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2010年12月20日

鶏のファルシー

詰め物料理のことを仏語ではファルシー 英語ではスタッフド・・・と呼んでいます。
今年のクリスマスメニューは この鶏一羽を使った「鶏のファルシー」で如何でしょうか。
器が鶏であるだけに 詰め物は使う鶏のレバーや砂肝以外 肉類は挽き肉程度にして椎茸やタマネギに栗などをふんだんに使います。
しかしこの詰め物 身体を割かずに詰めるには お尻の穴しかございません。
また骨も除かねばなりませんが 皆さんこれ出来ますか。
ふだん魚は平気で捌いている奥様でも 一寸こればかりはグロテスクで 躊躇なさるのではないでしょうか。
オーブンで焼く前には この詰め物の入り口をかがっておかねばなりませんしね。
例え平気だとしても焼き上げるまでに この鶏とかなり長時間格闘しなければならないでしょうね。
そして最後はどうもグチャグチャにしてしまいそうですし オーブンに入るかどうかも心配です。
何より私たちはプロのシェフの方々と違い 日常こうした動物性の食材は切り身で捌き 魚の姿造りのように一体を丸ごと使うという習慣に慣れていませんね。
どうしましょう 諦めますか。

我が家はどうも焼き鳥に替わりそうであります。

投稿者 Sugino : 2010年12月20日 04:56

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