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2009年11月14日

サフラン

あやめ科の多年草ですが 乾燥させた雌しべ(紅色)は水に溶かすと鮮やかな黄色となり 料理などにも良く利用されるスパイスです。
独特の風味があり 最近ではサフランティーも人気がありますが 南仏のブイヤベースにスペインのパエリア それにインドのサフランライスなどには 欠かせない香辛料となっています。
何れも熱湯で色だししてから使用します。
この雌しべは番紅花(ばんこうか)とも呼ばれ 生薬としても販売されていますが 通常の食事から摂取する程度なら兎も角 12gで死に至ると言われていますので 大量摂取は厳禁です。
現在ではイランでの生産が最も多く 秋には可憐な花を咲かせます。

パンやケーキにも使われていますが ホワイトリカーに漬けたサフラン酒というのもあるようで 人の貪欲な叡智は留まるところを知らないようであります。

投稿者 Sugino : 2009年11月14日 02:56

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