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2009年09月22日

桧・書院弁当

料理の器の一つに蓋物があります。
蓋物につきましてはこれまで何度も申しましたように 保温という機能を果たすと同時に この器は中身が見えないだけに蓋を開ける楽しみをつくってくれます。
通常の幕の内の弁当箱もそうであるように 弁当箱には大抵蓋がついているものでありますが その主たる目的は中の料理の保全であります。
この弁当箱もそうに違いありませんが 蓋が上に被さっているのではなく 四角の側面の一角に切り込みが入れられ そこから左右に開きます。
開けますと三段になっていまして 上二段は開けると同時に中の料理が目に飛び込んでまいりますが 下の一段はご丁寧に更に引き出しに収まっていまして 「さて,何かな」とここでもう一度期待してしまう仕掛けとなっています。
サイズは13.5cmと15.5cmの二種類です。
何れもやや小振りの器ですが 美味しいものを少しづつ食べてみたいという方には お手頃な大きさです。
材質は木曽桧で クリアラッカー仕上げです。

少々気が早いようですが 運動会や紅葉狩りのお供に如何でしょうか。

投稿者 Sugino : 2009年09月22日 07:07

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