« 深緑 丸大皿 | メイン | レバーの記憶 »

2012年06月29日

白ウリの酢の物

世界に600種を超えるといわれるウリ科の植物。
我が国でも古事記に登場するほどお付き合いの歴史は古く わが民族も古来より永く慣れ親しんできた野菜の一つであると言えますね。
瓜という大きなグループの中には スイカやメロンなどから 南瓜やキュウリや冬瓜に至るまで また瓢箪やヘチマや夕顔などをも含み 実に多彩な顔ぶれであります。
今日はその中の代表格ともいえる白ウリを使った これもまたポピュラーな料理で酢の物です。
浅漬け,奈良漬け,糠漬けなど 「漬けウリ」とも呼ばれる程 お漬物としても馴染み深いものでありますが 今日はその爽やかな色を活かして 初夏の小鉢一品と致しましょう。
先ずはサッと水洗いして タップリの塩を塗し摺りこみます。
次にフォークに刺して 熱湯にサッと潜らせ氷水にとります。
そして縦半分に切って種を除き薄切りにします。
その後 海水ほどの塩分の塩水(3%)に15分ほど浸け シンナリしてきたところで水気を充分に絞って下さい。
最後に酢,砂糖,薄口醤油,だし汁の合わせ酢で和え 食べる直前まで冷蔵庫に入れておきます。
盛り付けましたら ゴマとムラメ(紫芽:赤ジソの若芽)で飾りましょう。

盛り付けは清涼感のある吹墨小鉢 涼しげな一品となりました。

投稿者 Sugino : 2012年06月29日 00:21

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://www.sugino-toki.com/cgi-bin/mt/mt-tb.cgi/2357

コメント

コメントしてください




保存しますか?