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2011年11月24日

バター

お話が少々堅苦しくなるかも知れません ご容赦下さい。
バターは牛乳から採った油脂でありまして 乳脂肪分が80%以上,水分が17%以下のものと 食品衛生法の規定に基づく表示名称であります。
私たちが真っ先に頭に浮かぶのは 食パンに塗ったトーストですが 洋風料理におきましては調理用脂となる他 風味や香り付けであったり 艶出しやコク付けそしてソースのベースや製菓用に等 調理での出番は極めて多いのです。
塩加減の調製できる無塩バターや 泡立てたホイップバターなど 国産品も良いものが沢山ありますが 空輸されてくる輸入品も多く 中には味の良さでファンを虜にした製品もあるようですね。
また主に調理用として使われるのであれば 12等分(約12g)に切り分けて冷蔵保存されるようお勧めします。
丁度大さじ一杯の分量で 計量しなくて済みますから。
ところで質問ですが 白い牛乳が原料のバターは何故黄色いのでしょうか。
それはカロチノイドという色素によるもので 乳牛の飼料としている青草に含まれていて その色素は牛乳の状態では脂肪球という粒子の中にあり 黄色く見えないのですが バターになるとこの脂肪球が破れて 色素が現れてしまうからなのです。
それにしましても原発事故は 農産物ばかりでなくこうした畜産物にまで影響を与え 深刻な状況は何時までも改善されていません。
どうぞこのような畜産家のためにも 一刻も早い手立てをと願うばかりです。

だからと言ってマーガリンに鞍替えされても同じこと 植物油などを原料にした加工油脂であるマーガリンですから これも100%安全だとは言い切れません。
貴方はバター派ですか それともマーガリン派。

投稿者 Sugino : 2011年11月24日 06:22

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