2011年01月09日
骨蒸し
写真は平の蓋向を1寸ほど大きくした 8寸の骨蒸し用の蓋物です。
骨蒸しはご存知のように 鯛のお頭を二つに割り(2人前) 豆腐や椎茸と共に蒸した料理でありますが 盛りつける器もこれ位ございませんと 料理が蓋からはみ出してしまいます。
しかし現在では煮物用の蓋向も この平型は少なくなってしまいました。
最大の理由は提供するにも収納するにも 広い場所が必要だからであります。
料理屋さんにおかれての器としての代わりは 今は半分くらいのサイズ(直径は小さくなっても深さがあります)の煮物碗や円菓子碗が主流となっているのです。
因みに今絶好調のタジン鍋を使えば 兜蒸しなど調理と盛り付けの一器二用で この骨蒸しの器は不要となり しかも渕の余白がない分 一寸小さな平蓋サイズ(7寸)で盛り付けも可能です。
投稿者 Sugino : 2011年01月09日 03:26
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