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2010年05月02日

コハダ

成魚は体長30cm程にまでなりますが この魚も出世魚で5cm前後をシンコ(新子) 10cm前後をコハダ(小肌) 15cm位までをナカズミ そしてそれ以上になったものをコノシロと呼んでいます。
ニシンの仲間ですがサバと同じ青魚で 流通している殆どのものは江戸前の寿司ダネとなる 所謂光り物の代表的な魚であります。
お寿司屋さんでもトロと並んで人気の寿司ダネですが 三枚におろし小骨を抜いて塩をして酢締めと 結構仕込みに手間が掛かります。
シンコは初夏に コハダ,コノシロは晩秋から冬にかけてが旬となり 関西ではこの成魚を塩焼きとすることもあり 是もまた美味なのだそうであります。
この他 光り物の寿司ダネとしてアジやサバ サヨリにキスなどがありますが サヨリとキスにつきましては酢締めせず 殆ど生のまま使われているようであります。

この魚は出世魚とは名ばかりで(?) 寿司ダネという特性からか 出世するほど相場が下がるという不思議な魚です。

投稿者 Sugino : 2010年05月02日 01:18

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