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2010年07月20日

焼き茄子

偶然ですが昨日の続編のようになってしまいました。
揚げ物,煮物,炒め物,漬け物といろいろ調理される茄子ですが 今日は最もシンプルな焼き茄子です。
茄子につきましては 昨年もマーボー茄子のコラムでご紹介していますので そちらも参考にして下さい。
今まさに最盛期を迎えていますが 秋口まで美味しく戴ける食材ですね。
栄養面では然程期待できない野菜ですが 油をよく吸収し油との相性が良い食材で 元々はナスビと呼ばれていた物が 女房詞によって何時の間にか茄子となったようであります。
保存性が低い野菜ですので 鮮度はヘタの棘が硬くて触れると痛く 皮に艶があるものを選んで下さい。
先ず被る位の水に入れ(色出しされる方は焼きミョウバンを水に入れるか 私共では南部鉄の色出し茄子を扱っていますが この料理の場合は皮を剥いて盛り付けますので 全く必要ございません 皮の色で食欲が左右される茄子漬けなどには必要ですが) アク抜きをして下さい。
この際 揚げ物料理とされる場合は 油が撥ねて危険ですから水気をよく拭き取って下さい。
あとは皮ごと強火で皮が焦げる程度にこんがり焼き 皮を剥いて盛り付け 摺り生姜に削り節を添え 醤油をかけていただきます。
椀ダネにされる方もみえますが 私はこの何でもない焼き茄子は好物の一つです。

皮ごと焼くのは中が蒸し焼き状態になり 舌触りも柔らかく茄子の自然な甘味が味わえます。

投稿者 Sugino : 2010年07月20日 07:10

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