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2012年08月25日

黄身酢掛け

昨日に引き続き酢の話題です。
写真の材料はイカとキュウリを使っていますが イカは酢洗い,キュウリは塩で板ずりして 下味を付けておくと水っぽさが無くなり 味の馴染みもよくなります。
イカは千切り キュウリは蛇腹切りとしました。
そして黄身酢は 卵黄を湯煎にかけて少し練って下さい。
鍋に熱湯を入れ 次にその鍋に卵黄と少々の味醂の入ったボウルを浮かべるように加え 木杓子で溶きながら そこへ少々の酢と塩で調味し 「の」の字が書けるほどの硬さになるまで練り混ぜます。
トロミが付いたら湯から外し 粗熱をとって具と共に冷します。
こうしておきますと 焦げずに滑らかに仕上がりますよ。
あとは白のイカとグリーンのキュウリを彩りよく 少し山高に盛り合わせ 黄身酢をタップリかけて下さい。
黄身酢の鮮やかな彩りが 食卓に華やかさを添えてくれますね。
これは色彩のコンビネーションも楽しめる 貴重な夏の一品です。
さて今月は料理や食材を扱ったコラムが多かったように思いますが ご参考にして戴けましたでしょうか。
この夏や冬のように場が付く厳しい季節にあって 食生活の知恵に頼るところは多く この様にテーマが偏重してしまいました。
悪しからずご了承下さいまして 器のご用命も忘れずよろしくお願い申し上げます。

黄身酢がけの夏の一品が出来ましたが 季節によっては素材を替えて応用してみて下さい。
それではどうぞ皆様 お達者で。

投稿者 Sugino : 2012年08月25日 00:48

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