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2011年01月15日

蒸し焼き陶珍菜

これまでも幾つかご紹介して参りました 伊賀焼の窯元,長谷製陶の新商品で 只今人気絶好調の蒸し鍋です。
一言で申しますと 伊賀の粗土と発熱する「スノコ」のコラボレーションで 食材の旨味をギュッと閉じ込め お料理をふわっとジューシーに仕上げる「蒸し鍋陶珍菜」です。
電子レンジ,直火と何れも使用可能ですが 今日は電子レンジ使用の調理過程をもう少し詳しくご説明することと致します。
先ずは鍋に収まった「発熱スノコ」でありますが 伊賀の土に施された発熱釉が 電子レンジのマイクロ波を吸収し 約3分で表面温度を300度以上まで上昇させます。 
これが食材に熱を加えると同時に 本体に吸収させた水分が熱蒸気化され 食材が蒸し物状態となり 旨味を閉じ込めて食材をジューシーに仕上げるのです。
亦このスノコ以外の本体はこれ程の高温にはなりませんので 食材から落ちた余分な脂分が煙となり難くなっている仕組みであります。
そしてこの鍋には上記の発熱スノコの他 竹べらにレシピが付属していますから ジューシー鶏手羽やホックリ鮭など 調理例もどうぞご参考になさって下さい。
サイズは径24.5cmの大と 21.5cmの小の二種類がございますが 大の方は一般家庭用電子レンジには収まり切らないと思われます。
亦この発熱スノコは径17cmで パーツ販売も致しておりますので精々ご利用賜わりますようお願い申し上げます。

この商品は写真では干物を調理している 手前の鍋です。

投稿者 Sugino : 2011年01月15日 03:32

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