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2011年03月01日

お寿司について

もう雛節句の月なのですね。
信じられないほどのスピードですが 今日はその雛節句に合わせお寿司の話題とまいりましょう。
お寿司の原点はよく分りませんが 滋賀のフナ寿司に見られるように 魚の保存を目的に ご飯に漬け込んで発酵させたのではないかと言われています。
当時はこうして保存された魚だけが 食糧となっていたように書かれていますが ご飯の方はまさか捨てられたのではないでしょう。
江戸期に入り 酢や塩の保存性に気づいていた人たちが ご飯と魚を別々に調味して合わせて食べたのが 今の寿司の原点ではないかと言われています。
写真は薄焼き卵を使って 寿司飯を包んだ袱紗寿司です。
最後に 塩茹でした三つ葉で縛って仕上げています。
これを袱紗包みにしないで 茶巾のように絞れば茶巾寿司となりますし 更に端から千切りにして錦糸卵をつくり チラシ寿司の上に散らしても良いでしょう。
黄色の彩りに使われる卵ですので 煮物などの天盛にもよく利用されますね。

お寿司から卵へと話題が外れてしまいましたが このチラシ寿司や袱紗寿司,茶巾寿司のほか にぎりに押し寿司 巻き寿司に稲荷寿司とバリエーションも広がり 健康志向の世界的な流れもあって 世界各国で人気を博しているお寿司の話題でありました。

投稿者 Sugino : 2011年03月01日 05:28

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