朝一夕に叶うものではございませんが ご家庭に持ち込むとなりますと 逆に見慣れた土鍋というこの点が これからお選びになる新家庭人にとって マイナスに作用している面も否めないのです。
土鍋を食器同様のデザイン感覚ばかりで判断されると 鍋という機能性に?マークを付ける結果となってしまいます。この両立が常につくり手の最優先課題となっているのですが 当店としては鍋であるという機能性を優先して 更にそれに貴方のデザイン感覚を加えてお選びになることをお勧め致します。ご自分でつくれない限り 妥協するのは止むを得ないことなのですから。

そこでご紹介したいのが奥の深い土鍋 「奥土鍋」です。
このネーミングは後ほどご紹介致しますが 京都ご出身で家庭料理をこよなく愛し 土鍋の魅力に取り憑かれて造詣も深い 奥園 壽子さんの設計によるものであります。
それではここで奥園 壽子さんが拘られた 奥の深いポイントを幾つかご紹介します。
当たり前のことも並びますが この点もクリアしておかないと土鍋とは申せませんので 敢えて書き加えておきます。
先ずは直火での保温調理がOK。
もちろん炊飯もOK。
蒸し料理も序の口という訳であります。
そして大きめの鍋底サイズで熱効率がよく 持ち易い平らな持ち手と菜箸や杓子がセット出来るよう 蓋の摘みには切り込みを入れました。
また内面カーブの角度により 料理を掬い易くという事は洗い易くもあり また吹き零れ難い設計と致しました。
このようにご飯も炊けて,和洋中何れの料理もこなし そのまま卓上に出されても威圧感がなくテーブルに即馴染む そういう親しみが直ぐに持てる土鍋であります。
料理をつくりそして戴くことの楽しさ そして食の大切さや幸福感を広めるため 各種メディアを通じて幅広くご活躍の奥園壽子さん。
「料理は楽しくシンプルに」をモットーに 不要な手間を省いた簡単で美味しくヘルシーな家庭料理をいくつも提案されています。
繰り返しつくっても飽きない家庭料理ですが 家庭料理にとって家庭を持たれた上一男一女の母であることも 大切な要素であることに違いありません。
今回の土鍋は細かな食い違いも微調整の上 全体としても納得できる土鍋が出来たことをご案内申し上げます。
小(1~2人用)大(3~4人用)の2種があり ご家族数に合わせてお選び戴くことを念頭に 夫々に奥園さんの拘りレシピをお付け致しました。
新規ご購入をご計画のファミリーにおかれましては 是非この「奥園さんの奥が深い土鍋」を候補の筆頭にお忘れなく お留めいただきますようお願い申し上げます。

投稿者 Sugino : 2018年09月25日 13:43

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