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2010年02月22日

沖縄のタコライス

タコライスが沖縄でつくられたのは比較的新しく 前世紀の末頃だそうで郷土料理とは言えないかも知れませんが 県内ではいち早く学校給食に採用され また今や全国展開している外食産業までも このタコライスをメニューに加えるに至り もうすっかり全国版の名物料理となっています。
ご紹介の前に一言お断り申し上げますが このタコは海にいる軟体動物のタコではなく メキシコ料理のタコス(タコの複数形)のことであります。
沖縄料理は全般に中華や台湾料理の影響からか 豚一頭を頭から足の先まで余す所なく料理するため 豚肉を使った料理のバリエーションが多いのですが こちらは珍しくも沖縄発の米料理であります。
挽き肉,玉ネギ,ピーマン,ニンニクなどを シオ,コショウにチリパウダーで調味して炒めた タコミートと呼ばれる具を メキシコではこれをトルティーヤで巻いたり包んだりしますが こちら沖縄のタコライスは 皿に盛ったご飯の上に具をのせ 更にその上にチーズにレタスにトマトのスライスを順にのせ メキシコ同様サルサソースをかけて戴きます。
見た目も大変カラフルで 積み上げて盛り付けるため 可也ボリューム感のある一食となりますね。
こうしたつくり方から ドライカレーの一種とご理解戴けばよろしいかと存じます。
盛り付けの器は 写真のような渕高の大皿であれば結構でしょう。
実はこのタコライス 北海道に同名異質の料理が存在します。

ややこしい話でありますが こちらの料理はタコシャブなどの名物料理同様 海のタコが素材の料理であります。

投稿者 Sugino : 2010年02月22日 07:46

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