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2012年08月24日

夏場の酢料理

酢の持っているサッパリとした酸味は 私たちの健康面でも大変大きな効果があることはよく知られているところでありますが それ以外にも酢洗い,酢漬けそしてまな板を拭くなどして 防腐,静菌効果があることも経験上よく知られているところであります。
今日は料理研究家の小田真規子先生に 夏場の酢料理というテーマで 幾つかのレシピをご紹介していただきます。
先ずは疲労回復効果です。
疲れた時に必要なのは 消耗した筋肉や肝臓を回復させるグリコーゲンです。
このグリコーゲンの基となるのは 糖分でありますが この糖分と一緒に酢を摂ることをお勧めします。
酢の酢酸がグリコーゲンの回復を促進させるからであります。
それではこの疲労回復メニューをご紹介しますと 先ずはエビ,アボガド,オクラの炒め物であります。
エリンギ,長ネギを加えて炒め 全体にトロミが付いたところで黒酢を加えます。
次はカルシウム吸収効果です。
現代人のミネラル摂取不足は宿命的かもしれませんが 酢には食材からカルシウムやマグネシウムといったミネラルを 効率よく溶出させる働きがあるのです。
ではこのミネラル吸収メニューを も一つご紹介しましょう。
骨付き鶏肉と根菜のサッパリ煮です。
先ずは鶏肉をフライパンで炒め 人参やレンコンといった根菜を加えて再度炒めます。
これに酢と水を1:1の割合で注ぎ煮立てます。
最後は減塩&血圧を上げない効果ですが 酢を加えれば味付けもカバーできて 必然的に減塩することになります。
ではこの減塩メニューもお一つご紹介しましょう。
ウナギと枝豆,胡瓜の散し寿司です。
これは解説抜きでも お解かりですね。

写真は最後のメニューです。
長丁場の夏と共存共栄の 酢を取り入れた料理のお話でした。

投稿者 Sugino : 2012年08月24日 01:41

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