« サルサ | メイン | ほうとう »

2010年05月23日

ニョッキ

古代ローマ時代からあったとされる イタリアの伝統食であります。
尤もこの頃イタリアではジャガイモは存在しなかったので 当時は小麦粉のみを練ってつくっていたようでありますが これが今の手打ちパスタの原型ではないかと思われます。
今のニョッキの材料の主流はジャガイモでありますが 他カボチャやパンなどを材料に色々なバリエーションがあるようでございます。
先ずゆでたジャガイモを潰し これに小麦粉や牛乳そしてチーズなどを加えて練り 団子のように一口大にまとめます。
そしてこの団子をフォークの背に乗せ 指で押してフォークの痕を付け ソースが絡まり易くします。
これを茹でてパスタソースを絡めていただきますが スープやグラタンに入れて調理されることもあります。
見た目も満腹感を覚える料理であり 何故かは存じませんがもとよりイタリアでは 木曜日は栄養価の高い お腹に溜まる料理をつくることになっていたようなのです。
それで選ばれたのが このニョッキ。

これが全国的な習慣となり 「木曜日のニョッキ」という言葉まで生まれたそうであります。 

投稿者 Sugino : 2010年05月23日 04:31

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://www.sugino-toki.com/cgi-bin/mt/mt-tb.cgi/1680

コメント

コメントしてください




保存しますか?