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2011年04月23日

木の芽

木の芽とは山椒の若芽(若葉)のことで 特有の芳香とほろ苦さを持ち 春の到来を告げる和食には香りそして彩りとして欠かせないものですね。
使う時には掌の上でポンポンと叩き 香りを際立たせてから 和え物,煮物,焼物などに添えたり 或いは吸い物の吸い口として使ったりします。
今日はこれを使って春の代表的な和え物 木の芽味噌をご紹介します。
茎は切り落として木の芽だけを使い 摺り鉢に入れてペースト状になるまで 丁寧にすり潰しましょう。
出来ましたらこれに白味噌を加えてもう一度摺り混ぜ お酒やみりんで溶き延ばします。
これで出来上がりですが 卵黄を加えて艶出ししても良いでしょう。
この木の芽味噌を使った和え物が木の芽和えで 具はやはり春の素材 独活やタケノコにイカなどがよく使われます。

果実は丸くて秋には成熟して赤くなり 口を開いて中の種子が見えるようになります。
(口を開かないものは 毒があるとされているのでご注意下さい)
噛むとしびれる様な辛味があり 香辛料や薬用として利用します。

投稿者 Sugino : 2011年04月23日 18:43

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