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2010年05月05日

コンニャク

この連休中に息子夫婦が嫁の実家である群馬に寄り 戴いて帰ったお土産の一つがこの刺身コンニャク。
写真は梅肉が付けダレのようですが お土産には辛子酢味噌がついています。
お好みで使い分けてみてください。
さてコンニャクが伝わったのは仏教伝来の頃と言われていますので 日本人にも可也古くから親しまれてきた食材であったようです。
原料となるのはコンニャクイモで 水を加えますと膨張する性質を持ち この加工法も一緒に中国より伝わったとされています。
皮ごと加工すれば黒コンニャク 皮を剥いて加工すれば白コンニャク 他写真のように刺身にして生で食べられるツルッとした刺身コンニャクなどがあります。
このコンニャクはアクが強いので 下茹でして取り除いてから調理しますが 味も浸み難い食材なので庖丁で切り分けないで 手で千切って表面積を広げ味を浸み易くします。
亦 3枚目の写真(イカ)のように 斜め格子状に細かい切れ込みを入れて調理する方法もあります。
理由は千切るのと同じです。

小鹿の斑模様に似ているところから この鹿の子切りの名がありますが イカの場合は写真のように加熱と同時に切り口が開いて 美しい模様になります。
このようなイカやコンニャクのように 味の浸み難い食材によく使われる調理法であります。

投稿者 Sugino : 2010年05月05日 05:27

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