« 乾物(切干大根) | メイン | 和紙コースターと箸レスト »

2010年05月19日

姿揚げ

鮭の仲間の鱒。
鱒にも何種か仲間がいますが 通常ただ単に鱒と言った場合は サクラマスかカラフトマスを指しているようであります。
他にもこの料理に使った虹鱒(身体全体には黒い斑点が 体側中央にはエラから尾びれにかけて一本の赤いラインが入っています。
鮭ほど脂身はなく 白身魚に近い味わいがあります。
日本での料理は 何といっても塩焼きが筆頭ですが ヨーロッパではフライやムニエルなど 数多くの料理に使用されています。
さて我が国では旅の楽しみの一つに その土地々々で駅弁という弁当がありますね。
移りゆく車窓の風景も然ることながら 土地の味覚を味わう駅弁を賞味できるのは それ以上の楽しみかも知れません。
以前 群馬・横川駅の「峠の釜めし」をご紹介しましたが こちらが東の横綱とすれば この鱒の薄い切り身をのせた富山の「ますのすし」など 西の横綱と呼ばれるに相応しい弁当ではないでしょうか。
さて本日は塩焼きではなく 小麦粉にコーンスターチと上新粉合わせて溶いた衣で 一尾ごとの姿揚げと致しました。
調理前に背開きにして骨を取っておいてから 揚げて下さい。

彩りと香り付けに あしらいは櫛型に切ったレモンとピーマンです。

投稿者 Sugino : 2010年05月19日 08:17

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://www.sugino-toki.com/cgi-bin/mt/mt-tb.cgi/1674

コメント

コメントしてください




保存しますか?