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2012年06月30日

レバーの記憶

明日から焼肉店さまにおかれましては 生レバーの提供が規制されますね。
おおくのファンの方たちは 名残惜しそうに駆け込んでは食していたようでありますが この間にも中毒患者が発生したのはご存知の通りであります。
さて我が家に話題を移しますと 貧血症の私の祖母は 月に数回この豚レバーを食していました。
ニラレバー炒めのように炒める料理ではなく 只これだけを甘辛く煮た小鉢ものの一品であり 当然ながら私たちの食卓にも並んだのであります。
私はこれが最初大層苦手であったようなのですが これだけ頻繁に出されるに至り 自然に何の抵抗もなく食べられるようになったような記憶があります。
あの特有の臭みが原因ではないかと思っていますが 祖母も気遣って血抜きをコマメにしてくれたのでしょう。
そうしてその後は鶏レバーのモツ煮なども並ぶようになり これにはタップリ生姜を効かせていたように思いますが 遂に牛レバーが並んだ記憶には至っておりません。
この中でも最も臭いがきついため 祖母も遠慮していたのだと思われます。
今となっては牛レバーステーキなどの料理もあるのですから 一度は食してみたいと思っているのですが 食わず仕舞いで終わりそうです。
この牛レバー牛乳漬けにしておけば 臭みも取れ焼き色も綺麗に仕上がるそうですので如何でしょうか。
またバゲットのようなパンに塗って食べる レバーペーストなども自家製で出来ないものかと思うに至り 人の嗜好はこんなにも変わるものかと呆れている次第であります。

写真はニラレバー炒めです。

投稿者 Sugino : 2012年06月30日 05:59

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