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2012年06月20日

長三郎ブランド

梅雨をドッキングさせた大雨台風でしたが 皆様のお宅はご無事でしたでしょうか。
当地もあの伊勢湾台風を経験しており 被災された方々に心よりお見舞い申し上げます。
さて今日は新茶が巷間出回る季節を迎えておりますので お茶(茶器)の話題を一つご紹介申し上げます。
常滑焼は平安末期に始まったといわれておりますから凡そ千年の歴史を持ち 我が国の六古窯(他は瀬戸,信楽,備前,越前,丹波)の一つに数えられています。
毎日の生活を営む上で必要な生活雑器の生産を行う中 この産地の特産品であります急須の生産につきましては 江戸末期から明治にかけて始まり 今では多くの伝統工芸士たちがその熟達した手技により 究極の急須を生み出すべく伝統工芸品づくりに励んでおられます。
そしてこの「長三郎」というのは常滑焼の新ブランドでありまして 明治の初めこの常滑焼を産業として振興発展させた「伊那長三郎」の名を借り命名したものであります。
今後とも皆様にお届けするこの長三郎ブランドは 38年に亘って毎年開催されてきた公募展である「長三郎陶業展」において厳選入賞されたものばかりであり その名に恥じない常滑焼を代表するものであります。
どうぞこの常滑焼の「究極の手技」「造詣の美」「素材の魅力」をご堪能下さい。
色々な作品の中から 青峰窯の黒泥桜の茶器を選びました。
黒泥の器に別色のノタ土で「桜」を彩り シンプルながら存在感が感じられます。
湯呑は見込みにも桜が散らされています。

当地,万古焼の急須も 同様に伝統工芸品に挙げられています。
こちらも飲み比べながら ご愛用賜わりますようお願い申し上げます

投稿者 Sugino : 2012年06月20日 00:06

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