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2009年12月07日

仔牛肉

ヨーロッパの肉料理には 仔牛肉がよく使われます。
この仔牛肉の規定は 私自身キチンと理解している訳ではありませんので 言及することは憚られるのですが 一年未満とも10ヶ月未満とも言われているようであります。
取り分け乳離れしていない3ヶ月未満の仔牛肉は ヨーロッパ各国で夫々に特別な呼称を付けているほどで それ程に好まれた食材であるということが言えそうであります。
肉は淡いピンク色で 当然の事ながら柔らかくて脂肪も少なく そしてクセもなく仄かにミルクの香りがする 最高級の稀少肉であります。
専らローストビーフとされることが多いのですが 日本のトンカツのように揚げた料理でイタリアのコトレッタ 同じくイタリアの骨の髄まで味わうオッソブーコ それにソテー料理のサルティンボッカやピカタ フランスのクリーム煮であるブランケット・ドゥ・ヴォーなど 皆さん一度味わったら忘れられない味なのでしょう。
ヨーロッパでは欠かすことの出来ない 贅沢な食材であります。

日本でも輸入され流通していますが 殆どがフレンチやイタリアンのレストラン向けとなっています。

投稿者 Sugino : 2009年12月07日 06:37

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